アコムの金利と利息(利子)の計算方法をFPが解説

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アコムの金利と利息(利子)の計算方法をFPが解説

「はじめてのアコム」でお馴染みの消費者金融アコムは、最短30分で即日融資も可能です。

「次の給料日まで生活費が厳しい」「ちょっとした用入りがあって今すぐお金を借りたい」といった緊急時でも、契約完了後、夜21時までに自動契約機「むじんくん」に来店すれば即日でカード発行も可能です。
※年中無休(年末年始は除く)

アコムカードの受け取りが済んだら、店舗内のアコムATMやセブン銀行ATMやローソン銀行ATMなどの提携コンビニATMにて現金の借り入れが可能です。

アコムのカードローンはテレビCMを積極的に放送しており、世間一般の知名度も高いため初めてのカードローンでアコムを選ぶ方は多いです。

また、はじめてアコムを利用される方に「30日間金利0円サービス」を実施しているので、キャッシング初心者の方にもお得にカードローンをご利用いただけます。

この記事では、アコムカードローンの基礎知識として、アコムの金利(貸付利率)と限度額について解説いたします。

アコムの借り入れを検討されている方だけではなく、申込前の最終チェックにもどうぞ!

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アコムの金利(貸付利率)と限度額

アコムの金利(利率)と限度額について解説いたします。

アコムの金利は実質年率3.0~18.0%

アコムの金利(貸付利率)は実質年率3.0%~18.0%の範囲内での契約となります。契約極度額が100万円以上の場合は実質年率3.0%~15.0%が適用されます。

消費者金融アコムの金利
カードローン金利
アコム3.0%~18.0%(実質年率)

消費者金融では利息制限法により契約極度額に応じた実質年率の上限が定められています。

利息制限法
利用限度額上限金利(実質年率)
10万円未満20.0%
10万円~100万円未満18.0%
100万円以上15.0%

実質年率とは、残高をベースとして利息を計算する「残債方式」で利息計算した年利のことです。

支払利息だけではなく、手数料や印紙代などすべての支払いの合計額を年率で換算したもので、ローン契約において実質年率とは「金利」に「保証料」を加えたものをいいます。

消費者金融では、金利は実質年率で表示するように貸金業法で定められています。

ローカルな街金融の場合ですと、限度額10万円未満の場合、上限金利20.0%が適用されることも多いのですが、アコム、アイフル、SMBCモビット等の大手消費者金融では実質年率18.0%が金利の上限として適用されます。

唯一、プロミスは上限金利が17.8%に設定されており、他社と比べて金利0.2%~2.2%お得です。

アコムと他社カードローンの金利と利息を比較
カードローン金利(実質年率)借入金額返済回数利息
アコム・アイフル・SMBCモビット18.0%5万円1回739円
10万円3回3,014円
30万円12回30,044円
プロミス17.8%5万円1回731円
10万円3回2,980円
30万円12回29,701円

とはいっても、30万円を1年間借り入れしたとしても利息総額で300円程度しか違いはありません。

アコムの限度額は最高800万円

アコムの限度額は最高800万円まで。

アコムの限度額
カードローン利用限度額
アコム最高800万円

アコムの利用限度額は最高800万円まで、融資額は1万円から選択が可能です。消費者金融は数万円単位で小回りが利きますが、銀行カードローンだと限度額は最低10万円からです。

例えば、次の給料日までの生活費として3万円だけ借りたい場合、銀行カードローンだと、限度額10万円の範囲内で自由に借り入れできてしまうので、必要ないのについつい使い過ぎてしまう可能性があります。

アコムなら限度額3万円に設定することができるので、必要な分だけお金を借りられます。

最低金利3.0%は限度額800万円が条件

アコムのカードローンに申し込みして、金利がいくらになるのか気になる方は多いかと思います。

銀行カードローンは、公式サイトで限度額に応じた金利(貸付利率)が一覧で見ることができますが、消費者金融にはありません。

アコムの金利は審査に応じて決まるので、融資額や適用金利は実際に審査を受けてみなければ分かりません。

信用情報や属性によっては、アコムの上限金利18.0%よりも好条件で借り入れできる可能性もあるかもしれませんが、初めてアコムを利用される方の場合は、初回の利用限度額は100万円未満になるケースがほとんどなので、限度額50万円以下の場合は基本的に金利18.0%が適用されることになります。

下限金利は3.0%と、かなり低金利のように思いますが、金利3.0%が適用されるのは限度額が800万円に設定された場合に限りますので、かなりハードルは高いです。

アコムの金利を引き下げる一番の近道は、アコムカードローンの利用可能金額と利用限度額の変更をすることです。

諸説ありますが、返済実績が良好であれば約6ヵ月程度で「利用限度額の増額申し込み」ができます。

また、利用者の中には契約から3ヵ月程度でアコムから極度額の変更申込みに関するメールが届くこともあります。

アコムの利用限度額を増額するには、新規申込時と同様に増額の審査が行われます。この増額審査に通らないと増額してもらえませんし、最悪の場合だと、逆に限度額を減額されることがあり、追加の借り入れが停止される可能性もあるので注意してくださいね。

アコムの金利と限度額を比較

アコムの金利(利率)と限度額を他社と比較してみましょう。

アコムの金利と限度額を比較
カードローン金利(年率)借入限度額(契約極度額)
消費者金融アコム3.0%~18.0%1万円~800万円
アイフル3.0%~18.0%最大800万円
プロミス4.5%~17.8%1万円~500万円
SMBCモビット3.0%~18.0%1万円~800万円
レイク4.5%~18.0%1万円~500万円
銀行みずほ銀行カードローン2.0%~14.0%10万円~800万円
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」1.8%~14.6%10万円~500万円
三井住友銀行カードローン4.0%~14.5%10万円~800万円
りそな銀行「りそなプレミアムカードローン」3.5%~12.475%30万円~800万円
楽天銀行スーパーローン1.9%~14.5%10万円~800万円
住信SBIネット銀行カードローン1.59%~14.79%10万円~1,200万円
オリックス銀行カードローン1.7%〜14.8%最高800万円
auじぶん銀行カードローン「じぶんローン」1.7%~17.5%10万円~800万円
PayPay銀行カードローン2.5%~18.0%10万円~1,000万円
ソニー銀行カードローン2.5%~13.8%10万円~800万円
イオン銀行カードローン3.8%~13.8%10万円~800万円
セブン銀行カードローン14.0%~15.0%10万円~100万円

消費者金融に限定すると、プロミスの上限金利は年17.8%となっており、他社と比べて0.2%お得です。

アコムの金利と銀行カードローンの金利と比較した場合、金利の高さがネックになりますが、アコムには一定期間の金利が0円になるお得なサービスを実施しています。

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アコムの金利や利息のシミュレーション

アコムのカードローンは金利が高いのでデメリットに感じる方は多いかと思います。利息の支払いは少しでも抑えたいですからね。

アコムの金利は銀行カードローンと比べて利息額でどのくらい差があるのか?実際にシミュレーションしてみました。

アコムの利息シミュレーション
商品金利(年率)借入金額返済回数利息総額
アコム18.0%5万円1回739円
3回1,506円
10万円3回3,014円
6回5,312円
30万円12回30,044円
24回59,441円
みずほ銀行カードローン12.0%5万円1回575円
3回1,170円
10万円3回2,341円
6回4,119円
30万円12回23,228円
24回45,683円
三井住友銀行カードローン14.5%5万円1回595円
3回1,212円
10万円3回2,425円
6回4,269円
30万円12回24,076円
24回47,386円
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」14.6%5万円1回600円
3回1,221円
10万円3回2,442円
6回4,297円
30万円12回24,244円
24回47,723円

アコムの金利は高いのですが、数万円程度の短期利用であれば銀行カードローンとの差は小さいです。

まとまった資金が必要で、かつ融資まで多少時間がかかって良いという場合には銀行カードローンを選択するのも有りです。

金利の高さにデメリットを感じることもあるかと思いますが、アコムのカードローンは、申し込みから最短30分で即日融資も可能ですので、金利よりも借り入れまでのスピードを重視したい場合には、アコムのカードローンがおすすめです。

アコムは最大30日間金利0円

金利の高さはデメリットですが、アコムでは、初めてアコムを利用される方に最大30日間の金利0円サービスを実施中です。

アコムの「30日間金利0円サービス」とは、契約日の翌日から30日間の金利が0円になるお得なサービスです。

30日間金利0円サービスの利用条件は「アコムでのご契約がはじめての方」です。

アコムの金利0円サービスはどのくらいお得?

アコム「30日間金利0円サービス」の利用条件はハードルが高くないので、誰にでも利用できるサービスとなっています。

「30日間金利0円サービス」を上手く活用すれば、銀行カードローンよりも利息がお得になります。

実際にアコムの金利0円サービスを活用してどのくらい利息がお得になるのかシミュレーションしてみました。

まず、無利息期間30日以内の返済であれば、例え50万円借りたとしても金利・利息は共に0円です。

アコムカードローンは30日間金利0円
金利(実質年率)借入金額借入期間利息
18.0%1万円30日0円
10万円
50万円

30日間金利0円サービスを、「30日間しか金利0円にならないサービス」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、借入金額や借入期間によっては銀行カードローンよりも利息を小さく抑えることができます。

アコム無利息サービスの利息シミュレーション
カードローン金利(年率)借入金額返済回数利息
アコム18.0%5万円3回731円
10万円6回3,542円
20万円12回15,562円
30万円12回23,861円
みずほ銀行カードローン14.0%5万円3回1,170円
10万円6回4,119円
20万円12回15,485円
30万円12回23,228円
三井住友銀行カードローン14.5%5万円3回1,212円
10万円6回4,269円
20万円12回16,047円
30万円12回24,076円
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」14.6%5万円3回1,221円
10万円6回4,297円
20万円12回16,160円
30万円12回24,244円

30日間以内に返済するのであれば金利と利息がタダとなり、借入金額と借入期間によっては、支払利息の総額が銀行カードローンよりもお得になります。

アコムは高額融資の長期返済プランには向いていませんが、30日間金利0円サービスを活用した短期の少額借入れに強いです。

参照30日間金利0円|アコムのキャッシング・カードローン

まとめ

消費者金融アコムのカードローンは、新規申込者数や利用者数が消費者金融の中でNo1!人気知名度の高さから初めてならアコムを選ぶ方は多いです。

アコムの金利は高いですが、初回限定の30日間金利0円サービスを上手に活用すれば、金利に優れた銀行カードローンよりも利息の負担が軽くなります。

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この記事の執筆者

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知って得するお金の情報サイト「知っ得!カードローン」の運営者です。キャッシング専門ライターとして活動を始めてから、今年で6年目になります。貸金業務取扱主任者資格、ファイナンシャル・プランニング技能検定2級(FP)、日商簿記検定2級に合格。生活困窮者や自己破産者を救いたい一心で記事を書いています。