アコムの返済方法にはどんな返し方がある?

アコムには5つの返済方法があり、個人のライフスタイルに合わせた返し方を選ぶことができます。自分にとって一番利便性の高い返し方を選ぶといいでしょう。
しかし、アコムの返済方法にもそれぞれメリットやデメリットがあるため、それらを考慮したうえで決定したほうがおすすめです。
また、返済金額にしても、アコムの最低返済額にこだわった返済だけに固執すると、思わぬ額の利息を支払いことにもなりかねません。
この記事では、アコムの返済方法の種類や賢い返し方について解説します。
これからアコムの申し込みを検討している人も、すでに借り入れを利用中の人も、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- アコムの返済方法の種類
- アコムの返済日
- アコムの返済額
- アコムの賢い返し方
アコムの返し方(返済方法)
カードローンの利用法となれば、どうしても借入ばかりに目が行きますが、アコムを継続して利用するために一番重要なのが返済です。
毎月決められた日に返済しておかないと、いつまで経っても利用条件は良くなりませんし、逆に借入上限額を減額されたり、利用停止となる可能性もあります。
そこでよく考えてもらいたいのが返済方法についてです。自身にとって一番利便性の高い返済方法を選んで、返済遅れのないよう確実な返済を心がける必要があるでしょう。
アコムの返済方法は下記のとおりです。
- インターネット返済
- 振込
- 口座振替(自動引き落とし)
- ATM返済
アコムの返済は上記いずれかの方法で行うことになりますが、一番利便性が高く、自分に合った返済方法を見つけるためには、各返済方法の特徴をよく把握する必要があるでしょう。
それでは、これらのアコム返済方法について詳しく見ていくことにしましょう。
インターネット返済
近年、利用者が増加傾向にあるのがインターネット返済です。
一番利用者が多いのは、後述するATM返済ですが、下記3つのメリットが評価されてか、年々利用者が増えている注目の返済方法といえるでしょう。
- 返済手数料が無料
- 24時間いつでも、どこからでも返済可能
- 土日祝日も返済が可能
それでは、アコムのインターネット返済の特徴について見ていくことにしましょう。
インターネット返済の手続き方法は2つ
インターネット返済は、その名のとおり、パソコンやスマートフォンからインターネット経由で返済する方法ですが、アコムの場合には、下記2つの方法から選ぶことができます。
- アコム会員メニュー
- インターネットバンキング
両方とも利用している金融機関の口座から、アコムの指定口座へ入金する点は同じですが、インターネットバンキング利用者かどうかで、返済手続きの方法が異なります。
アコム会員メニューで返済する
インターネットバンキングを利用していない人が、インターネット返済を行う際に利用する手続き方法となります。
アコム会員メニューによる返済手続きの流れは下記のとおりです。
- アコムの会員メニューにログイン
- ログイン後、画面上部にある「MENU」ボタンから「インターネットでのご返済」を選択し、クリック
- 次の画面で「返済口座」を選択
- 返済金額を入力して「確認」をクリック
- 返済内容を確認して、問題なければ「実行」をクリック
- 返済完了
インターネットバンキングで返済する
インターネットバンキングを利用して返済したい人のための返済手続き方法となります。
インターネットバンキングによる返済手続きの流れは下記のとおりです。
- 利用しているインターネットバンキングにログイン
- 決済口座を指定して「支払実行」
- 返済完了
こちらは通常のインターネットバンキングの利用方法ですから、普段からネットバンキングを利用している人には、今さら説明知する必要はないでしょう。
インターネット返済が利用できる金融機関
アコムのインターネット返済を利用する場合には、事前にアコムが指定するインターネット返済が可能な金融機関にてインターネットバンキングの契約が必要です。
アコムのインターネット返済に対応している金融機関の数は下記のとおりです。
金融機関 | 数 |
---|---|
銀行 | 94 |
信用金庫 | 242 |
信用組合 | 40 |
まずは自分の利用している口座が、アコムのインターネット返済に対応している金融機関かを、下記のアコム公式サイトで確認してみるようにしましょう。
アコムのインターネット返済はPay-easy(ペイジー)
ここまでの説明で、24時間振込対応している銀行でもないのに、なんでアコムのインターネット返済は24時間返済ができるのだろうと、不思議に思った人もいるのではないでしょうか。
実はアコムのインターネット返済が土日祝日を含め24時間対応しているのは、Pay-easy(ペイジー)を利用しているからです。
Pay-easy(ペイジー)とは、金融機関と収納機関をネットワークで結び、24時間いつでもどこからでもスマホやパソコン等を使って、返済可能とした支払い手段を指します。
よって、アコムのインターネット返済が24時間いつでもすぐに利用できるのは、このPay-easy(ペイジー)が使える金融機関だからというわけです。
アコムのインターネット返済の利用条件
アコムのインターネット返済は、原則24時間いつでも、土日祝日関係なく利用できますが、下記の時間帯はメンテナンス等により利用できません。その日時は下記のとおりです。
- 毎週月曜日:1:00~5:00
- 毎月第3日曜日:0:00~5:30(6月と9月は0:00~6:00)
- 1月1日20:00~1月2日6:00
- その他、各金融機関メンテナンス日
金融機関ごとに利用停止日時はそれぞれ異なるので、自分が利用している金融機関のHPで確認しておくようにしてください。
振込・口座振替(自動引き落とし)で返済
次はアコムの銀行振込と口座振替(自動引き落とし)の返済方法について説明します。
銀行振込はキャッシュカードを使ってATMから振込ができるので、以前のように窓口を利用する必要がないため、面倒はありませんが、手数料がかかるので、あまりおすすめできる返済方法ではありません。
その点、口座振替(自動引き落とし)ならば、手数料がかからない上、返済日に自動で引き落とししてくれるので、返済忘れを回避できるという2つのメリットがあります。メリット面から考えれば断然、口座振替(自動引き落とし)のほうがおすすめです。
それではこれら2つの返済方法について、詳しく見ていくことにしましょう。
アコムの指定銀行口座へ振込で返済
振込による返済の場合、その振込先はアコムが指定している銀行口座となります。
- 振込口座:三菱UFJ銀行きさらぎ支店
- 名義人:アコム(株)
ただし、口座は利用者によって異なるので、返済前に会員メニューにログインし、「返済時の振込入金口座照会」で確認する必要があります。
利用時には別途、銀行指定の振込手数料がかかるので、その点はよく覚えておきましょう。
振込みで返済される際の注意点
金融機関の営業時間外(土日祝日や年末年始など)に振込返済した場合には、翌営業日に返済処理が行われます。
発生利息については、返済日が反映されるため問題ありませんが、返済処理が完了するまで、借入ができない場合があるので注意が必要です。
こういったデメリットを回避したいのであれば、24時間、土日祝日でも返済が可能なインターネット返済を利用しましょう。
また、契約時に明細書の送付を希望している場合、後日、取引明細書が送付されます。
関係書類の送付が必要ない場合には、申込時に書面の受取方法に「アコムホームページで確認」を選んでください。
現在、送付希望にされている方は、アコムの会員メニューで電磁交付の承諾手続きを行えば、取引明細書の送付をストップできます。
取引明細書の送付が気になる人は、早めにこの処理を済ませておくといいでしょう。
口座振替(自動引き落とし)で返済
口座振替(自動引き落とし)による返済のメリットは先に説明した通りですが、口座振替(自動引き落とし)による返済を選択した場合、反映されるまでに2ヵ月~3ヵ月の期間が必要になります。
その期間内は、他の返済方法で返済する必要があるので、よく覚えておきましょう。
また、口座振替(自動引き落とし)に指定した銀行口座によって、引き落としの名義が異なります。
- ゆうちょ銀行:SMBC自払
- ゆうちょ銀行以外:SMBC(ACサービス)
口座振替(自動引き落とし)で返済される際の注意点
口座振替(自動引き落とし)による返済が開始される時期は、アコムから一切の連絡は入りません。
2ヵ月が経過した時点で、下記連絡先へ電話して確認することをおすすめします。
<アコム総合カードローンデスク>
電話番号:0120‐629‐215
利用可能時間:平日9:00~18:00
アコムの口座振替(自動引き落とし)の引落とし日は毎月6日ですが、金融機関が休業する土日祝日と年末年始が返済日に当たる場合は、金融機関の翌営業が引落とし日になります。
また、一部金融機関ではアコムの口座振替(自動引き落とし)として利用できないので注意してください。
アコムATMで返済
現在、一番利便性の高い返済方法として多くの契約者が利用しているATM返済ですが、利用するなら後述する提携ATMよりも、このアコムATMがおすすめです。
筆者がおすすめする一番の理由は、ATM手数料が無料な上、年中無休で24時間利用できる点です。
設置場所も駅前などの人が密集するところに多く、何といっても稼働台数が全国56,128台(2018年3月現在)と多いため、アコムATMを探して回る必要がありません。
アコムATM返済の注意点
先ほどアコムATMは探して回る必要はないといいましたが、コンビニのように目立つ建物ではないので、自分の行動範囲内でどこにアコムATMがあるのかは押さえておくことをおすすめします。
アコムATMは下記の公式サイトから検索可能です。
どこにアコムATMが設置されているのかを確認しておきましょう。
また、アコムATMは基本的に年中無休で24時間の利用が可能ですが、一部対応していない店舗があります。そしてシステムメンテナンスのため、毎週月曜の1時~5時30分は利用停止になるのでよく覚えておいてください。
提携ATMで返済
アコムの返済方法でおそらく一番多く利用されているのが、この提携ATMからの返済でしょう。
特にコンビニATMはコンビニ出店数が多いうえ買い物ついでに返済できるため、最も利便性の高い返済方法といえるかもしれませんね。
しかし、この提携ATMの返済で一番のデメリットとなるのがATMの利用手数料です。
借入金額 | 手数料(税込み) |
---|---|
1万円以下 | 110円 |
1万円超え | 220円 |
上記のように、返済金額に応じて手数料が発生します。
返済は毎月1回なので、大きな出費とはならないでしょうが、アコムのカードローン取引を継続するならば、将来的に蓄積された額を考えれば無視することはできません。ちりも積もればなんとやらといった具合です。
特に借入も返済も提携ATMからという人は、よく検討する必要があるでしょう。
提携ATM返済の注意点
アコムの提携ATMで返済するときに、一番重要になるのが、提携先のATMの把握です。
近年のカードローンはコンビニATMとの提携が充実しているので、有名どころであれば、まず利用可能と考えていいでしょう。
これはアコムも同様で、下記のとおり提携先は充実しています。
コンビニ | 金融機関 |
---|---|
セブンイレブン | 三菱UFJ銀行 |
ローソン | イオン銀行 |
ナチュラルローソン | 北海道銀行 |
ファミリーマート | 北陸銀行 |
サークルKサンクス | 東京スター銀行 |
ミニストップ | 八十二銀行 |
ポプラ | 第三銀行 |
デイリーヤマザキ | 広島銀行 |
セーブオン | 西日本シティ銀行 |
セイコーマート | 福岡銀行 |
コミュニティストア | 親和銀行 |
アンスリー | 熊本銀行 |
ニューデイズ | クレディセゾン |
お住まいの地域によっては、金融機関の提携ATMも押さえておけばさらにアコムの提携ATMを有効利用することができるでしょう。
しかし、先ほどのアコムATMと同様に、アコムのシステムメンテナンスが行われる、毎週月曜日の1時~5時30の間は利用停止となるので注意が必要です。
それに加えて各コンビニや各金融機関もシステムメンテナンスが定期的に行われるので、利用することが多い提携ATMの利用停止日時を、HP等で確認しておくことをおすすめします。
また、提携ATMに限らず、ATMで返済する際には、約定返済額よりも多めの返済を行うことになってしまいます。
アコムATMとセブン銀行ATM(セブンイレブン等)ならば、1,000円単位で返済できますが、その他の提携ATMは10,000円単位の返済となるので、この点はよく覚えておきましょう。
アコムの返済日
アコムの返済日は「35日ごと」「毎月指定期日」の2つから任意で選択することができます。
- 35日ごと
- 毎月指定期日
それぞれにメリット・デメリットはありますが、アコムに初めて申し込んだ場合は、返済日で「35日ごと」を選択するようにしましょう。
それでは、これら2つの返済方法について、詳しく説明しておきます。
35日ごと
この返済日を選ぶと、次回の返済日が前回の返済日の翌日から数えて、35日後に設定されます。
「毎月指定期日」よりも返済期間を長めに設定できますが、下記のようなデメリットがあるので、返済には注意が必要です。
- 返済日が毎月変わるので、返済忘れをしてしまう可能性がある
- 返済期日以前に返済すると、次回の返済期間が短くなってしまう
後述するアコムのeメールサービスを利用すれば、返済忘れを回避することは可能です。
ですが期日前に返済する際には、次回の返済に影響がないかを、よく考えてからにしてください。
なお、初回の返済日は、初回借入時の翌日から35日後となるので、これもあわせて覚えておきましょう。
毎月指定期日
返済日で毎月指定期日を選択すると、利用者が任意で返済期日を設定することができます。
利用者の給与日にあわせて都合のいい日を設定できるうえ、「35日ごと」とは違い、返済期日が変わらないため、うっかり返済忘れが起きにくいというメリットがあります。
返済遅れが気になる人なら、この「毎月指定期日」のほうが「35日ごと」よりもおすすめです。
しかし、「35日ごと」では返済期日より15日以上前に返済すると約定返済とはならず、繰り越し返済扱いとなるので注意が必要です。
繰り越し返済扱いとなれば、もう一度返済する必要が出てくるので、返済時期にはくれぐれも注意するようにしてください。
口座振替(自動引き落とし)の返済日
口座振替(自動引き落とし)の返済を選んだ場合は、返済日を選択することはできません。
毎月20日締めで、翌月の6日に自動引き落としとなります。この点は誤解のないように、よく覚えておきましょう。
返済日は「毎月指定期日」のほうが利息がお得
銀行カードローンは低金利という声もありますが、銀行にしろ消費者金融にしろ、カードローン金利は他のローン商品よりも格段に割高なのが実情です。
よって、賢くカードローンを利用するには、なるべく利息を抑えるための工夫が必要になってきます。
その点において、支払利息を抑えたいのであれば、「毎月指定期日」を選ぶといいでしょう。
「毎月指定期日」と「35日ごと」で、総支払利息にどれくらいの差が出るのかを、下記の条件でシミュレーションしてみました。
返済日 | 総支払利息 |
---|---|
35日ごと | 21,494円 |
毎月指定期日 | 19,443円 |
「35日ごと」のほうが返済期間が長いため、そのぶん支払利息が高くなりました。
支払利息を抑えたいのであれば、「30日間金利0円サービス」を受けた後、「毎月指定期日」に変更することをおすすめします。
アコムの返済金額
アコムに限らず、カードローンの返済額は、借入額に応じた最低返済額が設定されています。つまり、この最低返済額が毎月の約定返済額となるのです。
約定返済額は、返済負担が少ない最低額が設定されているので、利用者にとっては返済の負担を軽減できるというメリットがあります。
しかし、この最低返済額には注意が必要です。返済負担が少ないからといって、それに甘んじていると、最終的には「こんなに利息を支払っていたのか!」ということにもなりかねません。
ここではアコムの最低返済額のカラクリについて説明します。
最小返済金額の危険性
最低返済額は毎月の返済負担が抑えられるというメリットはありますが、これは裏を返せば、その分、返済期間が長くなることを意味します。
アコムで10万円を借入し、最低返済額が5,000円だった場合、単純計算で返済回数を求めると20回です。しかし、返済額を倍の10,000円にすれば返済額は10回となることからも明白ですよね。
そして、ここでよく理解しておいてもらいたいのが、返済回数が及ぼす支払利息への影響です。では実際に支払利息にどれくらいの差が出るのかをシミュレーションしてみます。
返済回数 | 返済金額 | 総支払利息 |
---|---|---|
24回 | 5,000円 | 19,772円 |
11回 | 10,000円 | 9,158円 |
上記の結果を見れば、返済回数が支払利息に与える影響が、いかに大きいかがお分かりいただけるでしょう。
アコムの最低返済額はメリットもありますが、利息支払額が大幅に増額されるという危険性をはらんでいることは明白です。
メリットがデメリットにもなっている点を、よく理解しておいてくださいね。
アコムの返済方式は定率リボルビング方式
返済額の決定には、下記のような返済方式が用いられています。
- 定率リボルビング方式
- 借入後残高スライドリボルビング方式
- 残高スライドリボルビング方式
- 定額リボルビング方式
返済方式とは、毎月の返済額を決定するためのルールのようなものだと考えてもらえばいいでしょう。
アコムの場合は定率リボルビング方式が用いられているのですが、実はどの返済方式が用いられるかで、支払利息に大きく影響してくることになるので注意が必要です。
定率リボルビング方式は、借入残高に決まった割合を掛けることで、毎月の返済額を決定するのですが、アコムの場合は下記のように、借入上限額に応じて決められています。
借入限度額 | 一定の割合 |
---|---|
30万円以下 | 借入残高の4.2%以上 |
30万円超~100万円以下 | 借入残高の3.0%以上 |
100万円超 | 借入残高の3.0%以上 |
借入金額の2.5%以上 | |
借入金額の2.0%以上 | |
借入金額の1.5%以上 |
例えば借入上限額が30万円で、10万円の借入をしたときの初回返済額は下記のとおりです。
計算例
10万円×4.2%=4,200円
アコムの返済では1,000円未満は繰り上げとなるので、返済額は5,000円となるわけです。
この定率リボルビング方式の一番のメリットは、毎月の返済額を低く抑えられる点ですが、先の最低返済額はこの定率リボルビング方式によって決定されています。
つまり、毎月の返済額を抑えることができるメリットと、返済期間が長期化するデメリットは、元を正せば、アコムが採用しているこの定率リボルビング方式が原因となっているというわけです。
アコムはこの定率リボルビング方式を採用しているので、この月額決定方法から逃れることはできません。
よって、アコムを利用する際には、返済時に発生するこのメリット・デメリットを念頭に置き、できるだけ支払利息を抑えるための対策が必要になってくるでしょう。
次回の返済額の確認方法
アコムの最低返済額は最終借入時の借入残高を元に決定されます。基本的には借入後に追加借入さえしなければ、月々の返済額が変わることはありません。
ですがアコム利用者の中には、定期的に追加借入を繰り返すという人が少なくないのが実情です。となれば次回の返済額がいくらになるのか、確認しておく必要があるでしょう。
アコムの次回返済額は下記のいずれかの方法で確認できます。
- 会員ページ
- 音声自動応答サービス(アコムプッシュホンサービス)
- コールセンター
上記の中で一番簡単だと思う方法で確認するようにしてください。
また、eメールサービスに登録しておけば、下記のタイミングで返済額と返済日をメールで知らせてもらうことが可能です。
- 返済期日の3日前
- 返済期日の当日
アコムで返済忘れをしないためにも、eメールサービスに登録しておくことをおすすめします。
繰り上げ返済で支払利息を減らそう
ここまでの説明でアコムの最低返済額だけに頼った返済が、いかに多くの支払利息を生み出すのかは理解してもらえたかと思います。
では、アコムを利用する際に、できるだけ支払利息を抑えるには、どのような対策を講じればいいのでしょうか。そこでおすすめしたいのが繰り上げ返済です。
繰り上げ返済とは、毎月の最低返済額とは別に、追加で返済することを指すのですが、繰り越し返済では、返済額すべてが元金返済に回されるので、確実に元金を減らすことができます。
元金返済が進めば、その分だけ返済期間を短縮することができるので、同時に発生利息を抑えられ、最終的に支払う利息総額も減額できるというわけです。
最低返済額の返済で手一杯という場合には無理する必要はありませんが、お金に余裕があるときには繰り上げ返済をすることをおすすめします。
では実際にこの繰り上げ返済がどれくらい支払利息の減額に効果があるのかを見てみましょう。
繰り上げ返済の効果
繰り上げ返済の効果を計るために、下記の条件でシミュレーションします。
条件
借入金額:100万円
金利:年15.0%
返済額:30,000円
こちらの条件で、ボーナス月に10万円の繰り上げ返済をした場合と、しない場合のシミュレーション結果は下記のようになります。
ボーナス払い | あり | なし |
---|---|---|
返済回数 | 31回 | 44回 |
返済総額 | 1,216,917円 | 1,307,775円 |
支払利息 | 216,917円 | 307,775円 |
確実に返済回数が減り、支払利息も減額できていることがわかります。
今回はボーナス払いによる繰り越し返済だけですが、お金に余裕があるときに繰り上げ返済をすれば、さらに高い効果が期待できます。
賢くアコムを利用するためにも、余裕があるときには繰り上げ返済をすることをおすすめします。
アコムを返済できないときの対処法
急な出費がかさんで、今月のアコム返済に充てるお金がない。
そんなときに利用してもらいたいのが、下記の対処法です。
- 利息のみを返済する
- 返済日を延期する
そのまま放置していれば、アコムからの督促が始まりますし、返済が遅れると個人信用情報にも影響が出るため、以降の金融機関との金銭取引に悪影響を及ぼすことにもなりかねません。
放置するくらいならば、これらどちらかの方法を利用して、対処することをおすすめします。
しかし、度重なる遅延があるなど、返済に問題を抱えている人は、たとえ相談したとしても受け付けてくれない可能性もあります。
いざというときに頼りになる対処法ではありますが、利用できるのは返済に問題を抱えていない利用者限定です。この点はしっかりと頭に置いておきましょう。
それでは、アコムの返済ができない時の2つの対処法について簡単に説明します。
利息のみを返済する
アコムに相談すれば、利息だけの返済を認めてくれます。しかも、利息だけの返済でも遅延とはみなされないので、個人信用情報にも悪影響を及ぼすことはありません。
返済できないときは下記コールセンターへ連絡して、その旨を相談するようにしましょう。
<アコム総合カードローンデスク(担当者受付)>
電話番号:0120‐629‐215
受付時間:平日9:00~18:00
返済日を延期する
アコムの返済日前ならば、下記いずれかの方法で、最大30日間、返済期日を延期することも可能です。
- アコムプッシュホンサービス(自動音声)
- アコム総合カードローンデスク(担当者受付)
- アコム会員ページ
しかし、この方法を利用する際には注意が必要です。返済期日を延長しても、それが次回の返済期日に影響することはありません。
30日延期すれば、支払いが重なることになってしまいます。この点はよく覚えておいてくださいね。
無理のない返済プランでアコムを賢く利用しよう
アコムに限らず、カードローンは借入限度額内ならば繰り返し自由に借入できるため、過度な借入をする人も少なくありません。そうなれば返済負担が大きくなり、返済不能に陥ってしまう可能性が高くなってしまいます。そうならないためにも余裕をもって返済できる借入を心がける必要があるでしょう。
アコムは「最短即日融資も可能」なうえ、「30日間金利0円サービス」を受けることができます。よって、計画立てた借り入れを心がければ、最大30日間も利息を支払うことなくお金を借りることも可能です。
今回説明した内容をぜひ参考にしていただき、賢いアコム利用を実践してくださいね。
条件
借入金額:10万円
金利:年18.0%
毎月の返済額:5,000円