アコムの審査は厳しい?厳しくない?

アコム

アコムの審査は厳しいのでしょうか?それとも厳しくないのか?

アコムって大手の消費者金融だし、そこそこ審査が厳しいんじゃない?と思っている方も多いことでしょう。

しかし、いくらアコムが消費者金融といえども、誰にでもお金を貸してくれるわけではありません。他のカードローン会社と同様に、一定の基準を設けて厳格に審査をおこなっています。

この記事では、実際のところアコムの審査は厳しいのか、それとも緩いのか、厳しいとしたらどんな点をもって厳しいと感じるのかなど、具体的な事例を挙げて徹底解説します。

アコムは審査が厳しいのか、厳しくないのか、気になる方はぜひ参考にしてください。

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アコムの審査は厳しいの?

「アコムの審査は厳しい?」と問われると、一定数の方が「いえ、厳しいとは感じません」と答えるそうです(※自社調べ)。なぜそのような答えが出てくるのでしょうか?

この章では、アコムの審査が厳しいと感じられないのはなぜか?その理由について元銀行員が検証します。

ただし、感じ方はあくまで一人ひとりの主観に過ぎず、それをもってアコムの審査が厳しくないと断言しているわけではありません。

アコムは審査が早いから厳しくない

アコムは申込みから契約までインターネットで完結してしまうので、申込みのためにわざわざ来店する必要もありません。

さらにスマートフォンなら、外出先や会社の休憩時間に申込みができるほど便利です。

さらにそれを上回るサービスが審査の時間が最短30分ということ!

もちろん申込みをした全員が30分以内に終わるわけではありませんが、申込みから最短30分で審査完了と聞くと、「アコムは審査が早いから厳しくない」と考える人がいても無理はありません。

また審査が最短30分で終われば、あとは自動契約機(むじんくん)でローンカードを受け取ってもいいし、即日振込でも借入れが可能なので、早ければ申込みから最短1時間で資金を手にすることもできます。

ただしこれはアコムの条件を全て問題なくクリアした方の話です。全員が同じ条件を満たしているわけではないので、当然アコムでお金を借りられない方も一定数います。

審査が早いからといって、アコムが厳しくないという理由にはなりません。

最短即日融資も可能だから審査が厳しくない

アコムの顧客サービスのひとつに「即日融資」があります。

しかも借りられるのは平日だけでなく、土日祝日にも対応している魅力的なサービスです。

急に資金が必要になり、今すぐお金を借りたいときでも、アコムは時間や曜日を気にせず利用できるので、「きっと審査も厳しくないに違いない」と思わせるに十分な理由です。

しかしこれも事実とは大きくかけ離れています。

即日融資はアコムが大手消費者金融間の厳しい競争の結果、また顧客のニーズや利便性に応えようとした結果、提供しているサービスに過ぎず、これをもって「アコムの審査は厳しくない」と結論づけることはできません。

即日融資をスムーズに受けられるのは、あくまでアコムの審査条件を特に問題なく通過できた方に限られ、誰でも適用されるわけではありません。

30日間金利0円サービスがあるから審査が厳しくない

アコムのサービスのひとつに「30日間金利0円サービス※」というのがあります。

※契約日の翌日から30日間が金利0円の対応期間
※アコムの契約が初めての方、かつ、返済期日「35日ごと」で契約した方に限る

無利息期間を付けてでも利用者を増やしたいというその積極的な営業姿勢から、イメージで「アコムの審査は厳しくない」と思い込む方が出てきても無理はないでしょう。

しかしこれも実態とはかけ離れています。

大手消費者金融間で行われている厳しい競争の結果、今では「一定期間の利息が無料になるサービス」はあたりまえのサービスとして利用者の間で認識されており、このサービスをなくしたら、それだけでその業者は競争から脱落したと思われてしまいます。

このサービスをもって「アコムの審査は厳しくない」と思い込むのは早すぎます。

限度額50万円以下は収入証明書不要なので審査が厳しくない

アコムでの利用限度額が50万円以下なら所得証明書はいらず、運転免許証や保険証などの本人確認書類さえ提出すれば簡単に申し込みできると考えて、「アコムは審査が厳しくない」と勘違いする方もいますが、これは真実ではありません。

アコムを含む消費者金融は、信販会社やクレジットカード会社とともに総量規制を受けています。

その総量規制には貸金業者に対して所得証明書を提出する条件として「単独の申込みなら限度額50万円を越えた場合、あるいは他社を含めた借入総額が100万円を越える場合」というルールがあり、申し込み金額がそれ以下なら収入証明書を出す必要がありません。

アコムも自社の所得証明書不要の条件を総量規制のルールに則って定めたに過ぎず、これは他の消費者金融だけでなく、総量規制対象外の銀行カードローンでも一部適用されています。

したがって、他の消費者金融と比べて「アコムは審査が厳しくない」と考えるのは無理があります。

※審査の結果、利用限度額が50万円未満でも収入証明書の提出を求められる場合もあります。

アコムの審査は厳しくもないが緩くもない理由

前章では、なぜアコムの審査が厳しくないと思われているのか、その理由を取り上げて説明しましたが、そのほとんどが単純な誤解や思い込みであることを解説しました。

続けてこの章では、4つの視点から、「アコムの審査は厳しくもないが緩くもない理由」を詳しく説明します。

解説を読んで頂ければ、アコムの審査に対する皆さんの考えがより「中立」になり、偏りがなくなってくると考えています。

アコムの審査通過率は平均4割を越えている

アコムの審査は相対的に厳しくもなければ緩くもありません。

なぜならアコムの審査通過率は平均4割を越えているからです。

この数字はアコムが公式サイトで定期的に公表している新規成約率のデータからも分かります。

参考:マンスリーレポート|IR情報|アコム株式会社

少なくとも申込者の半分以上が審査に落ちていることを考えれば、アコムの審査は厳しいともいえるし、かといって銀行カードローンの審査通過者が2割から多くても3割までといわれているので、それに比べればアコムは厳しくないように感じます。

つまり申込者が審査を通過した人か、落ちた人か、その立場によってこの数字はどのようにでも解釈できるのです。

初めから大きな限度額は借りられない

アコムのカードローンは最初から大きな限度額は借りられません。

本人が高収入であっても、最初から大きな限度額が借りられないなら「アコムの審査は厳しいに違いない」と考える人がいても当然です。

たしかにアコムの借入限度額は最高800万円まで借りられます。

しかしそれだけの借入れをするには、消費者金融に対する総量規制の制限もあるため、本人収入が2,400万円は必要であり、800万円も借りられるのは利用者全体の1%もいないでしょう。

すなわち、借りられる限度額が最高800万円に設定されていたとしても、実際にそれだけ借りている人は少なく、「初めから大きな限度額は借りられない」という事実と審査の厳しさはそれほど関係ありません。

初めから大きな限度額は借りられないからといって、アコムの審査が厳しいとはいえないのです。

一方、アコムの審査がまったく厳しくないというわけではありません。アコムで最初から大きな限度額を借りられないのにはちゃんとした理由があります。

いくら申込者が収入や勤務先が安定しているからといって、最初から高額の限度額を貸し付けるにはリスクが大きすぎます。アコムが相手を全て分かっているわけではないからです。

そのため貸金業者は初回利用者に対して、まずは限度額を下げて貸出して、その後の借入れや返済の利用実績を見ながら、信用できる人と判断したら、だんだんと利用限度額を上げていくのが常道なのです。

その点からいえば、最初は申込者の希望通りにならないことも多く、アコムの審査は緩いともいえません。

他社審査の影響を受けやすい

アコムを申し込む前に、もし他社でカードローンの審査を受けて落ちていたら、アコムも通りにくくなります。

ただし同業他社の審査結果の影響を受けやすいのは事実ですが、それをもってアコムの審査が厳しいとか、緩いとか判断するのは早計です。

アコムが申込みを受けてまず行うことは申込者の信用照会です。自社加盟の信用情報機関に問い合わせして問題となる情報が登録されていないかどうか確認します。

その信用照会で、もし他社で審査落ちしていたことが分かると、アコムとしても「どうして落ちたのか」関心も持つでしょうし、できる限りその原因を探ることでしょう。

ただアコムが信用情報機関にその理由を問い合わせしても教えてくれるわけないし、そもそも信用情報機関はなぜ落ちたかまでは知りません。

理由を知っているのは、審査で落とす判断をしたその会社だけです。

アコムとしても、他社で落ちた事実には関心は持っても、審査に落ちた理由や原因を完全に把握することは、それが明確なものでもない限り難しいのです。

その申込者に他社で審査落ちした事実があっても、アコムの申込者に対する最終判断はやはり自社がしなければなりません。

したがって他社で審査落ちしていたら、アコムへの影響も避けられませんが、これをもって、審査が厳しいとか、緩いとかはいい切れないのです。

最初の適用金利は本人の信用度に関係なくやや高め

アコムの金利は、初回利用者の場合、本人の信用度に関係なく、その多くが貸付利率の最高水準である年18.0%を付けられます。

金利を見ればアコムにとって初回利用者はそれだけ貸出しリスクが高いことを示しています。

申込者の大半はアコムにとって新規顧客であり、本当に信頼できるか分からない点も多く、属性評価が高くても、それだけで安心して貸せるということにはならないのです。

アコムが新規顧客に対して貸出をするとき、唯一安全を担保するのが金利なので、最初の申込者には、審査の難易度にかかわらず、高金利で貸付けざるを得ません。

また消費者金融というのは、貸出の原資を銀行などの金融機関から借りて利用者に貸出ししているので、会社として利益を出すためには構造的にどうしても貸出金利が高くなる傾向があります。

このような二つの理由から、最初の適用金利は本人の信用度に関係なくやや高めにせざるを得ず、アコムの審査が厳しいとか緩いとかとは無関係なのです。

アコムの審査が厳しいと感じるのはどんな人?

これまで解説してきたようにアコムの審査は決して厳しくもなければ緩くもありません。

むしろ中立(ニユートラル)という言葉が適切でしょう。

しかしいくら言葉で説明しても一定数の人が「アコムの審査は厳しい」と感じているのが事実です。

ではどうしてアコムの審査を厳しいと感じるのか、そこには一定の理由があります。

この章では「アコムの審査は厳しい」と感じている人が持つ一定の特徴について詳しく解説します。

逆をいえば、その人がこの特徴をなくしたり、改善したりすれば、アコムの審査に対する苦手意識を減らせる機会にできると考えています。

自分の信用にあまり自信がない

自分の信用状態にあまり自信のない人は、アコムの審査が厳しいと感じる可能性が高いです。

たとえば、過去の他社の支払いで何度か返済遅延を起こしていたり、督促を受けた経験があったりした人は、アコムに申込みするときにも「他社の返済遅延をアコムに知られたら審査が厳しいかも」と薄々感じていることでしょう。

実際の審査では、アコムは信用情報機関に申込者の信用照会をするので、他社で返済遅延していたら影響するのは必至で、落ちる確率もかなり高まります。

逆に他社の返済も期日を守りしっかりできていた人は、そんな心配をする必要もなく、堂々とアコムの審査を受けられるということです。

他社の債務が多い

アコムに申込みしたとき、すでに他社債務の多い人も、審査を厳しいと感じる可能性が高いでしょう。

他社借入残高が多ければそれだけでアコムの申込者は「審査は厳しいだろうな」と感じるでしょうし、少しでも総量規制の知識がある人は、消費者金融では本人年収の3分の1を越えて貸出しできないことを知っているので、さらに審査の厳しさを理解できます。

また借入残高だけでなく、他社借入件数がすでに3社以上あれば、アコムが貸したらそれで契約件数が4社になるので多重債務者の条件を満たしてしまいます。

これも「アコムの審査が厳しい」と感じる要因になるので、いずれにしても他社債務が多いと誰もが申込み前に、すでに厳しさを感じていることになります。

安定した収入や勤務先、勤務年数に自信がない

申込時に安定した収入や勤務先、勤務年数に自信のない人も、アコムの審査は厳しいと感じる条件を兼ね備えています。

安定した収入に自信のない人とは、個人事業主など零細事業者、赤字経営の中小企業経営者、収入の多くを歩合給に頼っている人、隔月でしか収入が入ってこない人などです。仕事が定まっていないフリーターもそのグループに入ります。

また勤務先や勤務年数に自信のない人とは、業況が不安定な勤務先に勤めている人、転職してまだ1ヶ月も経っていない人、派遣社員で派遣元に登録だけして一度も派遣先で働いた経験のない人などです。

これらの状態にひとつでも当てはまる人は、アコムの申込み条件を満たせない可能性も高く、審査で落ちやすくなっています。

対策としては、職場を安定している勤務先に変える、とにか勤続務年数を増やして収入を安定させる、などが有効です。

在籍確認ができにくい

アコムの審査途上で在籍確認ができにくい人は、審査を厳しいと感じることが多いです。

在籍確認というのは、申込者の収入元の確認のため、担当者が勤務先に直接電話をかけて本人の在籍と働いている事実を確認する審査手続きです。

また貸金業者の多くは在籍確認の電話を審査の最終過程で行います。

審査途中まで他の手続きが順調に進んでいたにもかかわらず、最後の手続きである在籍確認がうまくできず、審査で落ちてしまうこともあるほど、この手続きはとても重要です。

しかしアコムの申込者の中にはこの在籍確認がとれない方も一定数いて、いくらアコムが在籍確認を試みても困難を伴う場合があります。

このようなとき、申込者の中には在籍確認に対する無理解から「アコムってどうして在籍確認にこだわるのだろう?」「もっと弾力的に対応してくれたらいいのに」と審査に厳しさを感じる方が出てきても無理はありません。

アコムでも限度額が10万円以下など、在籍確認をせずにそのまま審査通過させている可能性があるので、決して対応が硬直的でもありませんが、それでも貸金業者で在籍確認が必須の手続きであることは動かせない事実です。

貸金業者における在籍確認の意義を申込者は理解して、きちんと前向きな姿勢で受ければ、アコムの審査は決して厳しいとは思わなくなるでしょう。

アコムの審査には厳しいとか緩いという考えはない

これまで何度も繰り返してきたように、カードローンの審査というのは常に中立であり、審査が厳しいとか厳しくないという考えはもともとからありません。

あるのは「アコムの審査条件を満たすことができれば審査に通る」という厳然たる事実だけです。

条件を十分満たすことができず、またそのための努力もせず、漫然とアコムの審査を受けて落ちたら後で「アコムの審査は厳しかった」とネットの口コミに書いたりする人がいるので、厳しいという定説が生まれたりするのでしょう。

しかしそれはあくまで個人の審査結果に過ぎず、一般化するにはあまりに無理があります。

きちんと審査対策をしてアコムに申込みすれば、確実にまたコンスタントに4割以上は通っているのです。

アコムに申込みするつもりの人はこの事実を無視してはいけません。

審査が厳しいとか緩いとか考える前に、するべきことをした人がちゃんとアコムの審査に通っているのです。

まとめ

アコムの審査は厳しいのかという問いに対して、解説で一定の答えを出してみました。読んで頂いて納得いただいたでしょうか?

アコムの審査を受ける前から、厳しいとか、緩いとか延々と心配していても仕方ありません。

一人ひとり受ける条件が異なっているのがローン審査であり、また当然のように結果も全員違います。

そのような中、アコムで審査を受けるときに申込者に必要なことは万全の対策をして審査に臨むことです。

そうすればアコムの審査が厳しいと感じる前に、「これだけのことを準備したのだから後は審査の審判を受けるだけ」と、すでに一種の覚悟のような心構えができていることと思います。

結局その自信の気持ちが審査通過への近道となっていくのです。

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この記事の執筆者情報

・nobu shige/元銀行員
四国の4大地方銀行のひとつに約30年勤めた元銀行員。銀行員時代は基幹店舗での勤務歴が長くその間の主業務は得意先担当。銀行から企業融資開拓チームメンバーに選ばれ取引拡大に注力。融資業務を通じて中小企業融資から、住宅ローン、カードローンなど個人向けローンにも精通した融資のオールラウンダー。本店勤務もあり労務問題や福利諸制度にも見識あり。銀行員時代に培った幅広い経験と知恵を記事に盛り込み、読者に役立つ記事作りをめざしています。