カードローンの年収(収入)で嘘ついたらバレる?

カードローン申し込み

カードローンの審査を通りやすくするため、申し込み時に年収(収入)を高めに申告する人がいます。

Q.カードローンで年収(収入)の嘘はバレるのでしょうか?
A.年収(収入)の嘘はバレます。例外なくバレます。

嘘をついた人、ごまかそうとした人には銀行の対応は厳しいです。

審査に通りたいなら、カードローンの申し込みにおいて年収の虚偽申告はNGですよ。

このページでは、「カードローンと年収(収入)の嘘」をテーマに、どうやってウソがバレるのか?を重点的に説明していきます。

カードローンの年収(収入)の嘘はどうやってバレる?

カードローンの年収(収入)の嘘はどうやってバレるのか?

銀行はこうして嘘を見抜きます。

  • 極秘の「ビッグデータ」がある
  • 個人信用情報にも年収情報が蓄積される場合がある
  • 口座を持っていれば年収は全て筒抜け

極秘の「ビッグデータ」がある

  • 住所・氏名・生年月日・年収・勤務先・勤続年数
  • 預金残高、「自動車を保有しているか?」「マイホームの計画は?」
  • 家族構成、家族の氏名・生年月日・学校名・学年etc.

※カードローン審査の極秘事項なので、これ以上は詳しくお話しできませんが、こうした『ビッグデータ』を銀行は持っています。

銀行では、顧客を番号(お客様番号などと呼ばれる)で管理しています。

銀行は番号で『ビッグデータ』を検索し、必要な情報を閲覧できます。

データと違った内容(虚偽申告)があると、アラームが発せられます。(コンピュータが融資審査するからです。詳細は後述します)

ローン・クレジット、預金など、とにかく銀行でなにかの申込みをすると、上記したような個人情報が、銀行グループ内で共有されます。
例えば、インターネットでのカードローン申込みの画面には「個人情報取り使いについて」などの注意があり、そちらを開くと『申込した個人情報は銀行と、そのグループ会社で共有して利用できます』といったことが書いてあります。
カードローン申込みボタンを押すと、個人情報取り扱いやその他の注意事項についても、すべて同意したことになる仕組みです。

カードローンの申込みで虚偽申告があると、その真偽を確かめるべく、銀行から本人へ問い合わせがきます。

もちろん『あなたは嘘をついてますよね!』などといわれることはありません。

自分の年収を正確に言える人は少ないでしょう。審査する側もそれは知っているので、たとえば10万円単位の差なら勘違いで終わります。

ただし、本当の年収は550万円なのに650万円、700万円というように、百万の桁で違ってくると嘘をついていると疑われることになります。やはり自分の年収はしっかり把握しておくべきでしょう。

ちなみに実際より少ない間違いなら問題になりません。ただしこちらも差が大きすぎると自己管理できない人間とマイナスイメージになりますのでご注意ください。

カードローン申し込み時に提出不要でも、源泉徴収票など年収の証明になるものは手元に置いておきましょう。

個人信用情報にも年収などの情報が記録される場合がある

個人信用情報もローンやクレジットの申込みを基に情報が蓄積されます。そのため、年収や勤務先などが登録される場合があります。

個人信用情報の登録情報が新しければ、これが現時点での真実ということになります。

もしカードローン申込みで年収・勤務先が個人信用情報と違っていたら、どちらかが嘘ということになります。

口座を持っていれば年収は全て筒抜け

カードローンを申込んだ銀行に口座があり給料振り込みをしていたら年収は筒抜けです。

毎月の給料振込金額、ボーナスから年収は容易に試算できます。

給料振り込みをしているなど、メイン銀行ならカードローン審査には有利なのですが、年収が筒抜けだという点に注意が必要です。

年収の証明資料が不要な場合でも、嘘をついたらバレてしまいます。

コンピュータ審査だから嘘がバレる

カードローンは、原則コンピュータが機械的に審査します。

一部人間の作業もありますが、省力化・機械化が進んでいます。

ネット申込みやメールオーダーから人間がデータ入力し、コンピュータが審査をします。

機械がデータを客観的に照らし合わせて嘘を見抜く

入力された情報をビッグデータと照合して、おかしいところがあるとアラームが発せられ、原則「審査落ち」の自動判定になります。

審査結果は最終的に銀行員が検証しますが、少額の場合などコンピュータ審査だけで完結させる場合もあります。

カードローンで年収(収入)を嘘つくと必ずバレる

カードローンは原則コンピュータが審査をするので嘘をついてはいけません。

文字通り「機械的に」嘘を見抜いてしまいます。

人間のような見落とし、勘違いはありません。また、同情や不正などといった人間的な要素はありません。

ですから、カードローンでは年収(収入)の嘘をついたら必ずバレますし、バレたら取り返しがつきません!

正直ベースの申込みをして断られたら、もちろんすぐには再申込みできません。でも審査が通るかは別として、しばらくすれば申込みすることはできます。

ただし『ウソツキ』のレッテルは、そう簡単に剥がれません。

嘘をついたこと、嘘がバレたことは記録され、長期間抹消されることはありません。もう二度と、その銀行で融資を受けることはできないでしょう。

銀行がこうした情報を外部(他の銀行や金融会社)に漏らすことは絶対にありません。

しかし、その銀行で融資を断わられた事実は個人信用情報にも残る場合があります。

いずれにせよ嘘の代償は、非常に高くついてしまうのでご注意ください。

この記事の執筆者情報

・加藤隆二/銀行員
地方銀行に30年間勤務する現役銀行員。FP技能士2級。融資渉外担当として事業資金調達の相談、個人住宅ローンやカードローンなど借入全般の相談、返済が困難な方からの相談にも対応。現在は融資契約書類の点検業務、不動産担保全般の書類点検などに従事。一人の銀行員として数多くのお客様と向き合い、お金にまつわるさまざまな相談に応えてきたことが自慢です。読者のために役に立つ文章を書いていきたいと思っています。