銀行カードローンの審査は厳しい?

カードローン審査

みなさんは銀行カードローンの審査に対してどのようなイメージをお持ちですか?

多くの方が持つイメージは「銀行カードローンは審査が厳しい」ですよね。

では銀行カードローンの審査が厳しいと感じている方は何に比べて厳しいと感じているのでしょう?

銀行カードローンの審査の厳しさを比較するとき、ほとんどの方が同業他社である銀行や信用金庫、あるいは消費者金融を頭に思い描いていることと思います。

もちろん金融機関によってカードローンの審査方法や審査基準は異なるので難易度に違いが出るのは当然です。

またカードローンの審査通過を目指す以上、申込みする銀行カードローンの内容を深く知り、きちんと対策して審査に臨むことが必要なのはいうまでもありません。

一方、業者によって審査手法や基準が違うのはあたりまえですが、カードローンは定型商品なので審査の共通項目も多くあります。

審査の共通事項が分かれば、厳しい銀行カードローンの審査といえども、有効な対策を立てることはできます。

そこでこの記事では、銀行カードローンの審査に的を絞り、どのような状況になれば銀行カードローンの審査が厳しくなるのか、銀行カードローンの審査が厳しい人の特徴とはどのようなものか、詳しく解説します。

銀行カードローンは審査が厳しい?

銀行カードローンの審査が年々厳しくなってきています。

2015年3月、銀行の個人融資部門の牽引力となってきた銀行カードローンの貸出残高がとうとう消費者金融の貸出残高を逆転して上回る事態が発生しました。

時を同じく、それまで減少傾向だった個人の自己破産件数が再び上昇に転じたことを受けて「銀行カードローンが過剰融資をあおっている」という批判が社会に巻き起こりました。

中には「過剰融資を防ぐため、銀行カードローンも消費者金融と同様、総量規制をかけるべき」という強硬意見も出たほどです。

そこで銀行業界としても、社会的な批判をかわし軽減することを目的として、2018年から銀行カードローンの本格的な自主規制をスタートさせました。

具体的な自主規制の中身としては、過剰融資をあおる広告宣伝の自粛、融資の額を本人年収の3分の1以内に抑制、所得証明書の提出基準の厳格化(限度額50万円以下でも所得証明書を提出)などがあります。

また2018年以降は銀行カードローンで実質的に即日融資もできなくなっています。

このように自主規制の名のもと、銀行カードローンの審査の厳格化は今も進行中で、その流れはメガバンクや大手地銀から下位地銀まで広く及んでいます。

銀行が自主規制の動きを業界として取っている中で、個々の銀行カードローンの審査では申込者がどのような状況になれば厳しくなるのでしょうか?

まずは銀行カードローンの審査が厳しくなる申込者の状況について詳しく解説します。

銀行カードローンの審査はどんな状況のときに厳しい?

銀行カードローンの審査が厳しくなるのは、以下に記載の6つの項目のうち、どれかひとつでも該当する方です。

複数の項目が重なると審査はさらに厳しくなります。

本人のスコアリングが銀行の足切りスコア以下のとき

申込者のスコアリングの結果が銀行の設定した足切り点のスコア以下になったとき、銀行カードローンの審査は厳しいです。

スコアリングとは、申込者の持つ各属性を銀行独自の配点評価に基づきスコア化し、その合計点で銀行カードローンに対する本人の信用力や返済能力を測る判定方法です。

申込者のスコアが銀行の決めた足切り点に到達しないと審査が厳しくなり審査落ちします。

一般的にスコアリングは仮審査で行われるのでスコアリング審査に落ちると次の本審査には進めません。

銀行カードローンの審査を突破するには、まずスコアリングで一定以上の高得点を取ることが必要です。

信用履歴に長期の滞納があったとき

信用情報機関で申込者の信用履歴に長期滞納の記録があれば銀行カードローンの審査は厳しいです。

長期の滞納というのは、3ヶ月以上または61日以上返済が滞っている状態をいいます(金融業者で期間について滞納の定義がやや異なります)。

信用情報機関で長期滞納の情報登録があるということは、過去の取引で申込者が貸金業者に対して債務が返済不能になり、長期間債務を焦げ付かせたことを意味しています。

そのような取引履歴を持つ人が銀行カードローンを申込みしてきても、貸出しリスクが高いので、どの銀行もカードローンを貸したくないでしょう。

銀行の信用情報機関に対する信用照会で申込者の長期滞納の記録が確認されると、全ての銀行の審査が通らなくなります。

信用情報機関に金融事故の情報登録があったとき

銀行による信用情報機関への問い合わせで申込者が過去に金融事故を起こした旨の情報登録があったとき、銀行カードローンの審査は厳しいです。

金融事故情報とは具体的には債務整理、代位弁済、強制解約等の金融トラブル情報のことをいい、上記で解説済みの長期滞納(延滞)もそれに含まれます。

いずれの金融事故情報も、銀行カードローンの申込者が業者との取引でトラブルを起こし、最終的に業者に金銭的な被害を与えた記録なので、金融業者として本音をいえば二度と取引したくない相手です。

そのような方からの申込みがあれば、同様なトラブルを避けるために審査で落として対応します。

もちろん銀行カードローンだけでなく他の貸金業者のカードローンも借りることは難しいでしょう。

返済遅延した回数が多いとき

返済遅延した回数が多い申込者に対して、銀行カードローンの審査はかなり厳しいです。

返済遅延とは金融業者と約束した毎月の返済日に返済せず、返済日を後にずらして返済する行為をいいます。ときには返済月を超えて翌月以降に返済する方もいます。

最後には返済していますが、約束した日を守っていない点ですでに契約違反しており、本人の金融業者に対する信用はかなり落ちています。

そのような返済遅延を繰り返した方が新たに銀行カードローンを申込みしても審査が厳しくなるのは目に見えています。

返済遅延している人はやがて長期滞納を起こす可能性もあり、銀行はこのような方を特に厳しく審査しています。

過去に数回程度、返済遅延をしただけで銀行カードローンの審査に通らない可能性があるので、申込み予定の方は特に返済管理を徹底しておいてください。

他社債務(借入残高、借入件数)が過大なとき

他社債務が銀行に過大だと判断されたとき、その方に対する銀行カードローンの審査は厳しいです。

他社債務の種類には「他社借入残高」と「他社借入件数」があるので分けて順番に説明します。

他社借入残高については、残高が多くても本人年収の3分の1以内に収まっていることが望ましいです。

銀行カードローンの申込み時点で、借入残高が本人年収の3分の1を超えていると審査がかなり厳しくなります。

現状で銀行カードローンは消費者金融のような総量規制を受けていませんが、一方で自主規制をしているため、実質的には消費者金融と同様、本人年収の3分の1以内を目処にカードローン限度額の審査をしています。

そのため他社借入残高が多いほど銀行カードローンの限度額が減らされる可能性があるため、他社借入れは少なければ少ないほどいいでしょう。

一方、他社借入件数に関しては、銀行の対応は消費者金融よりさらに厳しいです。

申込時、他社借入件数が3社以上あれば、銀行は多重債務者と見なしますので審査に落ちるリスクが相当高くなります。

できれば申込時に他社借入件数を2社以内にしておくことが、銀行カードローンの審査を通るためにも望ましいです。

在籍確認ができないとき

銀行カードローンの審査において、銀行が在籍確認の手続きができないとき審査が厳しいです。

在籍確認とは、銀行の審査担当者が申込者の勤務先に電話をかけて本人の在籍と働いている事実を確認する審査手続きです。

勤務先の在籍確認ができないと、収入源の確認もできないので、銀行はカードローンを発行できません。

在籍確認にはできない理由がいくつかありますが、業者と申込者が連絡を密に取り相互に協力し合うことで在籍確認できる例も多くあります。

申込者が在籍確認をできないことに対して少しでも不安があるなら、早めに銀行に相談して解決策を見つけ出しておくことが、最終的に無事に在籍確認できることになるので忘れないようにしましょう。

銀行カードローンの審査が厳しい人の特徴とは?

銀行カードローンの審査が厳しい人には一定の共通点(特徴)があります。

そしてその特徴をまとめたのが下記の16項目です。

下記項目のうち、どれかに該当する人、または複数の項目が該当する人がまさに銀行カードローンの審査が厳しい人です。

ただし読者は全ての内容を読む必要はありません。自分に該当する分だけ拾い読みしてカードローン審査に役立ててください。

申込みの申告内容に嘘が入っている人

申込みの申告内容に嘘が入っている人は銀行カードローン審査が厳しい人です。

申込みフォームに個人情報入力時、嘘を混ぜて申告をする申込者がいます。

嘘には軽微なものから与信判断に大きく影響する重大な嘘まで様々ありますが、カードローンの審査で特についてはいけない嘘が、収入額や勤務先に関するものです。

限度額50万円以下の申込みなら基本的に銀行から所得証明書類を求められないので、収入額を本人の記憶だけに基づいて入力するケースは非常に多いです。

その際、自己申告だからどうせ銀行も分からないだろうと、高をくくって実際の収入額より百万円以上多く申告するようなことは絶対やめておきましょう。

仮に本人に嘘をつく意図がなくても「収入額が多すぎる、嘘に違いない」と銀行に判断されたら審査で落とされることもあります。

また記憶だけで入力するのが不安なら、必ず所得証明書の数字を確認してから入力するようにしてください。

同様に勤務先を偽って入力するのもダメです。

現在勤めてもいないのに元の勤務先名を申告するとか、アリバイ会社を使って偽の確認書類を作り、いかにも勤めているように銀行に思わせる行為は絶対やめてください。

収入と勤務先は与信判定上、極めて強い関連性があり、どちらも嘘をつけば銀行カードローンの審査には致命傷となりますので正確な記入を心がけてください。

資金使途が怪しい人

審査をする銀行の担当者に資金使途が怪しいとにらまれたら、その申込者は銀行カードローン審査が厳しい人です。

個人向けカードローンの資金使途については、どの金融業者も資金使途自由(事業資金除く)が基本ですが、それはあくまで建前での話です。

文字通り、個人の資金として何にでも使っていいということではありませんのでご注意ください。

最近はネット申込みが主流となり、店舗窓口で面談しながら審査を受ける機会も減っていますが、それでも一定の利用者はいます。

申込者が審査で業者の担当者と面談した際、担当者から「資金を主に何にお使いですか?」と聞かれて、よく考えもせず軽く「他の借金の返済に使います」「ギャンブルに使います」など返事すると、その答えが担当者の心証を悪くして審査落ちにつながることがあります。

特に銀行カードローンの審査担当者は、このような方の返事に対し厳しく対応する傾向が強く、あくまで「生活費の補填です」「臨時の出費用です」等、前向きな資金として利用すると答えた方が審査でも良い結果が期待できます。

中小企業経営者や個人事業主(自営業者)

中小企業経営者や個人事業主(自営業者)の方は銀行カードローンの審査が厳しい人です。

中小企業や個人事業主は事業規模が小さくて経営基盤も脆弱な先が多く、景気の変動をもろに受けやすい体質があります。

そのため安定した収入をカードローンの返済財源に求める銀行にとって、中小企業経営者や個人事業主は安定収入があるかどうか、最も判定しにくい対象者のひとりです。

いくら単年度の売上げや利益がよくても翌年度にはいきなり赤字決算となることもあり、事業利益から個人収入を得ている中小企業経営者や個人事業主には銀行も積極的には貸出しにくいです。

中小企業経営者や個人事業主が銀行カードローンを申込みして審査に通るには、自分の事業がいかに安定しているか、その結果いかに個人収入が安定しているか、しっかりと決算書類を使って銀行に証明しなければなりません。

また中小企業経営者や個人事業主の場合、銀行カードローンの取得にこだわらず、法人向けカードローンやビジネスローンを申込みした方が審査に通るケースも多いので選択肢のひとつとして検討してみましょう。

フリーター、農業漁業従事者、日雇い、短期アルバイト

フリーター、農業漁業従事者、日雇い、短期アルバイトなども銀行カードローンの審査が厳しい人です。

勤め人で給与の支払い形態が歩合給の人もこれに含まれます。

いずれも収入が安定した職業でないため、安定収入を審査に通すための一番の条件としている銀行カードローンの審査対象者としては不向きです。

ただしこれらの対象者が全くカードローンを借りられないということではありません。

パート・アルバイト等で一定期間勤務して安定収入を確保できれば、大手消費者金融のキャッシングなどは十分に利用できる可能性はあります。

年金生活者で申込み時年齢がローン利用年齢ギリギリの人

年金生活者で申込み時の年齢がカードローンの利用年齢ギリギリの方は銀行カードローンの審査が厳しい人です。

一般的に銀行カードローンでは、カードローンの利用可能年齢が最終満65歳~66歳前後に設定されていることが多く、その年齢を過ぎると多くの銀行でカードローンの利用が強制的に停止されます。

年金生活者は申込時の年齢が上がれば上がるほど、逆に利用期間が短くなるデメリットがあります。

そのため満63歳~65歳での申し込みは、仮に審査に通ったとしても銀行カードローンを利用できる期間はごくわずかにすぎません。

そのため銀行も、利用可能年齢ギリギリの方が申込みしてきても、利用できる期間が短いという理由から審査で落とす判断をする可能性もあります。

年金生活者が銀行カードローンを申込みするときは、自分の利用可能期間をよく考えてから申込みを検討しましょう。

どの保証会社の審査にも通らない人

銀行カードローンの審査は銀行および保証会社がします。

そのためどの保証会社の審査も通らない人は間違いなく銀行カードローンの審査が厳しい人です。

保証会社の審査が通らなければ、当然カードローンの保証もしてくれず、銀行カードローンが借りられません。

保証会社の審査が通らない理由は様々です。

したがって審査に通らない理由や原因を見つけて対策や補強ができれば保証会社の審査に通る可能性は残っています。

ただし保証会社の審査に通らない理由が、本人が過去に起こした金融事故など、信用面の重大な失墜に依る場合だけは別です。

すでに金融業者に対して信用を全くなくしているので、残念ですが何度銀行カードローンの審査にチャレンジしても通りません。

申込みを繰り返すなどジタバタせず、当面の間は現金のみで支払いや決済をおこない信用回復に努めてください。

総量規制に触れる借入れがある人

総量規制に触れる借入れがある人も銀行カードローンの審査が厳しい人です。

銀行カードローンは現在、自主規制継続中であり、総量規制を受けている消費者金融と同じく、申込者年収の3分の1を超える貸出には消極的です。

そのため申込時、すでに他社に融資合計額で総量規制に触れるレベルの借入れがあれば、銀行も「この人には貸出余力なし」と判断して審査を通さないでしょう。

無理して申込みしても審査落ちして自分の個人信用情報を汚すだけなので、このような借入れ状態にある人は、定例返済により他社の借入残高が減って十分な借入れ余力ができるまで申込みを延期しましょう。

消費者金融からの借入れが多い人

消費者金融からの借入れが多い人は銀行カードローンの審査が厳しい人です。

業界ごとにローン金利を比較したとき、一般的に銀行カードローンの金利が消費者金融の金利に比べて低い場合が多く、金利の高さと審査の難易度が反比例することから、銀行カードローンの審査が総じて厳しくなっています。

銀行カードローンの申込時、すでに消費者金融からの借入れが多い人というのは、それだけ審査が緩めの貸金業者からの資金を借入れ済みということであり、あらためて銀行カードローンの審査を受けるとなると、消費者金融からの借入れがネックとなって審査が厳しいことが予想できます。

また同じ消費者金融からの借入れでも、銀行と連携している大手消費者金融からでなく中小消費者金融からの借入れが多いと、銀行はより厳しく審査する傾向があり、そのような点からも本気で銀行カードローンを手に入れるつもりなら、一切中小消費者金融からの借入れはしないほうがおすすめです。

闇金の利用者

現在あるいは過去にさかのぼって闇金からの借入れを利用したことがある人は銀行カードローンの審査が厳しい人です。

というより全くカードローンの審査に通らないと思ってください。

銀行は個人の信用を特に重視する金融機関なので個人の信用履歴にはとても敏感です。

カードローンの申込者本人が闇金の利用者である(あった)ことを銀行が知れば、銀行カードローンの審査を通すことはまずありません。

カードローンの申込者が闇金を利用していることが、金融機関や家族、知人等、公(おおやけ)になったときには、すでに多重債務者の状態になっている場合が多く、すでに返済不能の状態か、返済の目処なく闇金も使って資金繰り返済を繰り返しています。

そのような金融リテラシーが著しく低く、かつ回収リスクの高い方にわざわざお金を貸すような銀行はないと考えてください。

反社会的勢力に属する人

現在あるいは過去において反社会的勢力に属する(属していた)人は銀行カードローンの審査が厳しい人です。

2018年以降、銀行カードローンの審査が厳格化される過程であらたに銀行に重要な審査手続きが加えられました。それが反社会的勢力のチェックです。

具体的には、カードローンの申込みを受けた銀行が全国銀行協会傘下の預金保険機構を通じて警察庁のデータベースに問い合せをおこない、申込者が反社会的勢力の構成員、または関係者でないかチェックします。

この手続きは銀行カードローンの保証会社ではなく、銀行が直接行う確認手続きなのでより責任の伴う厳格な調査が求められます。

それだけに調査の結果、申込者が反社会的勢力の一員であることが判明すれば審査に通ることはありません。

銀行カードローンの審査に必要な書類が出せない人

審査に必要な書類が出せない人は銀行カードローンの審査が厳しい人です。

銀行カードローンの審査において、銀行が審査に必要な書類を求めたにも拘わらず、理屈をつけてなかなか出そうとしなかったり、最後まで出すことに抵抗したりしていたら、最後には銀行に提出期限を区切られてそれでも出さないときは審査に落とされることになります。

銀行カードローンの審査の厳格化で、必要書類のひとつである所得証明書を出すカードローン限度額の提出基準が以前の200万円~300万円から50万円まで一挙に引き下げられました。

ここに銀行の審査厳格化に対する強い意志が見られるので、もし変に必要書類の提出に抵抗などしていたら、「何か信用面で問題があるに違いない」と銀行に勘ぐられ簡単に審査で落とされるかもしれません。

必要な書類については、申込み前から早めに準備しておいて、要求されたタイミングですぐに出すよう心がけてください。

※限度額が50万円以下でも、銀行から収入証明書の提出を求められる場合があります。

住宅ローン返済、家賃支払い等の返済額が多い人

住宅ローン返済や家賃支払い等、カードローン以外の項目で返済が多い人も銀行カードローンの審査が厳しい人です。

銀行カードローンを申込みする人の多くは1ヶ所の勤務先から毎月定額の収入を得ている給与所得者です。

一方、住宅ローン返済や家賃支払いがある人は、毎月必ず返済しなければならない項目であるため、支払いに対してその分追加の負担となり、これらの返済義務がない方に比べても返済余力が少なくなります。

そのため、銀行カードローンの申込者に住宅ローン返済や家賃支払い等の義務的返済がある方は、審査でより厳しく査定され、もし返済比率が高すぎた場合はカードローンの
審査に通らないこともあります。

銀行カードローンで即日審査や即日融資を求める人

銀行カードローンで即日審査や即日融資を求める人は審査が厳しい可能性がある人です。

銀行カードローンでは自主規制による審査の厳格化から、2018年1月以降は即日融資することが難しくなりました。

また即日融資ができなくなったことに伴い、即日審査も多くの銀行がやらなくなっています。

そのような傾向にも拘わらず、銀行カードローンに即日審査や即日融資を求める人というのは、いわば時代の動きに逆行した考えに固執している人であり、そればかり求めていると「何でこの人はそんなに借入れを急ぐのだろう?」と銀行の審査担当者に不信感をもたれてしまいます。

銀行が実際にできないのに無理な要求を続ける顧客ほど銀行が嫌う相手はありません。

どうしても即日審査や即日融資にこだわるとか資金借入れを急ぐなら、銀行カードローンでなく大手消費者金融に申込みして審査を受けることをおすすめします。

大手消費者金融なら、ほぼどの業者でも即日審査や即日融資に対応しており顧客ニーズを十分に満たせるでしょう。

やたらと低金利の銀行カードローンばかり申込みする人

やたらと低金利の銀行カードローンばかり求めて申込みする人は銀行カードローンの審査が厳しい人です。

ローンが低金利であるということは、言い換えれば審査の難易度が高く厳しいことを意味します。

銀行カードローンを本当に手にしたいなら、審査落ちに備えて保険を掛ける意味でも、審査の難易度に差がある銀行を数行選んで申込みするのが本来の戦略的な方法です。

しかしそれを無謀にも低金利の銀行カードローンばかり狙って申込みしていると、審査の難易度も同程度に高いため、もし一行の評価が低くて審査落ちした場合、他行も全部審査に落ちてしまうということが起こります。

これでは銀行カードローンが借りられなくて困ってしまいますよね。

カードローンを申込みするときは、審査の難易度に差がある銀行カードローンをいくつか選ぶとともに、大手消費者金融も申込みしておくなど、バリエーションに富んだ申込みを試してみましょう。

申込みブラックの人

申込みブラックの人は銀行カードローンの審査が厳しい人です。

申込みブラックとは、短期間の間に金融機関を変えて次々とローンの申込みを繰り返す人のことをいいます。

たとえば1ヶ月の間に3社以上続けて申込みする方、あるいは数ヶ月の間に4社以上申込みを繰り返す方など。

また申込みの情報は申込みを受けた業者を通じて信用情報機関に報告されるため、他社が信用照会をすれば申込者が短期間に異常な申込みを繰り返していることが分かります。

このような申込みを繰り返している方は、元々著しく金融リテラシーが低い人か、ふところ具合が怪しくとにかく借入れを急ぐ理由がある人なので、金融業者にとってあまり信頼に値する方ではありません。

したがって申込みブラックの方が銀行カードローンを申込みしてきても、審査に通ることはかなり難しいでしょう。

一方、信用情報機関では申込み情報を保存する期間は6ヶ月間と決められており、申込者が適当に期間を開けて申込みすればこのような信用ブラックの状態になることだけは避けられますので申込み時の豆知識として活用してください。

携帯端末代金、奨学金、クレカ等の返済が遅れている人

携帯端末代金、奨学金、クレジットカード等の返済が遅れている人は銀行カードローンの審査が厳しい人です。

信用情報機関で返済遅延を理由に情報登録される項目はローンだけではありません。

携帯端末機代金の分割返済金や奨学金の返済金、クレジットカードの決済代金なども取引先を通じて各々信用情報機関に情報登録される項目です。

これらの各項目で返済遅延を起こしても、銀行が信用照会すればその事実が分かるので、ローンの返済遅延と同様、「この申込者は返済に対する責任感が弱い」と判断してカードローン審査を厳しく対応することになります。

申込者はローン以外の項目の返済が銀行カードローンの審査には関係ないと思わず、身近な返済項目にも十分に配慮して絶対に返済遅延を起こさないよう心がけましょう。

まとめ

銀行カードローンの審査は厳しいのかという問いから、どんな状況になれば銀行カードローンの審査は厳しいのか、どんな特徴を持った人が申込みしたら厳しく審査されるかなど、多くの事例から詳しく解説してきました。

ただ審査が厳しくなる状況や審査に厳しい人の特徴が分かったからといって、それで銀行カードローン審査が通るわけでもありません。

人それぞれ持っている条件にも違いがあり、実際に銀行カードローン審査を受けてみないと結果も分からないからです。

ただし最初に受けた銀行カードローンの審査が厳しくて最終的に落ちたとしてもそこから何かの教訓は得られることでしょう。

それから得た教訓をベースにして対策や改善をおこない、次のカードローン審査にうまく活かせば通過の可能性が断然高くなります。

この記事がその対策や改善のためにうまく活かされることを願います。

この記事の執筆者情報

・nobu shige/元銀行員
四国の4大地方銀行のひとつに約30年勤めた元銀行員。銀行員時代は基幹店舗での勤務歴が長くその間の主業務は得意先担当。銀行から企業融資開拓チームメンバーに選ばれ取引拡大に注力。融資業務を通じて中小企業融資から、住宅ローン、カードローンなど個人向けローンにも精通した融資のオールラウンダー。本店勤務もあり労務問題や福利諸制度にも見識あり。銀行員時代に培った幅広い経験と知恵を記事に盛り込み、読者に役立つ記事作りをめざしています。

早さよりも金利で選びたい

\楽天会員ランクに応じて審査優遇/
楽天銀行カードローン「スーパーローン」
公式サイトへ