消費者金融の審査に落ちる理由!落ちた原因

消費者金融の審査に落ちる理由!落ちた原因

消費者金融の審査基準は業者によって異なります。どの消費者金融でも独自の基準で融資をおこなっているので、「こっちの消費者金融の審査には落ちたけど、あっちの審査には通った」などの現象が起こります。

消費者金融の審査に落ちたとしたら、それは単純に金融業者の審査基準を満たせなかったことが原因です。続けて他の消費者金融に申し込んでも、理由がわからないままであればまた、審査に落ちてしまうかもしれません。原因を探し出して対策を取らなければ審査落ちを防ぐことはできません。

現在のカードローンの主な発行先は銀行と消費者金融です。しかし、最近は銀行カードローンも自主規制により審査の厳格化が進んでおり、以前と比べて審査が通りにくくなりました。

それに比べると、消費者金融は厳しい総量規制を受けながらも企業努力により魅力的なキャッシング商品の開発に励んでおり、依然として利用者には根強い人気があります。

この記事では、消費者金融の審査に落ちる理由や落ちた原因について解説します。

消費者金融の審査基準や仕組みがわかれば、なぜ通らなかったのか、次にどう活かせばいいのかが見えてくると思います。どのような対策を取れば審査に通ってカードローンを手に入れられるのか、それを知りたい方はぜひ参考にしてください。

目次

消費者金融の審査に落ちる理由

消費者金融の審査に落ちたとしましょう。そこには必ず審査落ちの理由があります。

消費者金融の審査に落ちた原因がわからなくて特定できない場合、いくつかの小さな要因が重なり合って審査に落ちてしまった可能性もあります。

いずれにしても、消費者金融の審査に通らなかった理由を知ることなしに、また、その対策も取らず、すぐに次の申し込みをして審査に臨んでも、再び審査に落ちる可能性は高いままです。

まずは消費者金融の審査に落ちた理由を探り、改善してから次の審査に臨むことが必要です。

消費者金融の審査に落ちる原因となる代表的な項目をいくつかピックアップしました。消費者金融で審査落ちした人がこれらの項目にもし思い当たる節があるなら、ぜひ次の申し込みまでに改善していただきたいと思います。

審査落ちの理由1:安定した収入がない

申込者が安定継続した収入がない場合、どうしても審査に落ちやすくなります。

ここで「安定継続」の意味は、毎月1回定期的に収入が入ってくる状況をいい、一回当たりの収金入額が大きくても、入ってくるサイクルが不定期なら安定した収入とは呼べません。

消費者金融では収入金額そのものよりも、「収入が安定していること」に審査の重点を置いています。そのため、どの大手消費者金融でも収入の条件に金額での条件を入れていません(例:年収が最低200万円以上など)。

仮にパート主婦やアルバイトをしている学生でも、同じ職場での勤続年数が長いなど、安定収入に繋がる勤務実績があれば審査に通りやすくなっています。

審査落ちの理由2:勤続年数が短い

ひとつの職場での勤続年数が長ければ、アルバイトやパートでも消費者金融の審査に通りやすいのですが、逆に正社員でも勤続年数が極端に短いと審査に落ちる可能性があります。

勤続年数に関しては、確かに消費者金融では銀行カードローンほど審査基準が厳格ではありません。筆者の調査でも、消費者金融では勤務開始から3ヵ月~6ヵ月以内でも審査に通ったケースもありますし、勤務開始から1回でも職場で働けば申し込みができる消費者金融もあります。

これもケースバイケースであり、申込時の勤続年数がかなり短い一方で申込者の他の属性評価が低かった場合は、複数の要因が重なって審査落ちする場合も出てくるでしょう。

できれば勤続年数は最低1年以上は確保したうえで消費者金融の審査を受けることが望ましいと思います。

審査落ちの理由3:収入に比べて希望金額が高い

消費者金融への希望金額が自身の収入に比べて高すぎると審査落ちの要因となります。

希望額は高く書けばいいというものではありません。そこには自分の収入に見合った限度というものがあり、それを無視して高く申告しても、希望が実現しないばかりか、それが原因で審査落ちすらあるから厄介です。

申込者がどの程度限度額で申し込むかは、消費者金融にとって「自分の返済能力をどれだけ把握しているのか」を測るための判断材料にもなります。

申込者が収入を無視してあまりにも高い希望限度額を申告してくると、それだけで「この申込者は自分のことがよくわかっていない」と判断され、担当者のイメージを悪くした結果、審査で落とす判断を下すかもしれません。

消費者金融への申し込みでは、自分の収入に見合った節度ある限度額で申し込むとよいでしょう。

審査落ちの理由4:年収の3分の1を超えた借り入れ

消費者金融は貸金業法で定める総量規制を受けているので、すべての貸金業者からの借入金額の合計が本人年収の3分の1を超えていると融資することができません。

消費者金融に申し込んだ時点で、すでに借入金額の合計が本人年収の3分の1を超えてしまっているとかギリギリだと他社では追加で融資することができないので、その時点で消費者金融の審査には落ちてしまいます。

すでに他社から高額の借り入れがあった場合、総量規制のルール内に収まるように、その消費者金融としても限度額をかなり削って認可せざるを得ません。

消費者金融の審査では、いずれにしても総量規制を無視した貸し出しはできないことをよく理解したうえで審査を受ける必要があります。

審査落ちの理由5:他社借入の件数が多い

申込時点で、他社で借り入れしている件数が多いと、消費者金融の審査で落ちる可能性が高いです。

仮に申込者が最初の申告で他社件数をごまかして申告していた場合でも、消費者金融が加盟している個人信用情報機関のJICCやCICに信用照会すれば、たちどころに他社の契約状態や利用状況が分かるので、ごまかして申告するなど何もいいことがありません。

むしろ嘘をついていたと判断されて審査落ちの対象になりますし、さらに銀行カードローンの契約があった場合でも、消費者金融がJICCやCICを通じて、情報交流している全国銀行個人信用情報センターからも銀行の情報が得られるので、やはり最初にすべて正直に申告しておいた方がいいです。

それらの契約件数を合計して、すでに契約が4~5社あれば、消費者金融としても「多重債務者」とみなして審査で落とすことになります。

対策としては、使っていない枠だけの契約があれば事前に解約しておくとか、借入残高の少ないカードローンを大きな極度額の枠にひとつにまとめるなどして契約件数を減らす方法が考えられます。

ただし、この対策もすでに多重債務者であれば打つ手が少なく、あまり有効ではありません。このような事態に至る前に、できれば最初からカードローンを契約するのは2社以内までと決めて、その中でしっかりと利用実績を積んで増額する流れが、結局は個人信用情報も汚すことなく実践できる最善の方法だと筆者は考えています。

審査落ちの理由6:在籍確認が取れない

消費者金融の審査では、在籍確認が取れないと最終的に審査で落とされることもあります。

消費者金融の担当者がいろいろと努力しても在籍確認が取れないこともあります。

申込者が協力して事前に消費者金融に十分な情報を提供することで、在籍確認が滞りなく完了することもありますが、いずれにしても在籍確認が取れなくて最終的に不利益を被るのは、業者よりも申込者の方がはるかに大きいです。

勤め先が一般の電話に応じないなどの在籍確認が取れないリスクがあるのなら、申し込みが完了すると同時に早めに消費者金融に電話をかけて、在籍確認に関する必要な情報を金融業者に伝えておくとスムーズに審査を進められます。

審査落ちの理由7:申告内容に嘘があった

申し込みフォームに嘘の内容が混じっていて、消費者金融が審査の途中でそれに気づいてしまったら、嘘の内容や程度にもよりますが高確率で審査に落ちてしまいます。

審査とは、本人から申告された内容を真実なものかどうか、貸金業者の審査ノウハウや確認資料を駆使して、その真偽を確かめる作業です。そこに嘘が混じっていたら申込者のすべてが信用されなくなり、審査で落とされても文句も言えません。

申込者側でも嘘が巧妙化しているので、審査をする消費者金融もそれに合わせて見破る方法も多様化しています。

とにかく相手は金融のプロです。申し込みで嘘の情報を入力すると見破られたら最後、何倍にもなって自分にはね返ってくることだけは確実です。

消費者金融に申し込むときはすべて真実に基づいた情報を入力して、決して安易な嘘はつかないように気をつけてください。

審査落ちの理由8:個人信用情報に傷がある

申し込みを受けた消費者金融が信用情報機関に信用照会した結果、申込者の過去の個人信用情報に傷があった場合、その内容次第では審査に落ちてしまいます。

特に情報として致命的なのは3ヵ月以上の返済滞納とか債務整理、代位弁済、強制解約などの金融事故情報があった場合です。これ以外にも他社の返済で続けて直近で3~4回、毎月の返済期日に遅れて返済遅延していた場合などは消費者金融でも十分に審査落ちの理由になります。

毎月の返済日に入金が遅れても月内には返済しているからいいだろうとか、1~2ヵ月遅れても問題ないという自分勝手な解釈は審査をおこなう貸金業者には通用しません。返済期日だけはくれぐれも守るように心がけてください。

審査落ちの理由9:過去に金融業者とトラブルを起こしていた

申し込みした消費者金融で、申込者が過去に金融トラブルを起こしていたら、ほぼ確実に審査落ちします。

消費者金融が加盟している個人信用情報機関のJICCやCICでも過去の金融事故情報は保存していますが、いずれもルールによって情報の登録・保存期限が決められており、登録から5~7年ほど経てば、それぞれの個人信用情報機関から情報が抹消されます。

しかし、金融事故を起こされた側の消費者金融では、同じ申込者からの再度の申し込みを避けるため、また、審査担当者が人事異動で交代しても問題なく管理できるように、過去の情報を社内で永久保存、情報共有してリスク回避に努めています。

これは筆者自身が銀行員として審査に携わってきて、銀行内あるいはグループ内で過去の金融事故情報を永久保存しているのを確認しています。それだけに、消費者金融も同様な対応を取っていることは容易に想像がつきます。

したがって、過去に消費者金融でそのようなトラブルを起こした申込者は、同じ貸金業者に申し込んでも審査に落ちるだけなので、その場合は、潔く申し込むのを諦めるか、あるいはまったく資本提携のない他社に申し込むしか方法はないと思います。

審査落ちの理由10:短期間に複数の金融業社へ申し込んだ

消費者金融、銀行を問わず、カードローンを短期間のうちに複数申し込んでいた場合は審査落ちの可能性が極めて高いです。

短期間の複数申し込みとは、1~2ヵ月の短期間に3~4社以上の申し込みがある状態をいい、消費者金融が個人信用情報機関に信用照会した結果、このような異常な申込状況が確認されると審査落ちの原因となります。

とりわけ大手の消費者金融では、総量規制の趣旨に則り審査を通じて「多重債務者」を発生させないよう極めてシビアに対応しています。

このような短期間・複数申し込みをする対象者はまさに多重債務者予備軍であり、大手業者としても貸出リスク回避の点から真っ先に審査で落としたい対象だと思います。

もちろんこの状態でも審査してカードローンを発行してくれる貸金業者はあるでしょう。しかし、ながらそのレベルになると国や地方自治体から正式に認可を受けている消費者金融業者なのか、違法な闇金業者なのか見分けるのが極めて難しくなります。

運悪く闇金業者に関わりを持ってしまい、1回でもお金を借りてしまうと、元々は違法業者なのであとの事態はさらに悪くなるのが目に見えています。

いくら資金を急いでいても、極力このような切羽詰まった申し込みはしないように注意してください。

消費者金融の審査に落ちたら?

仮に申込者が消費者金融の審査に落ちたとしても、もし次に再度、申し込みして審査を受ける気持ちがあるのなら、当然その対策や改善策も考えておく必要があります。

審査への対策も準備もせず、また、落ちた原因究明もせず漫然とまた、審査を受けたとしても、審査落ちの可能性は高いままです。それだけに改善策を考えておくことはとても大事なことだと思います。

審査に落ちたら消費者金融への申し込みをしばらく控える

審査に落ちたらしばらくは申し込みせずに、一定期間が経ってから申し込むのも審査落ちを回避する方法のひとつです。

消費者金融や銀行カードローンの申込情報は当該金融機関を通じてその都度、個人信用情報機関に送られるので、短期間に申し込みをすればするほど審査落ちの情報が個人信用情報機関に蓄積されることとなります。

ただし、申込情報については返済滞納や債務整理などの金融事故情報等が5年~10年間保存されるのと違って保存期間は6ヵ月と決まっています。

そのため、仮に今回審査に落ちてもその情報は6ヵ月経過すれば個人信用情報機関から削除されるので、特段急ぎの理由でもない限りは次の貸金業者への申し込みは最低6ヵ月空ければ前回の審査落ちの情報の影響も最小限にできるでしょう。

また、他のカードローン専門サイトには6ヵ月間に2社程度の申し込みなら審査に影響は少ないという説明をしているサイトもありますが筆者の意見は少し違います。

筆者がもし仮に消費者金融の審査担当者として、申し込みを受けてその方の信用照会をした結果、過去6ヵ月以内に他社で審査落ちしていたとします。私ならこのときの判断として、この情報をネガティブ情報としてとらえ、仮にこの申込者が消費者金融の審査基準を満たしていたとしても審査では落とす判断をします。

本来なら審査担当者としてそれぐらいこの他社の審査落ち情報を深刻に捉えて与信判断したほうが、将来の貸出リスクを避けるためにも良いのです。

私は実際の消費者金融の担当者の中にもこのような与信判断する人もいるのではないか、自分の行員時代の体験からもこのように考えます。

審査に落ちた原因を考えて改善する

審査に落ちた理由を分析して、もし原因が分かる場合、その要因をできるだけ補強して次の審査に臨むのも、審査落ちを回避できる方法です。

ただ審査基準が消費者金融から公開されていないので、なぜ自分が審査落ちしたか、原因を探るのは簡単ではありません。

一方、収入や勤続年数などの属性の不足が審査落ちの原因なら、仕事を頑張ることで補強しやすいし、過去の個人信用情報に不安があるのなら、自分で該当する個人信用情報機関に信用照会することでその原因を探ることもできます。

とにかく一番ダメなことは、審査落ちしたあとに何もせず放置することです。これではいつまで経っても審査が通らないばかりか、業者によっては顧客データの蓄積で審査の精度が上がり、さらに審査落ちする可能性が高くなります。

1日でも早く、審査落ちの原因を見つけてその補強に努めてください。

返済管理を徹底して信用状態を守る

仮に消費者金融の審査に落ちたとしても、絶対気を抜いてはいけない項目があります。それが「返済管理を徹底して自分の信用状態を守る」ことです。

個人が利用している信用商品はなにもカードローンやクレジットカードに限ったことではありません。身近な例としては、携帯の端末料金の分割払いとか奨学金の返済、割賦販売商品の分割返済などがあります。

審査落ち直後にいくら個人信用情報がきれいでも、もし仮にこれらのひとつでも返済遅れを起こしたりしたら、すぐにこれらの遅延情報がそれぞれの機関を通じて加盟する個人信用情報機関に通知されてしまいます。

そうなると、いくら審査落ちのあとに弱かった属性を補強したところで、自分の信用情報に傷をつけてしまった結果、すべての努力が無駄に終わる可能性があります。

審査落ち後も油断をせず、きちんと返済管理を徹底して自分の信用状態をきれいなままに維持する、これが次のカードローン審査を成功に導く最低条件だと思ってください。

消費者金融の審査落ちを避ける方法

消費者金融または銀行を問わず、カードローンの審査に通るには個別の審査内容に関しての対策以外にも共通したコツがあります。

この章では消費者金融の審査を通りやすくするコツについて3つの視点から詳しく説明します。

希望限度額を低くして申し込む

消費者金融の審査を通るためにはなるべく限度額を低くして申し込みしましょう。

消費者金融で希望限度額を低くして申し込む方が審査で効果的な理由があります。

限度額を低くして申し込めば、消費者金融側も貸出リスクが低くなるのでお金を貸しやすくなります。また、消費者金融の利用者の多くは小口資金の借り手なので、その利用目的にも合っているからです。

さらに審査に通ってカードローンが手に入れば、あとは利用実績を積んで、増額でカードローンの限度額を上げてもらう方が消費者金融も対応しやすくなります。

勤務先の情報は正確に

審査を通るためには、申し込みフォームの勤務先情報を正確に入力する必要があります。

勤務先名を省略して入力するとか、住所を最後まで正確に書かない、電話も勤務先の代表電話のみで自分の部署の電話は省略するなど、審査する業者に勤務先情報を正確に伝えないことで申込者が受ける不利益はいろいろあります。

なによりも正確に申告しないことで審査スタッフが本人に電話をかけて再度情報の確認をする手間が増えます。さらに消費者金融に対する印象もよくありません。

勤務先について粗雑な入力をする人はその性格もアバウトとみられ、消費者金融がお金を貸しても返済管理がいい加減で、のちのち遅延などのトラブルを起こす可能性がある人だとみられてしまいます。

それだけに勤務先などの属性情報を申し込みフォームに入力したあとは、間違いのないことをきちんと確認してから消費者金融に送信してください。

申し込みでは絶対に嘘はつかない

審査に通るためには、消費者金融に嘘をつかないことが最低条件です。

嘘に関して、特についていけない重要な項目として、収入、勤務先、他行借入件数・残高などがあります。

これらは審査において、業者が本人の信用力を測る中核をなすものばかりであり、ここで嘘の内容を申告し、後の調査で嘘が判明したら、即刻審査落ちするばかりでなく、後々まで悪い影響が残ります。

収入金額を実際の額より高くする、現在無職にもかかわらず前の勤務先を入力する、他行の借り入れがあるのに申告しないなど、嘘にもさまざまな種類がありますが、すべてやってはダメです。

また、本人確認書類や所得証明書などの書類の偽造などはもってのほかで、業者が警察に告訴すれば罪に問われることもあるので絶対やってはいけません。

借り入れに関する小さな嘘は油断しているとすぐに大きな嘘に拡大してしまいます。

申告においては小さな嘘も一切つかない、この姿勢が消費者金融で審査を受けるときの基本姿勢であることをしっかり認識してください。

消費者金融の審査に関するよくある質問

消費者金融の審査に関するよくある質問に対して元地銀行員の筆者が回答します。

これから消費者金融の審査を受ける方の参考にして下されば幸いです。

消費者金融は銀行カードローンより審査に落ちにくい?

銀行カードローンよりも、消費者金融のほうが審査に落ちにくいと考えています。

確かに大手の消費者金融業者はメガバンクのカードローンをはじめ多くの地方銀行カードローンの保証会社となっており審査業務も担当しています。

しかし、銀行カードローンの販売主体はやはり銀行であり、最終責任を持たなければならないのも銀行です。

そのため、保証会社として大手消費者金融が審査するにしても、自ずと銀行の行風や銀行としての信用を意識した審査をせざるを得ず、消費者金融が自社独自にキャッシング審査をするのとはその姿勢や慎重さが違ってきます。

さらに率直にいえば、銀行カードローンの保証料だけでは、十分貸出リスクもカバーできないので、できるだけ貸し倒れリスクを低くするよう、その分審査も厳しくせざるを得ません。

一方、直接審査をする消費者金融のキャッシング審査では、長年かけて蓄積した審査ノウハウもあるし小口金融が基本なので、銀行カードローンに比べて貸出リスクも小さくなっています。

その分、審査基準を少し下げてでもより多くの対象者に申し込んでもらいカードローンを積極的に利用してもらいたい、というのが大手消費者金融のホンネでしょう。

これが銀行カードローンより消費者金融のほうが審査に通りやすいと筆者が考えている根拠です。

消費者金融は審査が甘い?誰でも借りられる?

いくら消費者金融が銀行カードローンよりも審査が通りやすいといっても、それぞれの金融業者で独自の審査基準がある以上、誰でも借りられるものでもありません。

つまり、審査の甘い消費者金融などひとつもないということです。

ただ消費者金融のキャッシングは基本的に小口金融なので、銀行カードローンと比べても利用者の間口は広いです。

それだけに、申込者に「安定した収入」があって、勤務先で一定期間勤務した実績があり、個人信用情報に特に問題がないとしたら、誰でも申し込みできて審査に通る可能性はあります。

また、できれば他社借入があっても契約件数が1~2社以内で、借入残高が総量規制に触れないほど少なければさらにいいと思います。

いずれにしても、きちんとした融資基準だけ満たすことができれば、消費者金融の審査も何も恐れる必要はないのです。

消費者金融は審査が早い?

消費者金融の審査が早いのはホントです。

銀行カードローンは、2017年からの自主規制の流れの中で審査手続きが厳しくなり、今では即日融資ができなくなりました。

一方、大手の消費者金融では、即日審査、即日融資サービスができなければ、もう業界の大手を名乗れないほど、各社の審査スピードが拮抗しているのが現実です。

カードローンの申し込みで特に問題がない場合、今では審査回答まで最短30分は当たり前で、さらに申し込みから審査回答まで15分~20分の業者まで出てきています。

消費者金融ではいかに早く他社よりも審査スピードを上げられるかが大きな経営テーマとなることは間違いないでしょう。

審査に落ちたあとすぐに別の消費者金融に申し込んでいい?

もちろん審査に落ちて他社にすぐに申し込んでも問題ない場合はあります。

ただし、その場合は条件付きです。例えば次に申し込むときは前回落ちた消費者金融の希望額よりも低めの金額で申し込んだ場合などです。

審査に落ちると、その情報は申し込んだ貸金業者を通じて個人信用情報機関に送られ登録されるので、次に申し込みを受けた金融業者は自社の信用照会を通じて前回審査に落ちた事実を知ることになります。

一般的に他社でしかも直近ですでに審査落ちした人に対して、積極的に貸し出しをしようとする金融業者は、よほど審査が甘い信用度の劣る業者か、闇金以外はないのではないかというのが筆者の意見です。

ただし、次に申し込む金額を前回審査に落ちた消費者金融の申込金額よりも低くして申し込むと、業者が申込者の姿勢を好意的に捉えて、前向きに審査した結果、融資をする消費者金融が出てくる可能性はありますが、それはあくまでレアなケースでしょう。

ただし、以前の解説で説明したように、審査に落ちたあとは6ヵ月以上の期間を空けてから再度申込みする方が審査に落ちる可能性が低くなるのは事実です。

そういう意味では、審査に落ちたあとすぐに別の消費者金融に申し込みはできますが、筆者としてはあまりおすすめできる方法ではありません。

年収が低いと消費者金融でも審査に落ちる?

この質問に対する筆者の答えは、「半分は正しくて、半分は正しくない」です。

まず「半分は正しい」の意味は、年収が高い方が審査に通る可能性が高いのは当たり前だからです。

年収が高ければ、それだけ返済資金にも余裕があるので、審査での評価も上がります。ただし、いくら年収が高くともそれに匹敵する借金がある人は別です。

一方で「半分は正しくない」の意味は、銀行カードローンと異なり消費者金融の審査では、年収の高さよりも申込者本人がいかに安定した収入を確保しているかが重要だからです。

わかりやすい例を挙げると、年収100万円の自営業者とアルバイトで年間100万円を稼いでいる学生では、どちらを消費者金融が審査で高く評価すると思いますか?

私は年収100万円のアルバイト学生だと考えています。そもそも自営業者で年収100万円というのも低すぎますが、何より自営業者の収入は景気の影響をまともに受けやすく、ひどい場合はマイナスにもなりかねません。

しかし、一方で年収100万円のアルバイト学生の場合だと、その学生が同じアルバイト先に長期間勤務実績があれば、それで消費者金融の求める「安定した収入」という条件を満たすことができます。

さらに消費者金融も、学生への貸出リスクを下げるため、総量規制のルール※に乗っ取り、最大限度額を33万円以下に設定して貸出すればリスク回避もできます。

※総量規制では業者は貸出する額で本人年収の3分の1を超えてはいけない

これが筆者の考える、「消費者金融では年収が少なくても、必ずしも審査に落ちるわけではない」と考える根拠です。

このように単に年収が少ないと審査に落ちるというのは、消費者金融に関しては間違いで、あくまでケースバイケースだと考えています。

参考アルバイトやパートのカードローンおすすめ!バイトでも審査OK

消費者金融における返済遅延の対応は銀行より厳しい?

消費者金融のキャッシングにおける返済遅延とは、毎月の約定返済日を過ぎても返済せず、同じ月内もしくは1~2ヵ月遅れで返済している状態の返済のことをいいます。

消費者金融の返済遅延に対する取り扱いは、一般的には銀行カードローンより緩いと言われていますが、これは事実です。

私は元銀行員として、カードローンを含む個人ローンの返済で、銀行が返済遅延に対する対応がいかに厳しいものだったか、身を持って体験しています。

それに比べると、消費者金融の場合は、銀行カードローンより幅広い顧客層(パート・アルバイトや派遣社員などの低い所得者層を含む)を利用者として抱えているので、その中にはどうしても返済遅延する人もいることでしょう。

その返済遅延に対し遅延が発生するたびに厳しい対応をしていては、とてもではありませんが業者は対応しきれなくなります。

そこで毎月の返済遅延に関しては、管理基準をやや下げて数回までの返済遅延者は大目に見て、3~4回も連続して返済遅延を起こす利用者のみ厳しく対応するなどの措置を取っているのではないでしょうか。

そうはいっても、筆者はこの事実をもって消費者金融で意図して返済遅延しても構わないとは一言もいっておりません。

あくまで消費者金融との約束通りに返済日には必ず支払う、これが原則ですので安易な解釈はしないでください。

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まとめ

消費者金融の審査に落ちた理由と、キャッシング審査基準に通らない原因について、その対策も含めて詳しく解説してきました。

原因が分かればその対策も取れるようになります。しかし、原因が分かることと、改善を図って対策を取ることのあいだには大きな違いがあります。

その違いとは、原因が分かっても改善策を図るとか対策を取って効果を上げるには、一定の時間がかかるということです。とにかく地道に対策を図ること以外、審査落ちを防ぐのに特効薬はありません。

これから消費者金融の審査を受ける予定の人が一人でも多く審査に通って、念願のカードローンを手に入れられることを期待しています。

参考カードローンの審査に落ちる人の特徴