生命保険の保険料が払えない…滞納するリスクとお金がないときの対処法

お金の悩み

老後や家族のことを見据えて加入したはずの生命保険。しかし保険料が払えなければ、せっかく長期間かけて支払ってきた保険契約が失効してしまう可能性があります。

そして、保険契約が失効するまでの期間は非常に短いので、気づかない間に保障がなくなってしまうという点にも注意が必要です。

そして、自分がお金を使い込んでしまって保険料が払えなくなると、家族のために掛けていた保険がパートナーの知らない間に解約になってしまい、それが原因で離婚にまで発展する恐れがあります。

生命保険は保険料を支払わないと簡単に失効になってしまうので、いつ失効になるのか、お金がないときにはどうすればいいのかを理解をしておく必要があります。

生命保険の保険契約が失効するまでの期間と、保険料が払えないときの対処法について詳しく解説していきます。

生命保険の保険料は2ヶ月の滞納が限度

結論を先に言えば、生命保険の保険料の滞納は2ヶ月を超えてはなりません。

2ヶ月を超えて保険料を滞納してしまうと保険契約が失効し、もしもの事態に補償が得られなくなってしまいます。

ただし生命保険の契約には失効と解約があるので、この違いも含めて保険料を2ヶ月以上払えないとどうなってしまうのか解説していきます。

生命保険の保険料を2ヶ月払えないと失効になる

生命保険の保険料の支払いは2ヶ月が猶予期間です。

例えば保険の契約日が2月1日だとすると、毎月1日が契約応答日となります。

3月分が払えなかった場合には、3月1日が応答日となるので、4月1日から5月1日までが猶予期間となります。

この猶予期間内に保険料の払い込みができなかった場合には保険契約が失効します。

なお保険契約の失効とは、もしものことがあっても保障を受けることができないということであり、保険契約が失効すると保険契約者は保険を復活させるか契約を解約するかのいずれかを選択する必要があります。

保険契約が失効となっても、一定期間内に保険料の払い込みを行えば契約を復活させることができますが、保険の復活のためにはこれまで滞納していた生命保険料を一括で支払う必要があり、保険契約の内容によってはまとまったお金が必要になります。

つまり保険契約が失効になると保障が受けられなくなりますが、保険料の払い込みによって契約を復活できる余地がまだ残っているということです。

解約になると保険契約は復活できない

保険契約が失効した後に、保険料の払い込みができず保険を復活させられなかった場合には、これまでどんなに長く保険料を払っていたとしても保険契約は解約となってしまいます。

一度解約になってしまうと、今後その保険契約を復活させることはできません。

生命保険の保険料が払えないときはどうしたらいい?

生命保険の保険料が高すぎてどうしてもお金が払えないときは、一体どうしたらいいのでしょうか?

「収入が減った」などの理由で保険料が払えない場合には、保険会社からお金を借りるという方法があります。

また、補償内容を切り替えることで保険料を払い終えていることにしたり、保険料を払える程度に金額に抑えたうえで保障を継続することができます。

自動振替貸付制度を利用する

保険に解約返戻金がある場合には、この解約返戻金の範囲内で保険会社から保険料を立て替えてもらうことができ、これを自動振替貸付制度といいます。

解約返戻金のある保険の場合には、保険料が払えなくても自動振替貸付制度が自動的に発動するので、保険料の未払いにより保険契約が失効することを防止することができるのです。

ただし自動振替貸付制度には利息も発生します。また、自動振替貸付制度で保険会社に立て替えてもらうことができるのは、あくまでも解約返戻金の範囲内だけですので、何年も保険料を支払っていない状態が継続すると、最後には保険が失効してしまうことになるので、借りたお金はどこかのタイミングで返済しなければなりません。

払済保険に切り替える

払済保険とは、これまでの解約返戻金の範囲内で、保険期間を変えることなく、保障の内容を小さくする保険です。

同じ種類の保障を受けられて、解約返戻金を払保険料に充当するので、今後は保険料を支払わなくてもいいのですが、その代わり保障額は小さくなり、そして特約も消滅します。

延長保険に切り替える

払済保険とは逆に、保険期間を短くして死亡保障だけはそのままの金額という延長保険に切り替えることも可能です。

こちらも今後は保険金を支払う必要はなくなりますが、切り替え時点での解約返戻金の額をもとに保障期間を計算するので、結果的に保障期間が短くなってしまいます。

保障内容を減らす

毎月の保険料の負担が大きすぎるので保険料が払えないという場合には、保障内容そのものを減らして保険料を少なくすれば負担は軽くなります。

例えば、これまで1,000万円だった死亡保障を500万円に切り替えることで、毎月の保険料負担を減らすことが可能です。

もし住宅ローンを組んでいるのなら、住宅ローン相当額に関してはローンに付帯されている団体信用生命保険で保障を得ることができるので、生命保険の死亡保障を見直すことができます。

このように、ご自身のライフプランに合わせて生命保険の保障内容は随時見直しを行い、不要な保障がついていないかどうかを確認することによって保険料を節約することができます。

安い保険料の生命保険に切り替える

保険料が安い別の生命保険に切り替えてしまうという方法もあります。

民間の生命保険会社の保険料よりももっと安い国民共済などの保険に切り替えることで毎月の負担を軽くできますし、今はライフネット生命などのネット保険であれば、保険料がかなり安くなります。

ネット保険はとても簡単に見積もりを取ることができるので、自分が受けたい保障内容と保険料がどれくらい安くなるのか、毎月いくらの負担なら継続して保険料が支払えるかなどを勘案して、保険契約の切り替えを検討してもいいでしょう。

いずれにせよ、これまでの保険料の支払いに無理があるのであれば、保障内容や保険そのものの切り替えをどこかで一度考えておくというのはとても大切なことです。

生命保険の失効期間は短い!保証を得るために注意すること

前述したように生命保険を払えない場合、保険が失効するまでには2ヶ月という非常に短い期間しかありません。

気づかない間に保険契約が失効していたということもあるので、保険が失効しないために工夫をすることが重要です。

保険をうっかりと失効しないためには以下の点に注意しましょう。

入院などで保険料の管理ができないとき

入院中などで自分が保険料の支払いを管理できていない場合、保険料の支払いを失念してしまい、保険契約が失効していたというケースは決して珍しいことではありません。

特に解約返戻金のない掛け捨て型の保険に加入していたら自動振替貸付制度がありません。

この場合、猶予期間である2ヶ月を経過するとすぐに保険契約が失効してしまうことから、入院したので保障を受けようと思ったときに「保険契約が失効していて保障を受けることができない」という状況になってしまうリスクも十分にあります。

本当に必要なときに保障が効かないのであれば、これまでの長い間、保険料を支払ってきた意味がほとんどありませんので、保険の失効には十分に注意しましょう。

家族にも保険加入を伝えておく

友人や取引先から頼まれて保険に加入したという場合に、保険へ加入していることを家族に秘密にしている人も少なくありません。

しかし、自分が保険料の支払いを管理できないような、もしものときにこそ保険は必要なものです。

保険料の未払いによって保険が失効することがないよう、保険に加入していることを必ず家族には伝えておき、保険料の支払いを忘れないことと、保障の請求を家族ができるようにしておきましょう。

保険料の支払いをクレジットカード払いにする

保険料の支払いを忘れないためにも、保険料の支払方法を口座振替ではなくクレジットカード払いにしておいた方がいいでしょう。

口座振替だと口座の残高が足りなくなったときにすぐ猶予期間がスタートしてしまいます。

しかしクレジットカード払いの場合には、保険料の支払日になると自動的にクレジットカード会社が保険料を立て替えてくれます。

つまり、保険料の支払いのタイミングで手元に現金がなかったとしても、クレジットカードさえ有効に使うことができれば、保険料の支払いは行われることになりますので、クレジットカードの方が口座振替よりも保険金の未払いが発生する可能性が低くなるのです。

カードで支払うことによってポイントやマイルも貯まっていくので、クレジットカード払いは最もお得で、未払いが発生しない方法ということができます。

クレジットカード払いで保険料を滞納するとどうなる?

保険料のクレジットカード払いは確かに未払いを防ぐための有効な方法であり、ポイントやマイルまで貯まるのでお得です。

しかし、クレジットカードで支払った保険料はカード会社から後日請求が行われ、この支払いに遅れてしまうとデメリットが非常に大きいという点に注意が必要です。

クレジットカード決済の保険料が払えないということは、単純にクレジットカードの延滞になります。

クレジットカードの延滞が発生すると、カードの利用は停止されるので、停止された後はクレジットカードで保険料の決済ができなくなります。

また、クレジットカードの支払いを61日以上延滞すると、信用情報はブラックになり、クレジットカード会社から契約を強制的に解約させられます。

解約後はクレジットカード利用残高の一括支払請求が行われ、支払えない場合には給料などの財産が差し押さえられる可能性があります。

口座残高不足により、口座振替で保険料が払えなかった場合には、信用情報がブラックになることも、給与などの財産が差し押さえられることもありません。単に保険契約が失効するだけです。

しかし、クレジットカードで支払っていた保険料が払えない場合には、信用情報がブラックになる可能性が非常に高いので、クレジットカードの支払いを延滞しないように十分に注意しましょう。

生命保険の保険料が払えないとき対策

生命保険の保険料が払えないと、短期間のうちに保険契約は失効します。

保険がいらないなら話は別ですが、これまでどんなに長く保険料を支払ってきたとしても、保険料の未払いが続いたらすぐに保険は失効してしまうのです。

そのため、保険を継続したいならどのような方法を使ってでも保険料を支払う必要があります。

1ヶ月や2ヶ月分の保険料くらいなら、不用品の売却やアルバイトなどで短期的に稼ぐことは可能です。

しかし、自動振替貸付制度でそれなりに高額のお金を保険会社から借りてしまっている場合には、まとまったお金を保険会社に支払わなければ、これまでの保障を継続することができません。

お金がなくてどうしても保険料が払えないときの対処法について解説します。

自動振替貸付制度で当座をしのぐ

前述したように、解約返戻金がある生命保険であれば自動振替貸付制度があるので、保険料を払えない場合でも保険の失効を防ぐことができます。

ただし、借りたお金はいずれ返済しなければならないので根本的な解決にはなりません。

親や知人から借りる

親や知人からお金を借りられるなら、1ヶ月分の保険料くらいなら借りても問題ないでしょう。

ただし借りたお金はしっかりと返さないと、両親や知人との人間関係が壊れてしまうので、くれぐれも借りっぱなしにならないように気をつけましょう。

不要なものを売却する

自宅にある不要な服やブランド品、ゲームなどを売却して保険料に充てるのも1つの方法です。

保険料の支払いに必要なお金くらいなら意外と簡単に作ることができますし、10万円以上の高額な保険料を滞納したとしても、ブランド品や家具家電などを売却すれば資金を捻出できるでしょう。

すぐにお金が必要ならリサイクルショップへ、時間をかけてより高額で売却したいならヤフオクやメルカリなどを利用するといいでしょう。

即金バイトをする

保険料の1ヶ月分(およそ1万円~2万円)程度なら、休日に即金バイトを2~3日すれば十分に稼げます。

せっかくこれまでコツコツと支払ってきた保険料です。保険料の未払いによって保険が失効してしまうくらいなら、多少キツくとも副業でお金を稼いだほうがいいでしょう。

滞納してしまうと、いずれどこかのタイミングで滞納している数ヶ月分の保険料を納めなければなりません。

後から数ヶ月分の保険料を支払うことは金銭的にも負担が大きいので、できれば保険料の滞納が発生する前に、インターネットで即金バイトを探して、無理をしてでも支払ってしまいましょう。

カードローンを利用する

滞納している保険料を借りられるのは、使い道が自由なカードローンだけです。

銀行にはカードローンのように使い道が自由なフリーローンという商品もありますが、事前に見積書が必要になるフリーローンでは保険料を借りることは不可能です。

カードローンは限度額の範囲内で自由に借りたお金を使うことができるので、滞納している保険料の支払いにも充てることができます。

特に大手消費者金融のカードローンなら、申し込み当日にお金を借りられる即日融資にも対応していますので、「猶予期間が明日で終わってしまう…」といったピンチのときにも素早く活用することができます。

また「猶予期間内にお金は用意できないけど、次の給料やボーナスが入れば保険料を支払える」という人も多いのではないでしょうか?

そんなときにもカードローンはおすすめです。アコムやプロミス、アイフルなどの大手消費者金融では無利息サービスが受けられるので、無利息期間内に返済すれば利息は0円。利息が発生する自動振替貸付制度を利用して保険料に充てるよりも利息の負担が軽いというメリットがあります。

ただし、長期間お金を借りる場合には自動振替貸付制度よりも利息の負担が大きくなるので、長期利用にはあまりオススメできません。

※自動振替貸付制度の利率はご契約の保険会社および保険プランにより異なります。

まとめ

生命保険の保険料の支払いを2ヶ月滞納すると、保険契約は失効し、さらには支払いを怠ると保険が解約になってしまいます。

これまでどんなに長く保険料を支払ってきたとしても、たったの2ヶ月で保障が得られなくなるのでので、たとえお金がなかったとしてもなんとかして支払わなければいけません。

即金バイトでお金を稼ぐ、不要なモノを売却するなどの方法で保険料を用意することもできますが、副業する時間がない、そもそも売る物がないという場合にはカードローンで保険料を借りたほうが断然早いです。

大手消費者金融のカードローンは即日融資に対応しているため、最短翌日に保険料を支払えますし、さらには無利息サービスを活用すれば、無利息期間中は利息が一切かからないので、もっともお得にお金を借りられます。

カードローンを上手に活用して、保険が失効しないように早めに手を打っておきましょう。

執筆者:手塚大輔/金融ライター

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