三井住友銀行カードローンの審査の流れと審査基準

銀行カードローン(その他)

三井住友銀行カードローンの審査の流れと審査基準

三井住友銀行カードローンが欲しいけど「銀行のカードローンだから審査が厳しそう」とか「私でも審査に通るかな?」と不安を感じていませんか?

三井住友銀行カードローンの審査の流れや審査基準を知っておけば、申込前の不安を解消できて、さらには通過の可能性を上げられるかもしれません。

三井住友銀行カードローンは金利年4.0%~14.5%、利用限度額10万円~800万円までのハイスペックなカードローンとして知られています。でもカードローンを利用するためには、三井住友銀行が設けた厳しい審査基準を突破しなければいけません。

この記事では、三井住友銀行カードローンの審査の流れや審査基準について解説します。

三井住友銀行カードローンの審査に落ちる人の特徴や通るための対策法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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三井住友銀行カードローンの審査の流れ

三井住友銀行カードローンの審査について、まずは大まかな審査の流れと審査基準を確認しておきましょう。

三井住友銀行カードローンには他の銀行カードローンにはない大きな特徴があります。それは三井住友銀行に口座がある・なしにかかわらず三井住友銀行カードローンが利用できる点です。

普通預金口座の有無を利用条件とする銀行カードローンは多いのですが、三井住友銀行カードローンにはなんとこの条件がありません。これはカードローンを利用するだけのために、わざわざ口座を作りたくないという人には嬉しいですよね。

三井住友銀行カードローンの審査の流れや手順は以下のとおりです。

  1. 三井住友銀行公式サイトから申し込み
  2. 仮審査
  3. スコアリング・信用情報の照会
  4. 仮審査結果の回答
  5. 本審査
  6. 勤務先への在籍確認
  7. 契約完了

三井住友銀行カードローンの審査基準

三井住友銀行カードローンの審査を通るためには、三井住友銀行が定めた厳しい審査基準を満たす必要があります。

三井住友銀行カードローンの審査基準は一般に公表されていないので、あくまで三井住友銀行公式サイトの内容から推測するしかありませんが、それだけでも審査を攻略するヒントがたくさん隠れています。

三井住友銀行カードローンの審査の難易度を知るためにも、まずは申し込みができる人の条件を確認しておきましょう。以下はいずれも、三井住友銀行カードローンを申し込むうえで満たすべき最低限の審査基準となります。

  • 申込時の年齢が満20歳以上満69歳以下
  • 原則安定した収入のある人
  • 保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証を受けられる人

これらの貸付条件も絡めつつ、以下では三井住友銀行カードローンの審査基準についてさらに詳細に説明していきたいと思います。

属性のスコアリング(自動与信システム)

三井住友銀行カードローンの審査では、ローンやクレジットカードでは定番のスコアリング(自動与信システム)が行われます。

スコアリングとは、申込者の属性(年収や職業など)を数値化して、スコアの合計点が三井住友銀行の定めた基準値を超えた人のみスコアリングの合格者とする審査方法です。

ただし、どの属性に高い評価を付けるか、足切りラインをどこに置くかは各行バラバラであり、それがまた、各銀行カードローンの審査の難易度にも反映されています。

また、銀行カードローンは消費者金融よりも金利面で優れており、その分だけ審査の難易度も高く、三井住友銀行カードローンも例外ではありません。

信用情報に基づく審査

三井住友銀行カードローンの審査を通るためには、本人の信用情報に問題がないことが重要です。

信用情報は、銀行カードローンや消費者金融の審査における基本事項ですが、その取り扱いは両者で異なります。

ただし、以下の内容が信用情報機関に登録されていると、カードローンの種類や業界に関係なく審査に落ちてします。

  • 3ヵ月もしくは61日以上の返済滞納
  • 任意整理、自己破産、個人再生などの債務整理
  • カードローンの保証会社による代位弁済
  • ローン、クレジットカードの強制解約

これらは正式名を異動情報(通称ブラック情報)とよばれており、利用者がその業者で金融事故を起こし損害を与えた記録なので、業者としても真っ先に取引したくない相手です。

当然三井住友銀行でもこの情報が登録されていることが確認できれば審査で落として対応します。

そのほかにもいくつか、審査与信に影響を与える重要な信用情報の項目がありますが、これはまた、別の項で詳しく解説します。

勤務先への在籍確認

勤務先への在籍確認を通過できることが、三井住友銀行カードローンの審査を通るために重要な審査基準です。

在籍確認とは、三井住友銀行カードローンの審査担当者が申込者の勤務先に電話をかけて、本人の在籍事実を確認する手続きのことです。

在籍確認がとれなかったり、実際に本人が働いていなかったりすると、申告した年収や勤続年数などもまったくの嘘だということになるので、在籍確認は三井住友銀行カードローンの審査では絶対に欠かせない手続きとなっています。

ただし、このように難しく書くと「どれだけ在籍確認は難しい手続きなのだろう」と感じてしまいますが、実際の確認内容はそれほどでもありません。

審査担当者が勤務先に電話をかけて、仮に本人不在でも、電話に出た別の従業員が「本人は外出中です」「ただいま顧客と商談中です」などと答えるだけでも在籍確認は終了するのです。

なぜなら要するに本人がその会社に勤務していることが分かればいいだけの話ですから、早ければ数分以内で終了します。

ただし、在籍確認は審査において省略することはできません。また、消費者金融の一部で行われているような、電話に代えて書類で対応する方式も三井住友銀行カードローンでは期待できません。

あくまで三井住友銀行カードローンの場合は、銀行名で勤務先に在籍確認の電話がかかってくるという前提で審査を受けるようにしてください。

保証会社SMBCコンシューマーファイナンスの審査

最初の申込条件でも確認したように、三井住友銀行カードローンの保証会社は「プロミス」のブランドで有名な消費者金融のSMBCコンシューマーファイナンス株式会社です。

一般的に銀行カードローンの保証会社はそのカードローンの審査業務も委託されており、これは三井住友銀行カードローンの場合も同じです。

したがって保証会社SMBCコンシューマーファイナンスの審査をパスすること、および保証してもらうことが大きな意味の審査基準となっています。ただし、ここでも重要な審査ポイントがあります。

SMBCコンシューマーファイナンスは、大手消費者金融として豊富な融資実績と与信・審査ノウハウがありますが、三井住友銀行カードローンの保証会社として、消費者金融の基準で審査することはありません。

あくまでも三井住友銀行カードローンの基準で審査する必要があり、それが消費者金融として審査するとの大きな違いです。

当然ですが、SMBCコンシューマーファイナンスの審査よりも、三井住友銀行カードローンのほうが審査基準が厳しくなっています。

三井住友銀行独自の審査

三井住友銀行カードローンの審査では、預金保険機構経由で警察庁のデータベースにアクセスして、申込者が反社会的集団の構成員またはその関係者かどうかを調査することになっています。

もちろん申込者本人が反社会的集団に該当していたとすれば、仮に本人がすべての審査基準を満たしていたとしても、三井住友銀行カードローンの審査には通りません。

三井住友銀行カードローンの審査時間

三井住友銀行カードローンの審査時間は、平日・土日祝日含め9:00~21:00までの12時間です。

中には「銀行カードローンなのに土日祝日まで審査が受けられるの?」とふと疑問に思われる方もいるかもしれません。

この理由は、三井住友銀行カードローンの審査業務を行っているのが大手消費者金融のSMBCコンシューマーファイナンスだからです。

大手消費者金融はどことも、年中無休で営業していることも多く、このような対応も可能なのです。

しかし、審査の混雑具合や審査状況、あるいは申込みした時間帯によって審査に時間がかかる場合もあります。

そこで、三井住友銀行カードローンの契約を急ぎたい人は、できるだけ1日の審査時間の中でも早めに申込みだけでも済ませておくようにしましょう。

また、三井住友銀行カードローンは平日・土日祝に関係なくインターネットで24時間いつでも申し込みが可能ですが、審査時間には限りがあります。

さらに、銀行窓口なら平日の9:00~15:00、ローン契約機でも9:00~21:00(平日・土日祝日)が営業時間なので、時間帯を考えて早めに申し込みしないと、その分だけ審査回答が遅れます。

方法としては、先にインターネットで申し込みを済ませておき、審査結果を受けた後にローン契約機に出向き、そこでローン専用カードを受け取るという流れが、三井住友銀行カードローンではかなり効率的でおすすめです。

もちろん三井住友銀行の口座やキャッシュカードを持っていれば、審査後キャッシュカードがそのままカードローンに早変わりするので、さらに審査から借入れまでの流れがスムーズになります。

三井住友銀行カードローンの審査に落ちる理由

審査の流れ、審査基準が理解できたところで、ここからは三井住友銀行カードローン審査に落ちる申込者の特徴を取り上げてみます。

逆にこの特徴をなくすことで、あるいは少しでも影響を減らすことで、三井住友銀行カードローンの審査を有利にすることができるようになります。

安定した収入がない、または不足している

安定した収入がない、あるいは不足していると三井住友銀行カードローン審査に落ちやすくなります。

三井住友銀行カードローンでは申込条件に「原則安定した収入のある人」という項目があります。

他社で「安定した収入がある人」と規定しているのと比べると、「原則」という断りワードが入っている分、解釈次第では三井住友銀行カードローンではやや弾力的な取り扱いを期待してしまいます。

しかし、金融機関が収益性や健全性でダントツの三井住友銀行であることを考えると、審査を受ける立場の人はあまり甘い期待を抱かないほうがいいと思います。

つまり、それだけ審査も厳しいわけで、銀行から収入基準も公表されてはいませんが、税込み年収ベースで最低でも150万円~200万円程度ないと三井住友銀行カードローンを借りるのは難しいのではないかと考えています。

勤続年数が三井銀行の基準を下回っている

申込者の勤続年数が銀行基準に達していないと三井住友銀行カードローンの審査に通りにくくなります。

三井住友銀行カードローンでは消費者金融に比べて勤続年数の基準は厳しめです。できれば1年以上、最低限でも6ヵ月以上勤務してから三井住友銀行カードローンへ申込みしてほしいと筆者は考えています。

こちらも三井住友銀行の公式サイトには「勤続年数はどれくらい必要か」書かれていません。それだけに目安を示してもそれはあくまで筆者の私見にすぎないのですが、筆者は地方銀行の元行員ですので、自分の実体験を元に目安を書かせていただいています。

少なくともまるで審査経験のない部外者やライターよりは的外れではないと考えています。

年収に対する返済比率が高すぎる

年収(税込み)に対しての返済比率(返済負担率)の割合が高いと、三井住友銀行カードローンの審査を通るのは厳しいです。

返済比率(返済負担率)とは、年収に占める年間の総返済額の割合をいいます。返済比率は以下の計算式で確かめることができます。

返済比率の計算例

返済比率=年間返済額÷年収

三井住友銀行カードローンの審査を通るためにも、返済比率を自分で確かめてみて、申し込みの希望限度額が適切な範囲なのかどうかをしっかりと検討しましょう。

一般的に銀行の返済比率(返済負担率)は約35%までが借り入れの限度であり、これを超えると三井住友銀行もより慎重にカードローンを審査することとなります。

一方、総量規制の対象となる消費者金融では、住宅ローン、自動車ローン、おまとめローンなどの借入項目は返済比率の計算から除外できるのですが、銀行カードローンではこのルールが適用されません。

銀行が返済比率を計算するときは、カードローンや住宅ローンなどすべての借り入れを含めて計算されます。

カードローンにいたっては極度額も原則100%で計算式に入れられています。本来は借り入れの返済財源はすべて本人の収入なので、わざわざ借金を分ける意味なんてないですからね。返済比率に関しては、消費者金融よりも銀行カードローンのほうが健全な考えに基づいて計算されているのです。

最近の新聞報道によると、2021年に向けて各銀行は顧客の借入残高をより正確かつタイムリーに把握するため、現在は「月ごと」に信用情報機関に報告しているローン残高を「毎日ベース」に変更するようになったとのことです。これを契機に、消費者金融との情報共有の強化も図られるため、今後はカードローンの審査もより厳格化が進みそうですね。

信用情報に問題あり(ブラックリスト)

自分の信用情報に問題のある情報が登録されていたら、三井住友銀行カードローンの審査に落ちる可能性が高いです。

ブラック情報とは、正式には信用情報機関ではこれを「異動情報」とよびますが、この情報が信用情報機関に登録されていると即審査落ちすることはすでに解説した通りです。

また、信用情報に関して銀行がチェックする項目はほかにもあります。代表的なものが各種ローンの返済遅延やクレジットカードの決済状況です。

毎月の約定返済日に遅れて返済することを「返済遅延」とよびますが、銀行ではこの取り扱いはかなりシビアです。過去に返済遅延が2~3回程度あればそれだけで審査落ちの可能性がかなり高いと思ってください。

また、クレジットカードの決済やスマホ端末代金の分割返済金、奨学金返済金、個人事業主なら日本政策金融公庫の融資返済金なども同じく返済遅延のチェック対象です。

他社借入が多い

三井住友銀行カードローンの審査では、信用情報を調査する際に他社借入状況もあわせてチェックします。

債務が過大だと銀行が判定すれば、三井住友銀行カードローンの審査に落ちる可能性が高くなります。

一般的な他社借入れの安全圏の目安は以下のとおりです。

  • 他社借入件数…2社以内
  • 他社借入残高…返済比率で25%以内

これからは借入件数が1件ずつ増えるたびに返済比率が高まり、どんどん審査通過率が下がっていきます。特に他社契約件数は極力これ以上は増やさないことをおすすめします。

返済比率にかかわらず、カードローンの他社契約件数の増加はカードローンが極度額契約のために「銀行が申込者のローン全体を管理できなくなる」と判断して審査落ちさせる可能性が高くなるからです。

三井住友銀行カードローンの審査を通りたければ、申込前にできるだけ他社カードローンの契約件数を減らしておくことをおすすめします。

在籍確認がどうしても取れない

三井住友銀行カードローンでは在籍確認がどうしても取れないと審査落ちの要因となります。申込者はこのことを十分に自覚しておいてください。

問題なくスムーズに在籍確認ができる人は別として、在籍確認の手続きにはさまざまな障害があります。

例えば以下のようなケースです。

  • 勤務先に電話をかけても、「個人情報保護法」により応じてくれない
  • 派遣社員の場合、電話の対応者が申込人のことを把握しておらず「そのような人はいません」と答えてしまうことがある
  • 申込者が電話による確認に非協力的で事前に十分職場で根回ししてくれていない
  • 在籍確認に必要な銀行の登録情報(職場や自宅の電話番号等)が間違っている

これらはいずれも最終的に在籍確認が取れない原因にもなるので、申込者が適切な対策を取らないとそのまま審査に落ちてしまいます。

申込者としても自分がどのケースに当てはまるかよく考えて銀行と協力し早めに対応するようにしてください。

過去に三井住友銀行との取り引きでトラブルがあった

三井住友銀行との取り引きで過去にトラブルや事故を起こしていた人は、三井住友銀行カードローンの審査には通りません。

三井住友銀行に限らず、SMBCグループや保証会社のSMBCコンシューマーファイナンスでトラブルを起こしていた場合も、三井住友銀行カードローンの審査に影響すると考えておきましょう。

信用情報機関に登録されている信用情報にはすべて保有期間が定めてあり、一定期間が経過すれば信用情報が削除される決まりになっていますが、トラブルや事故を起こされた会社側の記録までは消えません。

トラブルや事故を起こした人物からカードローンの申し込みがあったとしても、社内のデータを照合した結果、社内ブラックに該当すれば審査の段階で落とすことができます。

また、SMBCコンシューマーファイナンスが保証会社になっている銀行カードローンにも注意が必要です。もしトラブルを起こした本人が別の銀行カードローンに申し込んだとしても、カードローンの保証会社がSMBCコンシューマーファイナンスであれば結論は同じです。

そのような場合には、保証会社がSMBCコンシューマーファイナンスではない別のカードローンに変更することも検討しましょう。

短期間に複数のカードローンに申し込んだ

申込者が短期間に複数他社のカードローンに申込みしていたら、三井住友銀行カードローンの審査は相当程度通りにくくなるということを自覚しておいてください。

なぜ審査通過が難しいかというと、短期間にカードローンの申込みを繰り返す人は、銀行に「かなり資金繰りが厳しくなっている人」と見なされてしまうからです。

この見方は金融機関共通であり、何も三井住友銀行に限った話ではありません。おそらくこのような申込みをする人はどの金融機関に申込しても審査落ちを繰り返します。

これを防ぐには、よほど資金を急いでいる場合を除いて申込者は適度に期間を空けた(理想は6ヵ月以上)申込みを心がけてください。

三井住友銀行カードローンの審査に関するよくある質問

この章では、三井住友銀行カードローンの審査で申込者が疑問を感じる点を取り上げて、元銀行員の立場も踏まえて疑問点に答えるとともにその解決方法を呈示します。

アルバイト、パート、派遣社員、契約社員でも審査に通る?

三井住友銀行カードローンは、申込時の年齢が満20歳以上で安定した収入があれば誰でも申し込みが可能です。

審査では収入の大きさよりも安定性が重視されるため、正社員に比べて年収が少ないパート・アルバイトや派遣社員、契約社員でも審査の通過は可能です。

ただし、「最近まで働いていたが今は無職」「派遣会社に登録しているだけでまだ働いていない」という場合には、収入の安定性や返済能力に欠けるため三井住友銀行カードローンの審査に落ちてしまうこともあります。

自営業者やフリーランスでも審査に通る?

三井住友銀行カードローンの審査において自営業者(およびフリーランス)の立場はやや弱いです。もちろん自営業者でも安定した収入がある人なら三井住友銀行カードローンで審査を受けられます。

しかし、自営業者はパート・アルバイトや派遣社員以上に三井住友銀行カードローンの審査を通過することは厳しいです。

なぜならパート・アルバイトや派遣社員だと確かに身分は非正規雇用者ですが、職業は歴とした給与所得者ですが、一方で自営業者(およびフリーランス)は事業者なので、事業規模が小さいほど景気の変動の影響を受け売上や所得の変動も激しく、それが銀行にとっては与信判断上悩みの種になるのです。

一定の売上実績と安定した事業所得がある対象者を除き、自営業者(およびフリーランス)が三井住友銀行カードローンの審査を通るのはかなり厳しいと考えて申込みを検討してください。

専業主婦、年金生活者、学生は審査に通る?

専業主婦、年金生活者、学生は三井住友銀行カードローンの審査に通るのでしょうか?答えは以下のとおりです。

専業主婦

専業主婦に関しては残念ながら三井住友銀行カードローンの審査は受けられません。その理由は本人が無職で収入がないからです。

また、配偶者に一定以上の安定した収入があっても三井住友銀行カードローンは受付してくれません。

どうしても専業主婦がカードローンを借りたいなら、ネットで検索して取り扱いしている金融機関を探して申し込みするしか方法はありません。(少数ですがいくつか候補はあります)

もちろん、大手消費者金融では専業主婦に対して一切お金を貸していないので留意しておいてください。

年金生活者

三井住友銀行では年金収入だけの年金生活者はカードローンの申し込みはできません。なぜなら三井住友銀行では年金収入を安定した収入と見なしていないからです。

ちなみに保証会社のSMBCコンシューマーファイナンスの公式サイトもチェックしてみましたが、特に年金生活者に関しては確認できませんでした。つまり、取り扱いをしていないということでしょう。

しかし、年金生活者でもアルバイトで働いているとか事業で安定した収入があるのなら話は別です。三井住友銀行カードローンの審査対象となりますが、年金生活者はすでに高齢なので別途年齢制限(申込時の年齢が満69歳以下)に引っかかる可能性が高くカードローンの長期利用は期待できません。年金生活者はそのデメリットも踏まえて申し込みを検討してください。

学生

申込時の年齢が満19歳以下(未成年)、または安定した収入がない学生は三井住友銀行カードローンには申し込むことができません。

ただし、同じ学生でも申込時の年齢が満20歳以上で、アルバイトなどで安定した収入を確保できていたら三井住友銀行カードローンの審査を受けられる可能性が高いです。

審査結果の連絡がこない原因と対処法

三井住友銀行カードローンでは、審査結果については最短翌日営業日には連絡が入ります。しかし、いくら待っても審査結果がこないのは何かしらの原因があります。

考えられる要因とその対策法は以下のとおりです。

・メールですでに審査結果が届いているにもかかわらず、スパムメールとして判断されゴミ箱に入っていた→メールボックスのゴミ箱をチェックする。

・申し込みが混雑して予想外に審査に時間がかかっている→直接銀行に問い合わせて状況を確認する。

・銀行から所得確認書類の提出を電話で受けていたにもかかわらず忘れていた→これは審査も途中で止まっています。書類を送って審査を再開してもらうしか方法はありません。また、一定期限が過ぎると期限切れでそのまま審査で落とされる可能性もあります。

限度額を低めに申し込むと審査に有利?

カードローンの希望限度額を低くして申し込みすれば、銀行にとっても貸付リスクが下がるので確かに審査には有利です。

しかし、それはあくまで一般論に過ぎず、審査で重要な点は「借り入れと返済のバランスが取れていること」です。

ただ限度額を低くして申し込みすることが、そのまま「審査で有利となる」ことを意味しているわけでもありません。

特にパート・アルバイト等はもともと収入も低く安定性に欠けるため、銀行カードローンのような審査基準が高い場合、「限度額を低く申込む」だけでは不十分です。あくまで借入と返済のバランスが取れている必要があります。

「限度額を低くして申込みする」、これはむしろ消費者金融向きの審査テクニックといえるでしょう。

三井住友銀行カードローンの増額は審査基準が厳しい?

三井住友銀行カードローンももちろん利用限度額の増額は可能です。電話またはローン契約機にて利用限度額の増額申請ができます。

ただし、増額審査は限度額を増やす審査なので、初回審査より審査基準が上がっていることが多いです。

そのため増額審査においては、最低限以下の審査基準を満たしておく必要があります。

  • 契約後のカードローン利用実績が良好であること
  • 初回審査以降、信用情報に信用を落とす傷がついていないこと
  • 初回審査と同じく、在籍確認があるのできちんと確認できること(特に転職していた場合は要注意)

逆に増額審査の結果、逆に限度額が減額となる場合もありますので、可能性のひとつとして知っておいてください。

まとめ

三井住友銀行カードローンの審査の流れと審査基準について詳しく解説してきました。

また、三井住友銀行カードローンの審査に落ちる人の特徴やその対策、審査の疑問にも触れました。

三井住友銀行カードローンは銀行ならではの金利、高限度額のハイスペックなカードローンとして、希望者なら1枚は持って活用したいカードだと思います。

ただし、銀行カードローンとしてその審査基準も高く、申込みすれば審査に通って誰でも簡単に手に入るというカードでもありません。

三井住友銀行カードローンの審査に耐えうる十分な信用力とその対策があって初めて利用可能なカードローンと考えています。

この記事が三井住友銀行カードローンを申し込むうえで参考となれば幸いです。

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この記事の執筆者

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知って得するお金の情報サイト「知っ得!カードローン」の運営者です。キャッシング専門ライターとして活動を始めてから、今年で6年目になります。貸金業務取扱主任者資格、ファイナンシャル・プランニング技能検定2級(FP)、日商簿記検定2級に合格。生活困窮者や自己破産者を救いたい一心で記事を書いています。