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みずほ銀行カードローンの審査の流れと審査基準

みずほ銀行カードローンの審査の流れと審査基準

みずほ銀行カードローンの審査はどのくらい厳しいのでしょうか?また、審査の流れや審査基準も気になりますよね。

みずほ銀行カードローンは3大メガバンクのひとつ、みずほ銀行が発行している借入専用のカードローンです。

みずほ銀行カードローンは金利年2.0%~14.0%、利用限度額10万円~800万円。利用できれば魅力満載のハイスペックなカードローンとして知られています。

みずほ銀行カードローンを手に入れるためには審査を通らなければいけません。

みずほ銀行カードローンの審査は他のメガバンクや地方銀行カードローンの審査と同じようなものか、大手消費者金融の審査基準と似ているのか、など興味あるところですよね。

この記事では、みずほ銀行カードローンの審査の流れや審査基準について元銀行員の筆者が解説します。

みずほ銀行カードローンの審査に通るか通らないか心配な方は、ぜひ参考にしてください。

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※みずほ銀行カードローンのご利用は計画的に。

目次

みずほ銀行カードローンの審査の流れ

みずほ銀行カードローンの審査の流れと審査基準を理解するために、前提としてカードローンの申し込みにどのような条件を設けているかを知っておく必要があります。

なぜなら、みずほ銀行カードローンの申込条件に沿って、審査基準も組まれていることが多いからです。

また、みずほ銀行カードローンでは普通預金口座ありが利用条件となっているため、口座の有無によって審査の流れは異なります。

みずほ銀行カードローンの申し込みでは、以下の3つの基準をすべて満たす必要があります。

  • 契約時の年齢が満20歳以上66歳未満の個人
  • 安定した収入が見込めること
  • 保証会社オリエントコーポレーション(以下オリコ)の保証が受けられること

まずは、みずほ銀行カードローンの審査の流れをしっかり押さえていくことにしましょう。

しかし、みずほ銀行カードローンの申込方法には、インターネット、郵送(メールオーダー)、電話、店頭と4種類もあるので、一度にすべての流れを紹介するのは無理があります。そのため、現在主流のインターネット申込みからの流れを中心に説明していくことにします。

みずほ銀行カードローンには発行方法で2つのタイプがあります。「キャッシュカード兼用型」と「カードローン専用型」です。

みずほ銀行カードローンを理解するうえでとても大事な要素なので、簡単に紹介しておきます。

【キャッシュカード兼用型】
みずほ銀行の普通預金キャッシュカードにカードローン機能を付帯したもの。銀行が審査応諾後すぐにキャッシュカードでATMからカードローンを利用できる。

【カードローン専用型】
みずほ銀行が新規にカードローン専用カードを発行したもの(キャッシュカードは使わない)。カードローン専用カードが自宅に到着後(契約手続き完了後、1~2週間程度)、借入で利用できる。

みずほ銀行カードローンの審査の流れ「口座あり」

みずほ銀行カードローンの審査の流れ「口座あり」のケースです。(インターネット経由、「みずほ銀行に普通預金口座あり」の条件で申込みした場合)

注意点として「みずほ銀行に普通預金口座あり」の場合、申し込めるカードローンの形態は、すでにご紹介した「キャッシュカード兼用型」のみとなります。

  1. みずほ銀行公式サイトから申込み(口座ありを選択)
  2. 仮審査(みずほ銀行及び保証会社による審査)
  3. 審査結果はメールで回答(ここまでは仮申込み扱い)
  4. 必要書類登録用URL(*3)到着、メール記載手順に沿って手続き
  5. カードローン口座開設完了(メールで連絡)
  6. 本審査の開始
  7. 契約内容確認書を自宅へ郵送される
  8. キャッシュカードですぐに借入OK

※3.希望限度額が50万円を超える場合、メールに収入証明書登録用URLが届く

みずほ銀行カードローンの審査の流れ「口座なし」

みずほ銀行カードローンの審査の流れ「口座なし」のケースです。(インターネット経由、カードローンと普通預金口座開設を同時申込みする場合)

  1. みずほ銀行公式サイトから申込み(口座なしを選択)
  2. 仮審査(みずほ銀行及び保証会社による審査)
  3. 審査結果はメールで回答(ここまでは仮申込み扱い)
  4. みずほ銀行から通帳等を自宅に送付(受取確認後、カードローン口座の開設とキャッシュカードを送付)
  5. カードローン口座開設完了(メールで連絡)
  6. 本審査の開始
  7. 契約内容確認書が自宅に郵送される
  8. キャッシュカードですぐに借入OK

なお、本章で紹介したのは「キャッシュカード兼用型」に対する一連の流れですが、「普通預金口座同時開設申込みを希望しない場合」や「カードローン専用型を選択した場合」では別の流れがあります。

詳しくは、以下のみずほ銀行カードローン公式サイトを参考にしてください。

参照ご契約までの流れ|みずほ銀行カードローン公式

みずほ銀行カードローンの審査基準

みずほ銀行カードローンの審査の流れを理解してもらったところで、次は審査基準についてです。

みずほ銀行カードローンの審査基準は主に以下の4つから成り立っています。

  • 属性(スコアリング)
  • 信用情報
  • 在籍確認
  • 保証会社オリコ・みずほ銀行独自の審査

いずれの項目も、みずほ銀行が決めた基準を超える必要があります。以下で個別に詳しく解説します。

属性(スコアリング)審査

みずほ銀行カードローンの審査基準の1つ目はスコアリング(属性)です。

属性(別名スコアリング)とは、みずほ銀行カードローンでは仮審査の最初の段階で行われる審査方式のことです。

申し込みフォームに入力された各属性(年齢、収入、勤務先など)をみずほ銀行の審査基準に沿って点数化、その合計点が銀行の設定した足切りラインを超えた人を全員スコアリングの通過者とします。

スコアリングは、インターネット、電話、店頭などの申込方法に関係なく、すべてコンピュータによる自動審査ですのでスコアを出すのがとても早いのが特徴です。

逆に言えば、容赦なく点数がコンピュータではじき出されるため、人の判断が加えられる要素がありません。ある意味では公平でもあり、また情け容赦の入らない厳しい審査方式ともいえるでしょう。

ただし、これはあくまでみずほ銀行カードローンの仮審査の第一段階であり、スコアリングを通過してもさらに重要な審査が次に待っています。

信用情報に基づく審査

みずほ銀行カードローンの審査基準の2つ目は信用情報です。

信用情報とは、みずほ銀行が信用情報を確認するために外部の個人信用情報機関に問い合わせる一連の審査手続きのことで、この目的は信用情報をチェックすることで、融資してよい対象かどうか本人の信用性を判断することにあります。

個人信用情報機関とは、KSC、JICC、CICの3つの機関を指していますが、問い合わせるのは保証会社のオリコなので、内容によってはすべての個人信用情報機関に問い合わせる可能性もあります。

信用情報の問い合わせの内容は主に以下の項目です。

  • ローンやクレジットカードの申し込みや契約内容
  • 毎月の返済状況
  • 他社借入の件数・金額
  • 異動情報(金融事故情報)の登録状況

みずほ銀行としてもこれらの登録情報の内容を精査し、もし申込者の信用に相当問題があることが分かれば貸付リスクの高い顧客として、みずほ銀行カードローンの審査で落とす判断をします。

一般的に銀行では手続きとしてこの信用情報チェックをスコアリングと同時進行させており、仮にスコアリングの結果が良くても信用情報に問題があればこの審査で落ちる場合が多いです。

勤務先への在籍確認

みずほ銀行カードローンの審査基準の3つ目は在籍確認です。

在籍確認とは、みずほ銀行の担当者がカードローン申込者の勤務先に電話をかけて本人の在籍を確認する手続きです。あわせて収入の出所を確認する目的もあるので、在籍確認はみずほ銀行カードローンの審査では欠かせない手続きのひとつになっています。

銀行カードローンの仮審査は主に保証会社が行うことになっており、みずほ銀行カードローンでは保証会社のオリコが行います。

在籍確認の電話も原則として保証会社のオリコが行いますが、あくまでみずほ銀行カードローンの審査手続きであるため、電話をかけるときも「みずほ銀行」を名乗ります。

ただし、最近では勤務先側でも、「個人情報保護法」により在籍確認に協力してくれない例もあります。

しかし、銀行は社会的信用度も高いので、個人名でかけるよりむしろ銀行名を名乗ったほうが、電話を受けた会社の社員も安心して本人につないだり、受け答えしてくれたりするのではないでしょうか。

みずほ銀行もメガバンクのひとつであり、そういう点で銀行名を名乗って電話をかけるのは、相手を安心させる意味からも筆者はむしろメリットだと考えています。

保証会社オリコ・みずほ銀行独自の審査

みずほ銀行カードローンの審査基準の4つ目は保証会社オリコの審査・みずほ銀行独自の審査です。

みずほ銀行カードローンの審査では、銀行と保証会社でそれぞれ審査を無事に通過することが必要です。

みずほ銀行カードローンの場合、保証会社オリコの審査を受けて保証を受けられることが利用の絶対条件となっています。

信販会社大手のオリコは、みずほ銀行カードローン以外にも数多くの保証業務を担当しているため、銀行カードローンの与信・審査ノウハウが豊富です。

ただし、審査はオリコ基準でなく、みずほ銀行基準で行われるので決して低くはありません。そのため、属性評価が低ければ、最初のスコアリングだけで審査落ちする可能性も十分にあります。

加えて、みずほ銀行独自による審査手続きもあります。これは主に申込者が反社会的集団に属していないか、またはその関係者でないかを、みずほ銀行が預金保険機構経由で警察庁のデータベースに問い合わせて確認する手続きです。内容によっては確認に2日~2週間ほどかかります。

みずほ銀行カードローンの審査時間

みずほ銀行カードローンの審査時間は、申し込みから最短即日で審査の結果を回答してくれます。

銀行のカードローン審査は、消費者金融に比べて時間がかかるイメージですが、そんなことはありません。

一時期はどの銀行カードローンも翌営業日以降での回答が最短でしたが、現在は審査の簡略化によって消費者金融との差も少なくなりつつあります。

審査が遅いという理由から、これまで銀行カードローンを避けてきた人でも安心ですね。

みずほ銀行カードローンの審査を通るのはどんな人?

みずほ銀行カードローンの審査を通るのは以下のような条件を満たすことができた人です。

安定した収入と勤続年数

みずほ銀行カードローンの審査を通るには、本人に安定した収入があることが必須の条件となります。

みずほ銀行では申込者の雇用形態に細かい制限はないため、安定した収入さえあれば正社員のほかアルバイトやパートなどの非正規雇用者でも申し込みが可能です。

とはいえ銀行のカードローンですので、年収は最低でも100万円以上はあったほうがいいと思われます。なぜならインターネット申込みの場合、みずほ銀行カードローンの借入希望額の単位が最低50万円からとなっていますので年収は倍の100万円以上が審査通過の最低ラインだと考えられます。

※銀行カードローンでは、自行・他行・貸金業者からの借入総額が年収の2分の1以内が目安となる。

また、勤続年数についても銀行カードローンは消費者金融よりも基準が厳しいため、最低でも1年以上、3年以上もあれば審査で不利になることはありません。

勤続年数が長期であるほど定期的な収入と安定した返済の継続性が担保されるので、みずほ銀行カードローンの審査を通るためには安定した収入があること以外にも勤続年数も重要となります。

みずほ銀行カードローンに申し込みできる人

  • 会社員(公務員なども含む)
  • 契約社員
  • 派遣社員
  • 会社経営者
  • 個人事業主…など

保証会社オリエントコーポレーション(オリコ)の保証を受けられる

みずほ銀行カードローンでは、株式会社オリエントコーポレーション(以下オリコ)が保証会社としてついており、また審査業務も兼ねているので、必ずオリコから保証を受けられることが利用の条件になっています。

オリコは信販会社の大手として、自社ブランドのクレジットカードやローン商品を販売しています。さらに、数多くの銀行ローンやクレジットカードの保証や審査業務も請け負っている企業ですが、その審査の難易度は消費者金融以上、銀行以下と考えています。

したがってオリコの求める審査基準さえ満たすことができれば、審査を通るのもそれほど難しいものではありません。

※オリコは全国550以上の金融機関と提携しており、保証提携で業界トップクラスの取引先数を誇っています。
クレジット事業で培った豊富な審査・保証ノウハウで高い評価を得ている保証会社です。
※みずほ銀行カードローンでは、みずほ銀行とオリコの両社で審査を行っています。

みずほ銀行の口座に加えて給与振込や住宅ローンなどの取引実績がある

みずほ銀行で給与振込など取引のある口座があり、また住宅ローン含む各種の取引実績がある人はみずほ銀行カードローンの審査では有利です。

銀行カードローンでは、多くの銀行で自行の口座開設をカードローンの発行条件としており、それだけ審査でも総合的な取引実績を重視しています。

そこに住宅ローンや給与振込口座指定、預金取引などの各種取引が加われば審査ではさらに有利になるでしょう。

その他、例えば住宅ローン利用があればカードローン金利が適用金利よりさらに0.5%引き下げられる優遇があります。(含むみずほ銀行経由で借りたフラット35)

このように、みずほ銀行で取引があればカードローンの審査でも有利になることは明らかになっています。

信用情報に傷がない

みずほ銀行カードローンの審査では、みずほ銀行および保証会社のオリコが所定の個人信用情報機関に問い合わせを行い、本人の信用情報をチェックします。

その問い合わせで申込者の信用情報に大きな傷がなく何も問題がなければカードローンの審査に通る可能性が高いです。

ただし、各種の登録情報の中でも、異動情報と公式によばれている金融事故情報(長期延滞、債務整理など)が登録されていた場合は、他の審査項目がいかに良くても即日審査落ちの原因となります。

在籍確認が取れる

在籍確認とは、オリコが申込者の勤務先に電話をかけて、本人が勤務先で在籍し働いていることを確認する審査手続きです。

信用情報とともにみずほ銀行カードローンの審査では最も重要な審査項目なので、在籍確認を取れたらカードローンは借りられます。

勤務先に電話をかけられることでカードローンの申し込みを勤務先に知られることを嫌う申込者もいますが、みずほ銀行の場合、銀行には珍しく銀行名でなく担当者の個人名で電話をかけてくれるのでバレる可能性は極めて低いです。

担当者によって質問内容は異なりますが、在籍している事実が確認できれば在籍確認は完了です。

担当者:「〇〇さん(あなた)はいらっしゃいますか?」
同僚:「ただいま席を外しております」
担当者:「分かりました。ありがとうございます」

勤務事実を確認するだけなので、この電話は時間にしておよそ約30秒程度で終わることがほとんどです。

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みずほ銀行カードローンの審査に落ちる理由

続いて、みずほ銀行カードローンの審査に落ちる理由や通らない原因について解説します。

事前にみずほ銀行カードローンの審査に落ちる要因やその理由について知っておくと、申込前にその部分を補強することで通過の可能性を高められます。

みずほ銀行カードローンの審査を通るために、筆者としては以下の8点に注意してほしいと考えています。

安定した収入の不足

みずほ銀行カードローンの審査に落ちる要因・通らない理由として、「安定した収入の不足」が挙げられます。

みずほ銀行カードローンの申込条件のひとつは、安定かつ継続した収入が見込めることです。

銀行カードローンではこれが最も重要視されており、定期的な収入は本人の返済能力を示す源泉なので、これを外して審査に通すことはありません。

安定・継続の意味は、とにかく毎月定期的に給与や報酬の形で収入があることです。また、1回当たりの金額が大きくても、収入が入ったり入らなかったりの状況では安定とも継続ともいえません。

みずほ銀行カードローンの審査を通るために、申込者はまずこの状況を作っておく必要があります。

勤続年数が不足している

みずほ銀行カードローンの審査に落ちる要因・通らない理由として、「勤続年数不足」が挙げられます。

収入が安定・継続して入ってきていても、みずほ銀行カードローンではそれだけでは不十分です。さらにそれを担保している勤務先での十分な勤続年数が必要となります。

勤続年数の目安としては、みずほ銀行カードローンでは最低1年以上、できれば3年以上は確保してほしいところです。

消費者金融は勤続年数に関してはより弾力的で、仮に勤務を開始してから1回の出勤や給与支給の実績があれば、ひとまずはそれで十分と認めてくれることもあります。

しかし、みずほ銀行カードローンではそのような対応はまずないと考えてください。勤続年数が不足したまま申し込んでも、審査に通らないばかりか、審査に落ちた情報が個人信用情報機関に登録されてしまいます。

せっかく安定した収入があるのに、それではつまらないですよね。みずほ銀行カードローンでは、焦らずに各条件を十分に整えてから申し込んでください。

収入に対して返済比率が高すぎる

みずほ銀行カードローンの審査に落ちる要因や通らない理由として、「収入に対して返済比率が高すぎる」ことが挙げられます。

みずほ銀行カードローンの審査では、収入に対して返済比率があまりにも高すぎると審査に落ちやすくなります。

総量規制を受けている消費者金融では、1人の申込者に対して総額で年収の3分の1を超えて貸付けることができないというルールがあります。

実は2017年以降は銀行カードローンの審査でも総量規制の基準に沿った運用が行われています。そのため、年収の3分の1を超えるような申し込みを行うと銀行も慎重審査に切り替わります。

また、昔から銀行では収入に対する返済比率が3割を超え出すと急に審査通過率が下がっていく傾向が強いです。

これをカードローンに適用すると、例えば限度額50万円の申し込みには最低150万円~200万円程度の年収が必要ということになります。

みずほ銀行のようなメガバンクであれば、さらに辛めに見て年収も200万円以上は必要といえます。みずほ銀行カードローンを検討中の方は自分の年収をよく踏まえたうえで申し込みましょう。

信用情報に問題あり

みずほ銀行カードローンの審査に落ちる要因・通らない理由として、「信用情報に問題あり」のケースが挙げられます。

保証会社オリコの個人信用情報機関への問い合わせで、もし申込者の信用情報に問題があれば、みずほ銀行カードローンで審査落ちの可能性が高くなります。

とりわけ異動情報とよばれる過去の金融トラブルに関する情報(*4)は、その登録があるだけで即審査落ちの対象になるので、心当たりのある人は、最初からみずほ銀行カードローンへの申し込みをやめておいたほうが無難です。なぜなら、追加で個人信用情報機関に審査落ちの情報まで載せられてしまうから。

また、毎月の返済日に遅れて返済する「返済遅延」も銀行はかなり厳しく判定します。(※クレジットカードや各種ローンの返済含む)

過去に2~3回、連続して返済遅延を起こしていたら、みずほ銀行カードローンでの審査通過は厳しいと考えてください。

※4.異動情報の種類には、61日以上の返済滞納、自己破産などの債務整理、代位弁済、強制解約などがあります。

他社借入が過大

みずほ銀行カードローンの審査に落ちる要因・通らない理由として、「他社借入が過大」が挙げられます。

内容や程度にもよりますが、みずほ銀行カードローンの申込前に、他社の債務が多いほど審査落ちのリスクが高くなります。

どの程度を過剰債務と判断するか、銀行はどこも基準を一切公表しておらず不明ですが、一般的には銀行は消費者金融よりその基準は厳しめです。

カードローンの契約件数は3社もあれば黄色信号ですし、返済比率が3割超える借入残高があれば、みずほ銀行の対応も相当慎重になっていくでしょう。

もちろん嘘をついて、他社借入の存在を申告しなかったところで、個人信用情報機関への問い合わせですべて分かるので無駄な抵抗です。

筆者が示した他社借入の目安を元に、みずほ銀行カードローンに申込みするかどうかよく検討してください。

在籍確認が取れない

みずほ銀行カードローンの審査に落ちる要因・通らない理由として、「在籍確認が取れない」が挙げられます。

みずほ銀行(保証会社オリコ)が勤務先に電話をかけて、在籍確認が取れないとカードローンは借りられませんので注意してください。

在籍確認は申込者が職場で在籍していることを直接電話で確認する手続きですが、銀行カードローンの場合は必須の手続きです。

もちろん「在籍確認の電話をかけられるのは嫌だからなしにしてほしい」と銀行に頼んだところで無視されるだけですから、在籍確認は必ずあることを前提で申込みしてください。

また、諸事情により在籍確認が取れない可能性が少しでもあるなら、事前に勤務先に根回しして協力を仰いでおくとか、みずほ銀行に必要な情報を十分提供して、無事に在籍確認が終えられるよう、環境づくりに努力してください。

みずほ銀行またはオリコとの取り引きでトラブルを起こしていた

みずほ銀行カードローンの審査に落ちる要因・通らない理由として、「みずほ銀行またはオリコとの取引でトラブルを起こしていた」が挙げられます。

個人信用情報機関に申込者の信用を落とす情報が見つからなくても、みずほ銀行あるいはオリコとの取引で過去に金銭トラブルを起こしていたら、みずほカードローンの審査に通らない可能性が高いです。

信用情報機関に登録されている信用情報には保有期間が定められており、信用情報の種類によって短いもので2~6ヵ月、異動情報といった重度の事故情報でも5~10年が経過すれば削除されます。

しかし、保有期間が設定されている信用情報とは異なり、カードローン会社は過去にトラブルや事故を起こした同一人物との取り引きは極力避けたいので、ある程度の時間が経ったからといってデータを消すなんてことはありません。これはみずほ銀行や保証会社のオリコも同様です。

そのため、過去にトラブルを起こした個人が、みずほ銀行やオリコのローンやクレジットカードに申し込みをしても審査に落ちる可能性は高いです。

短期間に複数のカードローンへ申し込んだ

みずほ銀行カードローンの審査に落ちる要因・通らない理由として、「短期間に複数のカードローンへ申し込んだ」が挙げられます。

短期間で複数他社に申し込みが集中していた場合、みずほ銀行カードローンの審査にも相当の影響があります。

短期間、複数他社がどれくらいを指すのか定義することは難しいのですが、一般的には1ヵ月間に3社以上申込みを繰り返していたら、みずほ銀行カードローンの審査にかなり悪く影響するでしょう。

ローンやクレジットカードなどの申し込みに関する情報は信用情報機関に個人の信用情報を照会した段階で登録されるので、別のカードローン会社が信用情報を問い合わせればその内容もすべてわかってしまいます。

※申し込みに関する情報の保有期間は、どの信用情報機関でも原則として6ヵ月です。

短期間に複数他社の申し込みを繰り返す人は、「資金繰りが悪い貸付リスクの高い人」と見なされるので、どの業者も慎重に審査をするので落ちやすくなるのです。

カードローンに申し込むときには、なるべく期間を空けてからにしましょう。

みずほ銀行カードローンの審査を通りやすくする方法

みずほ銀行カードローンの審査を通るためにいくつかコツがあります。

この章では、そのうち特に大事なポイントを紹介します。

みずほ銀行で取引実績を積んでおく

みずほ銀行カードローンの申込前に口座を開設して、早めにみずほ銀行との利用実績を作っておくことをおすすめします。そうすれば利用実績を背景にみずほ銀行カードローンの審査に通りやすくなることが期待できます。

もちろんカードローン申し込みと口座開設を同時に行うこともできますが、口座開設に時間がかかる分、審査までさらに時間が必要なのでデメリットも多いです。

さらに事前に口座があれば、ネットを利用したWeb完結申込みだと、手持ちのキャッシュカードにそのままカードローンの機能を付けるだけなので手続きもすごくカンタンで便利です。

銀行カードローンの審査を有利にするコツは、カードローンの申込前に銀行口座を開設しておき、積極的に利用実績を作っておくことです。これは預金口座だけではなく他の取り引きにもいえます。

例えば、みずほ銀行カードローンの申し込みの前に、すでに住宅ローンの取り引きがあればカードローンの金利を引き下げてくれます(適用金利よりさらに0.5%割引)。これこそ銀行が総合取引を重視している証拠であり、消費者金融には見られない特徴です。

みずほ銀行カードローンを利用するつもりなら、関連会社との取引も含めて事前にできるだけ多くの取引実績を作っておくことをおすすめします。

希望の借入金額を低めにして申し込む

限度額を低くして申し込みをすれば、みずほ銀行の貸付リスクも下がるので、みずほ銀行カードローンの審査に通りやすくなります。

具体的には以下のような方法があります。

10万円で申し込んでまずはカードローンを手に入れる

もしカードローンを作ればそれが実績になるので、利用枠の不足分はあとで増額申請すれば対応できます。

所得証明書類不要の限度額以内で申し込む

みずほ銀行では限度額50万円超にする際に収入証明書(所得を証明する書類)が必要です。

したがって限度額50万円以内で、かつできるだけ低くして申し込みすれば、審査も通りやすくなり、さらに審査書類も少なくて審査時間を短くできるメリットもあります。

年収の3分の1以内の限度額で申し込む

最近の銀行カードローンでは、審査も消費者金融の総量規制の方針に沿って審査されるケースが多いです。

そのため、年収の3分の1以内を目途に限度額を抑えて申し込みすればみずほ銀行カードローンの審査に通りやすくなる可能性があります。

短期間に他社カードローンとの同時申込みは避ける

みずほ銀行カードローンに申し込むときは他社のカードローンと同時に申し込まない。これもみずほ銀行カードローンの審査に通りやすくするコツです。

カードローン会社は短期間に他社と同時申込みされることを嫌う傾向が強く、その理由はこのような申し込みをする人はお金にまったく余裕がない方とみなすからです。

他社との同時申込みが判明したら、それを理由にみずほ銀行カードローンの審査に落ちてしまう可能性が高くなります。

JICC、CICに記録されている申込情報は、登録から6ヵ月間過ぎれば削除されるルールになっています。※

みずほ銀行カードローンには最低でも6ヵ月間くらい空けてから申し込みすればこのダメージを少なくすることができます。

※みずほ銀行カードローンの指定信用情報機関である全国銀行個人信用情報センターでの申込情報の保有期間は1年なので注意のこと。

申し込みで嘘はつかない、かかってきた電話には必ず出る

みずほ銀行カードローンの申し込みで嘘は申告しない、かかってきた電話には必ず出る、これが審査を通りやすくする基本姿勢です。

申し込みが自己申告であることをいいことに、年収や勤続年数などを偽って申し込んでくる人もいますが、みずほ銀行が信用情報を照会すれば簡単にバレてしまいます。

みずほ銀行カードローンの申し込みでは、くれぐれも絶対に嘘はつかないようにしましょう。

また、みずほ銀行カードローン公式サイトには「保証会社(オリコ)より申込内容の確認電話がかかってくる場合があります。電話に出ないとそれを理由に申込みを取り下げる場合があります」としっかりと明記されています。

みずほ銀行カードローンの審査中にかかってきた電話にはすぐに出られるように準備しておき、もし電話に出られなかったとしても必ず折り返しの電話を入れて確認する、これが審査の基本姿勢です。必ず守ってくださいね。

申し込みフォームは正確に入力

みずほ銀行カードローンの審査を通りやすくする方法のひとつとして、申し込みフォームを正確丁寧に入力すること。また、その際にはできるだけ空欄を作らないよう心がけてください。

申し込みフォームにはその人物の性格や能力が現れます。性格が大雑把な人ほど入力内容も粗雑です。

入力内容をチェックした審査担当者も、もし内容が判別不能とか、入力が必要な箇所が空欄のままにされていたら、一体どう思うでしょうか?良い印象を持つわけありませんよね。

また、粗雑な内容は審査担当に誤解を生む可能性もあり、それが原因で審査落ちの可能性すらあります。

もし入力項目が多すぎて短時間で打ち込みにくいなら、先にみずほ銀行カードローンの入力フォームを紙に印刷して、それに内容を詳しく下書きしておく方法を検討してください。

あとはその下書きを横目にひたすら正確に申し込みフォームに内容を入力していけばいいのです。

申し込みフォームに入力された情報は申込者とみずほ銀行を繋ぎ、審査通過を成功裡に導いてくれる架け橋です。とにかく自分に関する事実を正確かつ丁寧に申告する、これに徹してください。

まとめ

みずほ銀行カードローンの審査の流れと審査基準について詳しく解説してきました。

銀行ならではの金利で借入ができる、みずほ銀行カードローンはできれば手元に持っておきたい1枚です。

しかし、みずほ銀行カードローンは、メガバンクゆえその審査基準も高く、きちんと正攻法で審査を受けて通らなければ利用することができません。

それだけに手にすることができれば、個人生活に役立つ理想的なカードローンとなることでしょう。

この記事がみずほ銀行カードローンの審査に関心ある、すべての方の問題解決に役立つことを期待しています。

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この記事の執筆者

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知って得するお金の情報サイト「知っ得!カードローン」の運営者です。キャッシング専門ライターとして活動を始めてから、今年で6年目になります。貸金業務取扱主任者資格、ファイナンシャル・プランニング技能検定2級(FP)、日商簿記検定2級に合格。生活困窮者や自己破産者を救いたい一心で記事を書いています。