銀行カードローンの審査に通る方法と通りやすい人の特徴

カードローン審査

銀行カードローンを手に入れて利用したいと思った時、一番のネックは何でしょうか?

そうです、銀行カードローンの審査に通ることです。

しかし銀行カードローンの審査に通るといってもそう簡単ではありません。

銀行カードローンの審査を通るには、銀行が要求している所定の審査基準を満たさねばならないからです。

また申込者の中には、銀行カードローンの審査基準を十分に満たしており、審査にも通りやすい人がいます。

では銀行カードローンの審査に通りやすい人とは一体どんな特徴を持っている人なのでしょうか?

できることならその特徴を知って、自分も真似することで銀行カードローンの審査を通りやすくしたいものですね。

そこでこの記事では、銀行カードローンの審査に通る方法や通りやすい人の特徴を取り上げて詳しく解説します。

また銀行カードローンでは審査の条件を十分に満たせず通らない方もいるので、その方々に向けて審査を通りやすくするための注意点や対策をお話しします。

記事を読んでいただければ、必ず最後には銀行カードローンの審査に対する苦手意識がなくなっているはずです。

銀行カードローンの審査に通る方法

銀行カードローンの審査に通るためにはさまざまな方法があります。

元銀行員である筆者の審査体験を踏まえ、効果的と考えている銀行カードローンの審査に通るための方法は以下の10点です。

  • 安定した収入を確保する
  • 返済を遅延および長期滞納しない
  • 金融事故を起こさない
  • 他社債務(借入残高、借入件数)を一定範囲に保つ
  • 在籍確認をクリアする
  • 保証会社が2社ある銀行カードローンに申込む
  • 保証会社が大手消費者金融の銀行カードローンに申込む
  • 金利が高めの銀行カードローンに申込む
  • 自主規制が緩めの銀行カードローンに申込む
  • 関連取引で審査優遇がある銀行カードローンに申込む

安定した収入を確保する

銀行カードローンの審査に通るためには安定した収入を確保するのが一番です。

銀行カードローンの審査で銀行が最も重視するのは、「カードローンを貸したら利用者はきちんと返済してくれるか」という点。

そのために銀行は、安定した収入の確保をカードローンの返済財源として最初に申込者の審査に通る条件に求めてくるのです。

銀行が考える安定した収入とは、毎月1回の頻度で収入が継続かつ安定的に入ってくる状態をいい、収入が隔月で入ってくる、入金が不定期、歩合給が収入の大半を占めるなどの状態は安定した収入と認めてくれません。

それだけに、たとえば銀行カードローンの申込者が自営業者であっても、給与が毎月1回の頻度で安定した収入が得られるような事業の実態を作っておく必要があります。

返済を遅延および長期滞納しない

銀行カードローンの審査を通るためには、カードローンの返済を遅延したり、長期滞納したりしてはいけません。

銀行カードローンの審査において、返済遅延は銀行が最も嫌う行為のひとつであり、かなりの確率で審査落ちにつながる行為です。

逆をいえば返済遅延をしていない方は、それだけでも銀行カードローンの審査に通る可能性が高くなっています。

返済遅延とは、業者と約束した毎月の返済日を守らず、返済日より後に返済する行為をいいますが、明確な条件違反でありローン等信用商品の利用者の信用を落とす行為です。

銀行はカードローンを審査するに当たり、信用情報機関に申込者の返済履歴を照会するので、もし他社取引で返済遅延を繰り返していたら、それだけで審査に落ちてしまうでしょう。

返済遅延の常習者はやがて長期滞納につながる恐れがあるので、カードローンの審査において銀行は返済遅延を繰り返す人に対して厳しい見方をします。

他社の返済で何度も返済遅延を繰り返している方は残念ながら銀行カードローンの審査には通りません。

返済遅延はできれば1~2回以内に留めておくことが、銀行カードローンの審査を通るために必要です。

金融事故を起こさない

銀行カードローンの申込者が審査に通るためには、絶対に金融事故を起こさないことが必要です。

金融事故の種類には、前章で説明した長期滞納以外に、代位弁済、強制解約、債務整理等があります。

いずれも信用商品の利用者が業者に金銭的な被害を与えた金融トラブルであり、起こした時点で利用者の信用を著しく落としています。

またこの金融事故情報は取引業者を通じて指定信用情報機関に通知され、通常5年から10年登録保存されることから、他社が信用照会すれば誰でもその事実を知ることができます(信用情報機関における金融事故情報の正式名は異動情報です)。

異動情報は金融業者にとって与信判定をする上で絶対に無視できない重大事項なので、銀行が信用照会で異動情報が登録されていることを知れば、申込者が銀行カードローンの審査を通ることはないでしょう。

なぜなら銀行がそのような方に融資しても、再び同種の金融トラブルを引き起こされる可能性もあるので、それならばと、審査で落として未然に防止を図ろうとするからです。

銀行カードローンの審査を確実に通るためには、申込者に金融事故が一切ないことが必須の条件です。

他社債務(借入残高、借入件数)を一定範囲に保つ

申込者が銀行カードローンの審査を通るためには、他社債務(借入残高、借入件数)を一定範囲に保っておく必要があります。

他社債務を借入残高、借入件数の順に分けて説明します。

銀行カードローンの審査を通るには、他社の総借入残高は本人年収の3分の1以内に留めておくことが望ましく、申込み時点でその水準を超えていたら最近の傾向としてまず審査に通りません。

また他社借入残高が本人年収の3分の1以内でも、銀行カードローンは審査基準が厳しいので、審査を通るには借入残高が少なければ少ないほどいいです。

他社借入残高は大きいほど審査に影響し、申込みをした銀行カードローンの希望限度額が減らされることになるでしょう。

一方、他社借入件数に関しては、できれば2社以内が望ましいです。

他社借入件数が3社以上になってくると、銀行にいわゆる多重債務者と認定される可能性もあり、審査に通る可能性が相当程度下がるでしょう。

確実に銀行カードローンの審査を通るために、他社債務は一定以下の水準となるよう常に注意を払いましょう。

在籍確認をクリアする

銀行カードローンの審査を通るために、銀行が在籍確認を確実に取れるよう申込者も積極的に協力してください。

在籍確認は銀行の審査担当者が申込者の勤務先に電話をかけて本人の在籍を確認する審査手続きです。

勤務先での在籍を確認することで、申込者の収入の発生元もチェックできるので、カードローンの審査ではとても大事な手続きになっています。

一方、在籍確認が取れなければ、最終的に銀行カードローンの審査に落ちてしまい、借りられないということも起きます。

在籍確認が取れない事例はいろいろありますが、申込者が銀行に協力すれば在籍確認をクリアできるケースはいくつもあります。

在籍確認が難しそうなら、申込者は銀行とよく相談、協力して在籍確認を突破するよう努力してください。

それが銀行カードローンの審査をうまく通る方法のひとつです。

保証会社が2社ある銀行カードローンに申込む

銀行カードローンの審査を通るためには、保証会社の審査を通り、保証が受けられることが必須の条件です。

なぜなら銀行カードローンの審査は銀行と保証会社のそれぞれが行うからです。

そこで銀行カードローンの審査にうまく通る方法として、保証会社が2社ある銀行カードローンに申込みするやり方があります。

1枚の銀行カードローンに保証会社が2社あるということは、最低限、審査が2回受けられる機会があるということです。

一般的に保証会社の審査基準は違っており難易度も異なるので、1社の保証会社の審査に落ちても、他の保証会社の審査に通れば、結果としてその銀行カードローンが借りられるようになります。

これは申込者にとって大きなメリットですよね。ただし審査基準が低い保証会社の審査に通ったときは、銀行カードローンの金利が高くなるか、利用限度額が下がる可能性があるので留意しておいてください。

保証会社が大手消費者金融の銀行カードローンに申込む

銀行カードローンの審査に通る方法として、大手消費者金融が保証会社を務める銀行のカードローンに申込む方法があります。

メガバンク(都市銀行)から地方銀行まで、多くの銀行がカードローンの保証会社として業務委託をしているアコムやプロミスなどの大手消費者金融は、自社でもキャッシングの審査をしており、豊富な審査実績があります。

また大手消費者金融は審査ノウハウも充実しており、サラリーマンから自営業者、パート・アルバイトまで、さまざまな属性の顧客にも対応が可能なので、そのスキルは銀行カードローンの審査にも大きく活かされています。

そのため保証会社が大手消費者金融の銀行カードローンに申込みすれば、その審査ノウハウを活かして、本来なら他行で審査落ちするケースでも弾力的に対応してくれるケースも出てくるでしょう。

同じ銀行カードローンに申込みするなら、審査に通るためにも、保証会社が大手消費者金融になっている銀行カードローンに優先して申込みするようにしましょう。

金利が高い銀行カードローンに申込む

銀行カードローンの審査に通る方法として、金利が高い銀行カードローンに申込みするのもひとつの手です。

金利が高い分、審査基準が緩和して通る可能性も上がる傾向にあります。

一般的にローンにおいて金利の高さと審査の難易度は反比例するので、金利が高めの銀行カードローンは、なんとかして銀行カードローンを手に入れたい方にはねらい目です。

銀行カードローンの上限金利の平均値は年14.5%前後です。

銀行カードローンの金利を比較して、この平均金利の上限を超えているカードローンがあればまさにそれが申込みする対象先です。

このように銀行カードローン審査に通るつもりなら戦略的に審査を受けるようにしてください。

自主規制が厳しくない銀行カードローンに申込む

銀行カードローンの審査を通る方法として、自主規制が厳しくない銀行のカードローンに申込むという方法があります。

元々、銀行カードローンの審査は消費者金融等に比べて厳しいことで知られています。

そのうえ2018年から本格的に開始された銀行カードローンの自主規制によって、審査の厳格化が今も進行中です。

どの銀行カードローンの公式サイトを見ても、その件については一切触れていませんが、自主規制が厳しい銀行カードローンの見分け方として、申込条件や利用者の口コミなどを参考するとともに、審査回答に時間がかかる銀行のカードローンは慎重に審査をしている傾向にあるので、できれば避けたほうがいいでしょう。

また銀行カードローンを手に入れることにこだわりがないのなら、銀行法の影響がない信用金庫や信用組合、JAバンク、労働金庫などのカードローンも申込先として狙い目です。

関連取引で審査優遇がある銀行カードローンに申込む

銀行カードローンの審査に通る方法として、関連取引で審査優遇がある銀行カードローンに申込みする方法があります。

一般的に銀行はさまざまな金融商品を取扱いしており、カードローンもその商品群の一部に過ぎません。

また銀行は総合取引を重視しているので、銀行カードローンの申込者がすでにその銀行で他の金融取引があり、取引具合が大きいとそれに応じてカードローンの審査で優遇が受けられる場合もあります。

また最近はネット銀行など、金融取引以外にも関連会社の他の取引で優遇項目が増えているので、それを狙って申込みするのも銀行カードローンの審査を通りやすくする対策の一つです。

事前にインターネットでしっかりリサーチをして、関連取引等で審査優遇が受けられる銀行カードローンを見つけてみましょう。

銀行カードローンの審査に通りやすい人の特徴

続けて銀行カードローンの審査に通りやすい人の特徴を詳細解説します。

以下のような特徴を持つ方が銀行カードローンの審査に通りやすい人です。

  • 社会的信用の高い仕事に長く就いている正規雇用の人
  • 信用履歴がきれいで無傷の人
  • 他社債務が全くないか、あっても十分に返済余力のある人
  • 住宅ローンの返済または家賃の支払いがない人
  • 自宅が自己所有か家族所有で住宅ローン契約のない人
  • 親と同居かつ仕事をして安定収入のある独身の人

社会的信用の高い仕事に長く就いている正規雇用の人

社会的信用の高い仕事に長く就いている正規雇用の人は銀行カードローンの審査に通りやすい人です。

具体的には公務員や大企業の社員などが該当します。

サラリーマン等の他にも、正規雇用という立場ではありませんが、医師や弁護士、公認会計士など、いわゆる士業と呼ばれる職業の方もこれに含まれます。

これら社会的信用度の高い仕事に就いて、一定期間仕事を続けてきた方は、信用面で特に問題ない限り、銀行も安心してカードローンを貸出せる相手です。

ただしいくら社会的信用が高くても借り過ぎはよくありません。

自分に見合った銀行カードローンの限度額を設定し、余裕ある返済を心掛ける必要があります。

信用履歴がきれいで無傷の人

信用情報機関における信用履歴がきれいで無傷の人は、銀行カードローンの審査に通りやすい人です。

極論すれば銀行カードローンで最も重要な審査基準は、この信用履歴に関する審査といえます。

信用履歴とは、個人の過去から現在に至る各種信用商品の申込みや利用履歴のことですが、この信用履歴に傷がついていると、本来通るカードローン審査も通らなくなる場合が多いです。

たとえば信用履歴に傷が付いている事例を取り上げると以下のようなものがあります。

  • 過去のローンやクレジット返済で何度も返済遅延を起こしていた
  • 現在返済が止まって長期に延滞している債権がある
  • クレジットカードの返済や利用状況が悪く信販会社に強制解約されてしまった

このような信用履歴に傷がついている人に対して、はたして銀行カードローンの担当者が審査に通してあげようと思うでしょうか?まずありえませんよね。

そういう点からも、現状で信用履歴がきれいで無傷の人は、銀行カードローンの審査に最も通りやすい人なのです。

他社債務が全くないか、あっても十分に返済余力のある人

他社債務が全くないか、他社債務があっても十分に返済余力のある人は、銀行カードローンの審査に通りやすい人です。

他社借入れが全くない人は、安定した収入を確保している限り、最も銀行カードローンの審査に通りやすい人ですし、他社借入れがあっても収入に十分な返済余力のある人もまた銀行が積極的にカードローンを貸したい相手です。

もちろん前章で説明した本人の信用履歴に特に傷がないことが前提です。

他社債務があればあるほど、カードローンを発行する銀行は申込者に対する融資全体の管理が難しくなります。

申込者の全ての融資に対する管理はその銀行一行でやりたいというのが本音でしょう。

しかし現実には、個人でも銀行や消費者金融、信販会社など複数取引しているのが一般的であり、一行での取引に限定させるのは無理があります。

そういう点からも、他社債務はあるよりはない方が銀行カードローンの審査は通りやすいのです。

住宅ローン返済または家賃の支払いがない人

住宅ローン返済または家賃の支払いがない人は銀行カードローンの審査に通りやすい人です。

住宅ローンの返済金や家賃は、いずれも毎月必ず支払いしなければならない義務的支出です。

一方で、カードローンの利用者にとって毎月入ってくる収入は定額であり、支出項目が増えれば増えるほど毎月返済の負担額が増えてきます。

住宅ローン返済や家賃の支払いがない人に比べても、その毎月の負担はずっと重たくなります。

さらに銀行カードローンを借りるとなると、その分の毎月返済額が増えることになるので、銀行としても先に住宅ローン返済または家賃の支払いがある人は厳しく審査せざるを得ません。

結果的に住宅ローンの返済または家賃の支払いがある人は、返済負担がない人に比べて銀行カードローン審査に通る確率が下がってしまうのです。

自宅が自己所有か家族所有で住宅ローン契約のない人

自宅が自己所有か家族所有のいずれかで、住宅ローンの契約がない人も銀行カードローンの審査に通りやすい人です。

自宅が申込者の自己所有か家族所有の場合、不動産を持っている分、家賃暮らしの方に比べて銀行の評価は高くなります。

さらにその自宅が住宅ローンの契約もない物件だとすると、毎月の返済負担もなく、その分だけ本人収入からの可処分所得も高くなるので返済能力も高いといえます。

上記のような条件が当てはまる人は、銀行カードローンの審査も通りやすいです。

親と同居かつ仕事をして安定収入のある独身の人

親と同居かつ仕事をして安定した収入のある独身の人も、銀行カードローンの審査に通りやすい人です。

親と同居しているということは、親に安定した収入がある限り、日常生活で必要な固定的な費用、たとえば電気代、水道料金、保険料、車のガソリン代等の支払いも親持ちにできるというメリットがあります。

さらに申込者本人が独身で、なおかつ働いて得た収入が全額自分用に使えるとなると、その分だけ可処分所得が高くなり返済余力もあることになります。

上記のような恵まれた立場にある独身の人は、銀行カードローン審査に通りやすいと言えます。

銀行カードローンの審査を通るための注意点

銀行カードローンの審査を受ける方には多種多様な職業や身分の人がいますが、職業や身分によって審査が通りやすい傾向の人や逆に通りにくい傾向の人がいます。

これは銀行カードローンの審査基準が高いために起こる現象です。

そこでこの章では、銀行カードローンの審査を通りにくい属性を持つ人が、どのようにすれば審査を通るようになるか、通りやすくなるのか、ポイントを絞って注意点や対策を詳しく説明します。

下記に該当する属性を持っている方は、銀行カードローンの審査を受ける上でぜひ参考にしてください。

自営業は安定した収入の確保と所得確認書類の準備

自営業者が銀行カードローンの審査を受ける時は、安定した収入の確保と所得確認書類の準備に注意を払えば審査に通りやすくなります。

個人事業主などの商売に携わる自営業は個人所得の不安定な方が多く、銀行カードローンを最も借りられにくい職業のひとつです。

しかし全ての自営業者の収入が不安定なわけでもなく、一定の業歴や優良取引先さえあれば売上げや利益も一定水準を確保でき、その結果、個人所得も安定的になります。

ただし自営業の場合は一般的にその低評価から銀行カードローンの希望限度額が50万円以下でも、審査において所得確認書類の提出を最初から求められる場合が多く、申込み前に早めに準備しておけば担当者も依頼する必要もなく審査もスムーズに進むことでしょう。

専業主婦や学生は収入の確保と申込先の選定

専業主婦や学生が銀行カードローンの審査を受ける時は、収入の確保に努力し、さらに申込先を注意深く選べば銀行カードローンの審査に通りやすくなります。

専業主婦や学生は一般的には無職のケースが多いですが、無職のままでは収入がないので銀行カードローンの審査には通りません。

しかし専業主婦でも学生でも、パートやアルバイトで働きに出て一定の安定した収入が受けられる立場になれば、銀行カードローンに申込みして審査が受けられるようになります。

またその際、銀行カードローンの申込先も注意して選ぶようにしましょう。

なぜなら選び方ひとつで審査に通る確率が大きく変わるからです。

ひとつの例を挙げれば、銀行カードローンでも無職の専業主婦からの申込みを受付している銀行は、数は少ないのですがいくつかあります。

このような対応をしている銀行に申込みすれば、たとえ属性が専業主婦のままでも、審査に通って銀行カードローンが利用できる可能性はあります。

このように申込条件をきちんと確認すれば、専業主婦でも学生でも対応してくれる銀行はあるので、カードローンの審査を受ける前にはしっかりと申込み要項をチェックするようにしてください。

年金生活者は申込先の選定と年齢条件のチェック

年金生活者が銀行カードローンの審査を受ける時には、申込み先の選定に注意を払い、年齢条件のチェックを怠らなければ、銀行カードローンの審査に通りやすくなります。

銀行カードローンの申込み対象者の取扱いで年金生活者への対応は各社でバラバラです。

銀行の対応は最低でも3通りあります。

  • 申込み時の年齢条件を満たし、年金収入以外に別の安定した収入(給与収入、事業収入、不動産収入など)を持っている年金生活者のみ受付可能な銀行
  • 申込み時の年齢条件を満たし、年金のみ受給されている年金生活者でも受付可能な銀行
  • 年金生活者からの申込みは一切受付しない方針の銀行

年金生活者の持つ属性には幅があるので、銀行カードローンを申込みして審査を受けるには、まず年金生活者の個々の属性に申込み条件が合った申込先を見つける必要があります。

次に幸運にも条件が合った銀行が見つかったとしても、年齢条件にも注意を払うようにしてください。

銀行カードローンの年金生活者に対する年齢条件は、大手消費者金融と比べてもかなり厳しめです。

銀行カードローンの最終利用可能年齢が満65歳~66歳前後の先が多いです。

それだけにうまく銀行カードローン審査に通ったとしても、実際に利用できる期間はわずか1年~数年ということも起こります。

それだけに年金生活者はカードローン利用については、申込先を銀行カードローンだけでなく、大手消費者金融にも広げて選択肢に持っておくようおすすめします。

契約社員、派遣社員は在籍確認に配慮のこと

契約社員や派遣社員が銀行カードローンの審査を受ける時は、在籍確認に配慮して審査を受ければ通りやすくなります。

契約社員や派遣社員は非正規雇用者なので、正社員と比べても勤務先での存在感が薄い場合が多いです。

正社員の方々も契約社員や派遣社員と同じ職場で働いていても、いざ名前を聞かれたら「そんな名前の人は知らない」と応えてしまうことも不思議ではありません。

契約社員や派遣社員が銀行カードローンを申込みした場合、審査担当者から勤務先に在籍確認があった時、電話を受けた社員が「そのような社員は当社にはいません」と答えてしまう可能性も十分あります。

それでは在籍確認がとれず、銀行カードローンも手に入らないので、契約社員や派遣社員の方も困ってしまいますよね。

それだけに契約社員・派遣社員の方は、在籍確認に備えて常から勤務先内で自分の存在をアピールしておくとともに、派遣社員の方は、在籍確認で派遣元に電話をかけられることが多いので、銀行カードローンの申込みフォームの連絡先欄には必ず「派遣元の電話番号」を記入するよう心掛けておいてください。

給与が隔月で入ってくる人は転職で安定収入を確保

給与が隔月等、不定期に入ってくる人は、転職で安定収入を確保した上で銀行カードローンの審査を受けたら通りやすくなります。

銀行カードローンで審査を通るための最低条件は申込者が「安定した収入を確保すること」です。

また安定した収入とは、「毎月1回」の頻度で継続的に入ってくる収入のことをいい、隔月(2ヶ月ごと)に入ってくる収入を安定した収入といいません。

労働基準法では、労働者に対する賃金支払いの5原則があり、その中のひとつに「毎月1回以上払いの原則」というのがあります。

最近は雇用契約でも年俸制が流行(はやり)ですが、これ自体は合法でも支給に当たっては、雇用主は雇用者に対し必ず12回以上に分割して、給与支払いを毎月1回以上の頻度であるように調整しなければなりません。

支払をまとめて1年先払いなどは労働基準法違反となります。

ただしボーナス(賞与)など、もともと臨時的性格のものにはこの「毎月1回以上払いの原則」は適用されませんので注意してください。

したがって収入が隔月で入ってくる職場に勤めている方は、銀行から収入が不定期と判断される可能性が高く、銀行カードローンの審査も通りにくいです。

現在収入が隔月で入ってくる人が、銀行カードローンの審査に通るには、安定した収入を確保するため、転職で職場を変えて毎月安定した収入が得られる環境を作ることが一番の対策となります。

まとめ

あらためてこの記事をまとめます。

この記事では以下の順番で各項目について詳しく解説してきました。

  • 銀行カードローンの審査に通る方法
  • 銀行カードローンの審査に通りやすい人の特徴
  • 銀行カードローンの審査を通るための注意点と対策

銀行カードローンの審査に通る方法では、申込者が実践できる10の方法を取り上げました。

銀行カードローンの審査に通りやすい人の解説では、6つの異なった特徴を持つ人を取り上げ詳しく説明し、最後に銀行カードローンの審査が厳しい属性を持つ人に対し、それぞれカードローン審査を通るための注意点や対策を述べました。

銀行カードローンの審査も、自主規制の実施や総量規制とのバランスのため、年々厳しくなっているのが実態です。

申込者も自分の属性について分析を行い、きちんと対策して銀行カードローンの審査に臨まないと、審査に通ることが年々難しくなっています。

この記事の項目がひとつでも多く、これから銀行カードローンの審査を受けられる方の参考となりますよう期待しています。

この記事の執筆者情報

・nobu shige/元銀行員
四国の4大地方銀行のひとつに約30年勤めた元銀行員。銀行員時代は基幹店舗での勤務歴が長くその間の主業務は得意先担当。銀行から企業融資開拓チームメンバーに選ばれ取引拡大に注力。融資業務を通じて中小企業融資から、住宅ローン、カードローンなど個人向けローンにも精通した融資のオールラウンダー。本店勤務もあり労務問題や福利諸制度にも見識あり。銀行員時代に培った幅広い経験と知恵を記事に盛り込み、読者に役立つ記事作りをめざしています。

早さよりも金利で選びたい

\楽天会員ランクに応じて審査優遇/
楽天銀行カードローン「スーパーローン」
公式サイトへ