アコムのメリット・デメリットをカードローン専門家が解説
アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の消費者金融です。カードローンの融資残高や顧客数においては、ライバル企業であるプロミスやアイフルらを抑えて業界No.1のシェアを誇ります。
アコムのカードローンには、スピード審査、即日融資、30日間無利息などのメリットがある一方、銀行カードローンと比べると金利が高いなどのデメリットもあります。
安易に申し込むと、「金利がこれほど高いとは思わなかった」「急いでお金を借りたかったのに即日融資できなかった」など、希望する条件で借りられない可能性もあります。
お金を借りるときは不安がつきものなので、アコムのカードローンを申し込む前には、そのメリットやデメリットを知っておきましょう。
この記事では、アコムのメリットやデメリットについて、カードローンの専門家がわかりやすく解説します。
- 1. アコムのカードローンにはどんな特徴がある?
- 2. アコムのカードローンを借りるメリット
- 2.1. メリット1.最短20分で審査結果を回答
- 2.2. メリット2.即日融資も可能
- 2.3. メリット3.土日祝日でも即日融資を受けられる
- 2.4. メリット4.初めてのアコムなら30日間無利息
- 2.5. メリット5.利用者数、融資残高が消費者金融でNo.1
- 2.6. メリット6.カードローンの借入限度額は最大800万円で高額融資も可能
- 2.7. メリット7.24時間・最短10秒で振込キャッシングの利用可能
- 2.8. メリット8.借り入れが周囲にバレにくい対策がある
- 2.9. メリット9.入会金や年会費は永年無料
- 2.10. メリット10.カードローンの返済日を選べる
- 2.11. メリット11.カードローンの返済をサポートするeメールサービス
- 2.12. メリット12.オペレーターが親切丁寧にサポート、女性専用ダイヤルもあり
- 2.13. メリット13.申込前に「3秒診断」で借入可能か確認できる
- 3. アコムのカードローンを借りるデメリット
- 4. アコムのカードローンに向いている人の特徴
- 5. 消費者金融アコムの会社概要
- 6. まとめ
アコムのカードローンにはどんな特徴がある?
「はじめてのアコム」のキャッチフレーズでおなじみのアコム株式会社。テレビCMや電車の中吊り広告でもよく見かけるため、消費者金融からお金を借りる際に、真っ先にアコムを選ばれる方も多いのではないでしょうか。
アコムのカードローンとは、審査によって決められた利用限度額の範囲内で、繰り返し借り入れや返済ができる無担保のローン(貸付)です。
連帯保証人や担保はいらず、原則として、運転免許証や保険証などの本人確認書類さえあれば申し込みが可能です(※場合によっては収入証明書が必要です)。また、事業性資金以外であればお金の使い道は自由ですので、資金使途確認書類(契約書・見積書・注文書・売買契約書など)を提出する必要もありません。
アコムのカードローンが選ばれる理由として、「手続きが簡単である」「用意すべき書類が少ない」など、気軽に申し込みできる点が挙げられます。
アコムの商品ラインアップには、カードローン専用アコムカードのほかにも、クレジットカードの「ACマスターカード」、個人事業主向けの「ビジネスサポートカードローン」などがあり、借りる目的や利用シーンに応じたさまざまなローン商品を展開しています。
本記事では、アコムの主力商品である「カードローン」にスポットを当てて、その特徴やメリット・デメリットについて説明します。
カードローン商品概要 | |
---|---|
商品名 | アコム カードローン(キャッシング) |
資金の使い道 | 原則自由 |
対象年齢 | 20歳以上の方 ※10代申込不可 |
貸付条件 | 安定した収入と返済能力を有する方で、アコムの基準を満たす方 ※アルバイト・パートなどで安定した収入がある方など |
金利 | 3.0%~18.0%(実質年率) |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
審査時間 | 最短20分 |
即日融資 | 最短20分 ※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
無利息サービス | 契約日の翌日から30日間 |
遅延損害金 | 20.0%(年率) |
契約期間 | 1年毎の自動更新 |
返済方式 | 定率リボルビング方式 |
各回の返済額 | ・契約極度額30万円以下の場合、借入金額の4.2%以上 ・契約極度額30万円超の場合、借入金額の3.0%以上 |
各回の返済期日 | 1回の支払につき35日以内または毎月払い(口座振替のみ毎月6日) |
返済期間・返済回数 | (1)返済金額4.2%以上の場合 最終借入日から最長3年0ヵ月・1~31回 (2)返済金額3.0%以上の場合 最終借入日から最長4年11ヵ月・1~51回 (3)返済金額2.5%以上の場合 最終借入日から最長5年9ヵ月・1~60回 (4)返済金額2.0%以上の場合 最終借入日から最長8年7ヵ月・1~89回 (5)返済金額1.5%以上の場合 最終借入日から最長9年7ヵ月・1~100回 |
収入証明書 | (1)アコムで50万円を超える契約を行う場合 (2)他社を含め借入総額が100万円を超える場合 |
担保・連帯保証人 | 不要 |
保証会社 | − |
入会金・年会費 | 無料 |
備考 | ※新規契約時に印紙代として200円 |
アコムのカードローンを借りるメリット
アコムは大手消費者金融のなかでも人気の高いカードローンとして知られています。
消費者金融の大手として業界のトップを走るアコムですが、その人気の秘密はどこにあるのでしょうか?
アコムのカードローンを利用するうえでのメリットを12点ご紹介します。
メリット(強み)
- 最短20分で審査結果を回答
- 即日融資も可能
- 土日祝日でも即日融資を受けられる
- 初めてのアコムなら30日間無利息
- 消費者金融業界で利用者数No.1
- 借入限度額は最大800万円!高額融資も可能
- 24時間・最短10秒で振込キャッシングの利用可能
- カードローンの返済日を選べる
- オペレーターが親切丁寧にサポート、女性専用ダイヤルもあり
- 申込前に「3秒診断」で借入可能か確認できる
メリット1.最短20分で審査結果を回答
アコムのカードローンは、最短20分で審査の結果を回答してくれます。アコム公式サイトにも「最短20分審査」と明記されています。
カードローンを初めて利用される方にアコムが支持されている要因の1つとして、「審査をすぐに回答してくれる」ことが挙げられます。
審査が早いほど融資までにかかる時間が短いので、急いでお金を借りたい人にとって、このメリットは大きいのではないでしょうか。
メリット2.即日融資も可能
アコムのカードローンは、お急ぎの方への即日融資にも対応しています。
即日融資とは?
即日融資とは、申し込んだその日のうちにお金を借りられる仕組みのことをいいます。
アコムのカードローンであれば最短20分で即日融資も可能です。即日融資に対応する消費者金融は珍しくありませんが、「申し込みから最短○分」というように時間を明記してくれていると借りる方としても安心ですよね。
そのため、アコムは「今すぐお金を借りたい」「今日中にお金が必要」という人にメリットのある消費者金融です。
なお、最短20分融資はあくまでも目安であり、お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございますので注意しましょう。
急いでお金を借りたい場合には、「少しでも早くインターネットで申し込んでおく」「必要書類は事前に準備しておく」「スムーズに在籍確認を完了できるように、電話がつながりやすい時間帯や部署名などを伝えておく」などの対策が効果的です。
メリット3.土日祝日でも即日融資を受けられる
「土日祝日は金融機関が休みだからお金を借りられない」と思っていませんか?
アコムのカードローンが即日融資に対応していることは先に述べましたが、アコムなら平日に限らず土日や祝日でも即日融資に対応しています。
アコムは土日祝日でも21時まで審査の受け付けをしており、平日と同じように最短20分で審査の結果を回答してくれるので、「休みの日にお金を使いすぎてしまった」「結婚式のご祝儀が出せない」などの状況下でも安心してお金を借りられます。
銀行カードローンは即日融資に対応していないため、土日祝日にお金を借りることは不可能です。また、振込キャッシングを専門とする中小消費者金融でも、金融機関の営業日に合わせて休業しているところがほとんどです。
アコムのカードローンなら、土日祝日の突発的な資金不足の状況にも融資の対応が可能です。「曜日を気にせずお金を借りられる」この点が、アコムのメリットであり、長年にわたって支持されている要因の1つでもあります。
メリット4.初めてのアコムなら30日間無利息
「アコムの即日融資は魅力的だけど、やはり金利の高さが気になる」という人も多いのではないでしょうか?
消費者金融は融資までのスピードに優れていますが、銀行カードローンに比べて金利の高さがデメリットで金利を重視したい人にはあまり向いていません。
ただし、アコムの無利息サービスを活用すれば、低金利の銀行カードローンよりもお得にお金を借りられます。
アコムでは、カードローンを初めて利用される方を対象に、30日間金利0円サービスを実施しています。このサービスは契約日の翌日から適用され、「アコムでの契約が初めての方」であればどなたでも利用が可能です。
契約日の翌日から30日以内に完済すれば、利息は一切発生しません。すなわち、短期の返済プラン(例えば、次の給料日に全額返済など)であれば、銀行の低金利ローンよりもお得に借りられるというわけです。
「はじめてのアコム」というキャッチフレーズからもわかるとおり、アコムは初めての利用者に優しい消費者金融です。
メリット5.利用者数、融資残高が消費者金融でNo.1
アコムは大手消費者金融として、業界No.1のシェアを誇っています。その事実を確認すべく、2020年3月期の利用者数、融資残高、新規顧客件数を同社のライバルであるプロミス、アイフルと比較してみました。
消費者金融 | 融資残高 | 利用者数 | 新規顧客数 |
---|---|---|---|
アコム(※1) | 約8,366億円 | 約1,587千人 | 約261千人 |
プロミス(※2) | 約7,895億円 | 約1,442千人 | 約192千人 |
アイフル(※3) | 約4,223億円 | 約938千人 | 約206千人 |
※無担保ローンが対象、千件未満は切り捨て
(※1)アコム「2020年3月期決算 DATA BOOK」
(※2)月次データ|SMBCコンシューマーファイナンス
(※3)アイフル「2020年3月期 決算データブック」
上記の表を見てみると、消費者金融を代表する3社のなかでも、アコムは利用者数、融資残高、新規顧客数が最も多いことがわかります。
消費者金融の最大手という安心感から、初めての借り入れにアコムは選ばれています。「たくさんの人が利用している人気の消費者金融だから安心できる」というのは業界No.1のシェアを誇るアコムならではのメリットです。
知名度や人気度でカードローンを選びたい方にも、アコムはおすすめです。
メリット6.カードローンの借入限度額は最大800万円で高額融資も可能
アコムの借入限度額は最大800万円まで。ゆとりの限度額で高額融資にも対応しているので、まとまった資金が必要な方にもアコムは選ばれています。
下表に示しているとおり、消費者金融の中では比較的大きめの借入限度額が設定されていることが確認できます。
消費者金融 | 借入限度額 |
---|---|
アコム | 最大800万円 |
プロミス | 最大500万円 |
アイフル | 最大800万円 |
SMBCモビット | 最大800万円 |
レイク | 最大500万円 |
しかし、アコムからお金を借りるときには、総量規制を無視するわけにはいきません。
総量規制とは、多重債務を抑制するために、債務者の返済能力を超える貸付けを禁止する法律のことです。
アコムは消費者金融ですので、貸金業法による総量規制の対象です。総量規制の下では、1人の申込者に対して合計で年収の3分の1を超える貸付けが禁止されています。
例えば、30万円を借りるためには最低でも年収が90万円なければいけません。50万円なら年収150万円、100万円なら年収300万円といった具合です。
借入金額 | 年収の目安 |
---|---|
10万円 | 30万円 |
30万円 | 90万円 |
50万円 | 150万円 |
100万円 | 300万円 |
150万円 | 450万円 |
200万円 | 600万円 |
250万円 | 750万円 |
300万円 | 900万円 |
最高限度額800万円が適用される可能性があるのは、少なくとも年収が2,400万円ある方です。しかし、「そこまでの高額な融資は求めていない」「次の給料日までの生活費の補填として数万円だけ借りたい」という方もいらっしゃることでしょう。
とはいえ、アコムのカードローンは増額にも対応しているので、利用実績などに応じて段階的にカードローンの限度額を増やすことも可能です。
初回契約時に設定されたカードローンの限度額に不足を感じたら、あとから増額を申し込むことで利用枠を増やせる(※要審査)ので、そう考えると、借入限度額にゆとりのあるほうがなにかと安心ですよね。
メリット7.24時間・最短10秒で振込キャッシングの利用可能
アコムの借入方法の1つである振込キャッシングは、指定した金融機関の口座に借入金を振り込みしてくれるサービスです。
金融機関によっては24時間、最短10秒で振込融資を受けられるので、「忙しくてアコムのATMに行けない」「引落口座に直接入金してほしい」、そんなときに便利に利用できます。
アコムなら、原則24時間365日いつでも振込融資が可能ですので、ATMに行くのが面倒という方にとっては嬉しいメリットですよね。
とはいえ、すべての金融機関が24時間の振込キャッシングに対応しているわけではありません。即日振込ができるのは一部の金融機関に限られています。自身が利用したい金融機関の口座が24時間振込みに対応しているかを確認しておきましょう。
24時間振込に対応する金融機関は拡大傾向にありますので、最新の情報を知りたい人は、アコム公式サイトで確認しておくとよいでしょう。
※金融機関により異なります。
※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
メリット8.借り入れが周囲にバレにくい対策がある
お金を借りるときは、誰にもバレずにこっそりと借りたいものですね。家族や職場の同僚など、周囲にバレずにカードローンを利用してもらうための仕組みがアコムにはあります。
家族や職場の同僚などに、借り入れが気づかれる主な原因は「郵送物」と「在籍確認」の2つです。
- 自宅への郵送物(ローンカード、契約書、取引明細など)
- 勤務先への在籍確認
アコムでは、カードの受取方法で自動契約機(むじんくん)を指定すれば、その場でローンカードや契約書が発行できる仕組みとなっているため、これらの書類が自宅に送付されることは原則ありません。
また取引明細(貸付明細書、入金明細書)は、会員ログイン後のマイページから「明細書等の受取サービス(電磁交付)」が利用できるので、家族には絶対にバレたくないという人でも安心です。
次に、勤務先に在籍確認の電話がかかってくることで、会社の同僚にアコムへの申し込みがバレないかと不安になりますが、現在アコムでは原則電話による在籍確認を行っておりません。
ただし、返済が遅れるようなときには、自宅に督促の電話や督促状が送られてくることもありますが、返済の期日を守り、遅れがないようにすれば問題ありません。
なお、郵便物の差出人はアコム株式会社ではなく「ACサービスセンター」名となっており、ここにもアコムの配慮がみられます。
メリット9.入会金や年会費は永年無料
アコムのカードローンは、入会金や年会費や発行手数料などが永年無料です。一部のクレジットカードのように、初期費用は一切かからないため、万が一の備えとしてカードを持っておくことも可能です。
ただしカードローンを利用すると、利息や提携ATMの利用手数料、銀行振込手数料などの支払いが生じることがあります。
提携ATMでは、取引金額が1万円以下の場合は110円(税込み)、1万円超では220円(税込み)のATM利用手数料が発生しますが、時間外手数料はかかりません。
アコムの自社ATMなら手数料無料で借り入れ・返済ができるのでおすすめです。コンビニATMや振込融資もたいへん便利ですが、少しでも手数料の負担を減らしたいのであれば、アコムの店舗をぜひ活用してください。
メリット10.カードローンの返済日を選べる
アコムのカードローンは、毎月の返済期日を好きな日に選択できます。これを「毎月指定期日」といいます。
例えば、大手消費者金融のプロミスでは、毎月の返済日が特定の期日(5日、15日、25日、末日)に限定されていますが、アコムなら給料日の翌日など、自身の都合に合わせて好きな日を選べるというメリットがあります。
毎月指定期日のほかにも「35日ごと(サイクル制)」で返済する方法もあります。「35日ごと」では、前回の返済日から数えて35日目が次回の返済日です。毎月の決まった日が返済日ではなく、月によって返済日が変わりますので、次回の返済日を忘れないように覚えておく必要があります。
また、返済方法で口座振替(自動引き落とし)を選ぶと、返済日が毎月6日に限定されます(※6日が金融機関の休業日の場合には、翌営業日が口座振替日)。
銀行カードローンでは、返済日があらかじめ決められていることもけっして珍しくありません。そのため、返済日を自由に選べるのはアコムのカードローンを利用するうえで大きなメリットです。
銀行カードローン | 約定返済日 |
---|---|
みずほ銀行カードローン | 毎月10日 |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 希望の毎月指定日or35日ごと |
三井住友銀行カードローン | 毎月5日、15日、25日、末日 |
りそな銀行「りそなプレミアムカードローン」 | 毎月5日 |
楽天銀行スーパーローン | 毎月1日、12日、20日、27日 ※27日は楽天銀行口座をお引き落とし口座にご指定いただく場合のみお選びいただけます |
メリット11.カードローンの返済をサポートするeメールサービス
返済日をうっかり忘れてしまうかもしれない…という人のために、アコムでは返済をサポートしてくれる「eメールサービス」があります。返済日に関するお知らせだけではなく、お得なキャンペーン情報なども通知してくれる便利なサービスです。
特に、返済日を「35日ごと」に指定すると、返済日を忘れやすいので「eメールサービス」に登録しておけば安心ですね。
「eメールサービス」の3つのメリット
- 返済日の3日前と当日にメールでお知らせ
- 返済日が経過したあともメールでお知らせ
- お得なキャンペーン情報の案内
返済日を過ぎると、遅延損害金が発生します。うっかり返済忘れを未然に防ぐためにも、アコムとのカードローン契約が完了したら「eメールサービス」にも登録しておきましょう。
「eメールサービス」を利用するためには登録が必要です。アコム公式サイトから会員ページにログイン後、「eメールサービス」の登録および規約同意・メールアドレスの登録すれば完了です。
メリット12.オペレーターが親切丁寧にサポート、女性専用ダイヤルもあり
アコムのフリーコールに電話をかけると、オペレーターが親切丁寧にサポートしてくれます。カードローンの利用が初めての場合、ネットの情報だけではわからないことも多いのですが、実績豊富なアコムのスタッフがどんな質問にも迅速に答えてくれます。
初めての申し込みに関する相談・質問の問い合わせ先は、0120-07-1000です。
また、フリーコールに電話をかけたからといって、そのまま申し込む必要はありません。電話からの申し込みはインターネットよりも時間がかかりやすい傾向にあるため、忙しくて時間があまりないという方は、インターネットから手続きをされたほうが早く審査してもらえる可能性もあります。
メリット13.申込前に「3秒診断」で借入可能か確認できる
アコム公式サイトには、年齢、年収、カードローン他社借入状況の3つの項目を入力するだけで、誰でも簡単に融資の可能性を診断できるようになっています。これをアコムでは「3秒診断」といいます。
初めてカードローンを申し込むときには、なにかと不安がつきものですが、申し込みの前に「3秒診断」を活用すれば、事前に審査通過の目安がわかるので安心です。
「3秒診断」とは、借り入れが総量規制(年収の3分の1)の範囲内であるかどうかを簡易的に診断するものです。試しに以下の条件でやってみたところ、「借り入れできる可能性が高い」と判定してもらえました。
- 年齢:21歳
- 年収(総支給額):150万円
- カードローン他社借入状況:30万円
「3秒診断」を試しても、個人信用情報に履歴が残ることはありません。会員登録などは一切不要ですので、カードローンの利用が初めての方や、審査落ちの懸念がある方は、ぜひ一度試してみてください。
アコムのカードローンを借りるデメリット
アコムのカードローンにはさまざまなメリットがある一方で、気になるデメリットがいくつか存在しています。
カードローンは、条件さえ満たせば、アルバイトやパートや派遣などの非正規雇用の人でも利用できる便利なキャッシングのサービスですが、あくまでも借金であることを忘れるべきではありません。アコムのメリットだけではなくデメリットまで知っておくことで、カードローンの利用における満足度をより高められるでしょう。
アコムのカードローンにおけるデメリットは以下のとおりです。
デメリット(弱み)
- 銀行カードローンに比べて金利が高い
- 無利息期間が契約日の翌日から開始
- 提携ATMを利用すると手数料がかかる
デメリット1.銀行カードローンに比べて金利が高い
アコムの金利(実質年率)は3.0%~18.0%です。一般的には、消費者金融は銀行カードローンに比べて金利が高い傾向にあります。金利が高いほど利息の負担は大きくなるため、金利の高さにデメリットを感じる人も多いのではないでしょうか。
試しに、大手の消費者金融と銀行カードローンの金利(実質年率)を比べてみましょう。新規でカードローンを申し込む場合には、高めの金利が設定されるケースがほとんどです。そのため、最低金利よりも最高金利をみて比較することがポイントです。
カードローン | 金利(年率) | ご利用限度額 | |
---|---|---|---|
消費者金融 | アコム | 3.0%~18.0% | 1万円~800万円 |
プロミス | 4.5%~17.8% | 1万円~500万円 | |
アイフル | 3.0%~18.0% | 最大800万円 | |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% | 1万円~800万円 | |
銀行 | 楽天銀行スーパーローン | 年1.9%~14.5% | 10万円~800万円 |
みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% | 10万円~800万円 | |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 1.4%~14.6% | 10万円~800万円 | |
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% | 10万円~800万円 | |
auじぶん銀行カードローン「じぶんローン」 | 通常:年1.48%~17.5% <au限定割> 誰でもコース:年1.38%~17.4% 借り換えコース:年0.98%~12.5% | 通常:10万円~800万円 <au限定割> 誰でもコース:10万円~800万円 借り換えコース:100万円~800万円 |
消費者金融よりも銀行カードローンのほうが好条件で借りられる可能性がありますが、低金利のカードローンほど審査が厳しくなる傾向にあります。
早さよりも金利で選びたい方、審査の通過に自身がある方は、以下の銀行カードローンを検討してみるのもよいでしょう。
短期間のキャッシングならアコムで借りたほうがお得
アコムのカードローンは、銀行カードローンに比べて金利が高めに設定されていますが、その代わりに申し込みから融資までのスピードや成約率の高さなど、銀行カードローンにはないメリットがたくさんあります。
また、アコムの利用が初めての方であれば、30日間の無利息サービスを利用することで、場合によっては銀行カードローンよりも利息の負担を軽くすることも可能です。
借入金額や返済期間によっては、銀行カードローンよりもアコムのほうが利息を少なく抑えられる可能性があります。
見掛けの金利だけで判断するのではなく、金利以外のサービス面や利便性など、総合的に評価することがカードローンを選ぶうえではとても重要です。
デメリット2.無利息期間が契約日の翌日から開始
アコムでは、初めての方を対象に30日間の無利息サービスを実施しています。利息の負担を軽くしたい方にとって、一定期間利息無料でカードローンを利用できるのはうれしいメリットですよね。
しかし、アコムの無利息サービスには、他社と比べて欠点が1つだけあります。それは無利息期間が「契約日の翌日」から始まるという点です。
アコムでは、契約日の翌日から自動的に無利息期間が始まるため、無利息サービスを最大限に活用するためには、契約後すぐにカードローンを利用する必要があります。
一方、プロミスでは初回借入日の翌日から無利息となる期間がスタートするため、急いでお金を借りる必要はありません。消費者金融各社の無利息期間の開始日を下表にまとめてみました。
消費者金融 | 起算日 |
---|---|
アコム | 契約日の翌日から |
プロミス | 初回借入日の翌日から |
アイフル | 契約日の翌日から |
レイク | 契約日の翌日から |
SMBCモビット | 無利息なし |
数万円程度の小口の融資であれば、アコムの無利息サービスでも十分だと思いますが、もし気になるのであれば、プロミスやレイクのカードローンを検討してみてください。特に、レイクは契約額に応じて60日間または180日間の特典が付くため、無利息期間が他社よりも長くておすすめです。
デメリット3.提携ATMを利用すると手数料がかかる
アコムはコンビニや金融機関など、全国にある提携ATMで借り入れや返済が可能です。
ただし、アコムの提携ATMを利用する際には、取引額に応じて110円(1万円以下)または220円(1万円超)の手数料がかかります。
アコムの直営ATMなら利用手数料は無料ですが、提携ATMに比べて設置台数が少ないため、近くに店舗がなかったり、誰かに見られるとアコムの利用がバレてしまう可能性が高いというデメリットがあります。
アコムでは、提携ATMを利用すると手数料がかかりますが、プロミスなら三井住友銀行ATMの手数料がいつでも無料です。また、レイクでは、SBI新生銀行カードローンATMを手数料無料で利用できます。
提携ATMの利用手数料を支払わずに、賢く借り入れや返済したいという方は、プロミスやレイクのカードローンを検討してみるのもよいでしょう。
アコムのカードローンに向いている人の特徴
アコムは即日融資に定評がある人気のカードローンですので、急いでお金を借りたい方におすすめです。
消費者金融のキャッシングサービスゆえに金利が高いという欠点はありますが、30日間の無利息サービスを実施しているため、一定期間の利用であれば銀行カードローンよりも利息を抑えられます。
アコムに向いている人の特徴を、以下にまとめてみました。
- 初めてカードローンを利用する人
- 申し込んだその日のうちにお金を借りたい人
- 人気や知名度でカードローンを選びたい人
- 30日間金利0円サービスを利用したい人
- 銀行カードローンの審査に通らなかった人
消費者金融アコムの会社概要
- 商号
- アコム株式会社(ACOM CO., LTD.)
- 本社所在地
- 〒105-7323
東京都港区東新橋1丁目9番1号 東京汐留ビルディング 15階、16階 - 電話番号
- TEL:03-6865-0001(代表)
- 設立
- 1978年10月23日
- 資本金
- 638億3,252万円
- 代表者
- 木下 盛好
- 主な事業内容
- ローン事業、クレジットカード事業、信用保証事業
- 取扱商品
- カードローン、クレジットカード、ビジネスサポートカードローン
- 加盟信用情報機関
- 株式会社日本信用情報機構(JICC)
(貸金業法に基づく指定信用情報機関)
株式会社シー・アイ・シー(CIC)
(貸金業法および割賦販売法に基づく指定信用情報機関) - 貸金業者登録番号
- 関東財務局長(14)第00022号
- 日本貸金業協会会員
- 第000002号
- 公式ホームページ
- アコム公式
まとめ
今回は、アコムのカードローンに関するメリットやデメリットについて紹介してきました。
カードローンを利用する際には、長所だけではなく短所についても知っておくことが重要です。それぞれのメリット・デメリットを比べてみて、アコムが自分に合っているのかを確認してみるとよいでしょう。
アコムのメリットを最大限に活用して、カードローンを賢く利用してください。