マイカーローンのおすすめとメリット・デメリットを比較

マイカーローン

「自動車をローンで購入したいけど、マイカーローンにはどんなメリットやデメリットがあるの?」

マイカーローンは銀行、JAバンク(農協)、労働金庫(ろうきん)など、ほとんどの金融機関で取扱があります。

さらに、保険会社の損保ジャパン日本興亜や、ディーラーなどのノンバンクでもマイカーローンの取扱があるため、「あまりにも数が多く、どのマイカーローンを選択したらよいか分からない」という人が多いのではないでしょうか。

マイカーローンは金利や保証料、資金使途などが商品によって異なります。金融機関ごとにどのような違いがあるのかを把握しておかなければ、「金利が高い」とか「思ったよりもお金を借りることができなかった」など後悔することもあります。

マイカーローンは商品ごとにどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

この記事では、マイカーローンのメリット・デメリットを、各金融機関ごとに比較しています。

Contents

マイカーローンのメリット・デメリットを比較

マイカーローンとは、自動車購入のための資金だけを融資するローンです。

一言で「自動車購入」と言っても、どの範囲までが資金使途として認められるのかは商品によって異なります。

また、マイカーローンによって金利や審査基準も異なります。

マイカーローンにはどのような種類があり、メリットとデメリットはそれぞれどのような点にあるのでしょうか?

マイカーローンの種類

マイカーローンは以下の金融機関やノンバンク、保険会社などが取扱っています。

  1. 銀行・信用金庫
  2. ディーラー(信販系・ノンバンク)
  3. JAバンク(農協・信連・農林中金)
  4. ろうきん(労働金庫)
  5. 損保ジャパン日本興亜(保険会社)

このうち、銀行・JAバンク(農協)・ろうきん(労働金庫)は顧客の預金を融資で運用しています。このため、大事な預金を棄損しないために保証会社の保証が必須になっています。

ディーラーローンをはじめとするノンバンクのマイカーローンは自己資金で融資をしているため、保証会社がついていませんが、その分金利は高いということが言えます。

銀行マイカーローンのメリット

銀行のマイカーローンにはディーラーローンと比較して利用者にとって金利面や、利便性が優れています。

また、お金を借りる前にも、借りた後にも銀行の自動車ローンには他のローンと比較して多くのメリットがあります。

メリット1.ディーラーローンより金利が低い

銀行のマイカーローンの金利は2.0%~4.0%程度というのが平均的です。

ディーラーローンの金利が10.0%を超えることがあることを鑑みれば、銀行の自動車ローンは金利的にメリットがあります。

銀行マイカーローン比較一覧
商品 金利(年率) 借入金額 保証料
三菱UFJ銀行
ネットDEマイカーローン
1.720~2.975%*1 50~1,000万円 不要
住信SBIネット銀行
MR.自動車ローン
1.775~3.975%*1 10~1,000万円 不要*3
三井住友銀行
マイカーローン
4.475%*1 10~300万円 不要
楽天銀行
スーパーローン*4
1.9~14.5%*2 10~800万円 不要
関西アーバン銀行
マイカーローン
変動金利:2.70~3.80%
固定金利:2.95~4.20%
50~1,200万円 不要

(上記金利は2018年6月17日現在の金利です。)
*1 変動金利型
*2 固定金利型
*3 取扱手数料として、借り入れの際に融資金額の2.0%に相当する金額+消費税額(地方消費税を含む)を加算した金額がかかる
*4 楽天銀行のカードローンは「自動車ローン」としても利用可能です(※自動車購入時の提出書類一切不要)

メリット2.減額措置がある

銀行のマイカーローンには減額という措置があります。

ディーラーローンは申込金額満額で審査に通るか審査に落ちるかのどちらかです。

しかし、銀行の自動車ローンは300万円の申し込みをしたところ、200万円に減額されて可決することがあります。

100か0かのディーラーローンと比較して、減額措置があるという点はディーラーローンにはないメリットです。

メリット3.車を決める前に申し込み可能

銀行のマイカーローンは購入する車種を決める前でも申し込みをすることができます。

銀行のマイカーローンには減額措置があるため、車を決める前に申し込み、自分が借りることができる金額が分かってから、自分に手が届く自動車を選択するということができます。

ディーラーローンは先に購入する車種を決定してからでないと申し込むことができませんので、この点もディーラーローンにはないメリットです。

メリット4.保険などの特典がつくことも

銀行のマイカーローンの中には交通傷害保証などが付帯されることもあります。

大垣共立銀行や泉州池田銀行などのマイカーローンを借りると、借主に対して交通傷害保証を無料で付帯してくれるので、自動車事故で怪我をした場合でも安心です。

ディーラーローンなどには交通傷害保険が付きません。これは銀行のマイカーローン独自のメリットと言えます。

メリット5.自動車以外の用途に使用できる場合もある

銀行のマイカーローンは、ディーラーローンと比較して幅広い用途に使用できるというメリットがあります。

例えばディーラーローンや損保ジャパン日本興亜のマイカーローンでは車の本体価格にしか使用することができません。

しかし、銀行のマイカーローンは車の本体価格だけでなく、車検や修理、車周辺のパーツや免許取得、場合によっては車庫建設費用まで対応できるローンも存在します。

ディーラーローンなどと比較して資金使途の幅が非常に広いという点も銀行のマイカーローンのメリットです。

メリット6.借り換えにも利用できる

銀行のマイカーローンは他の金融機関から借りているマイカーローンを借り換えることができます。

「金利の高いマイカーローンを借りてしまった」という人は、後から別の銀行のマイカーローンへ借り換えることができます。

金利の低い銀行のマイカーローンならではのメリットです。

メリット7.ネットバンキングから繰上返済可能

銀行のマイカーローンはインターネットバンキングから無料で繰り上げ返済を行うことができる商品が数多くあります。

ディーラーローンなどで一部繰上返済をする場合には、事前に返済額と返済日をローン会社と打ち合わせを行い、自分で振込手続きを行う必要があり、場合によっては手数料が発生します。

お金に余裕があるときに自由に繰り上げ返済をすることができるというのも銀行のマイカーローンのメリットです。

銀行マイカーローンのデメリット

銀行のマイカーローンは他のマイカーローンと比較してメリットも多いですが、審査が厳しいなどのデメリットもあります。

申し込む前にはメリットだけではなく、デメリットもしっかりと理解する必要があります。

銀行マイカーローンの主なデメリットは以下の通りです。

デメリット1.審査が厳しい

銀行のマイカーローンは金利が低く設定されています。

これ自体は間違いなくメリットですが、金利が低いということは審査が厳しいということでもあります。

基本的には正社員で年収200万円~300万円以上あり、カードローンなどの無担保で使い道自由な借り入れが1本もない人でないと審査に通過することは難しいと考えた方がよいでしょう。

誰でも審査に通過することができないというのは、銀行マイカーローンのデメリットです。

デメリット2.融資まで時間がかかる

銀行のマイカーローンは申し込みをしてから審査の回答が出るまで早くても3営業日程度必要になります。

損保ジャパン日本興亜のマイカーローンは12時間で審査回答が出ると公言していますし、ディーラーローンも一般的には24時間以内に審査回答があります。

審査結果がすぐに分からないため、その結果、融資を受けるまでに時間がかかります。これはノンバンクのマイカーローンと比較してデメリットです。

デメリット3.申込条件が厳しい

銀行のマイカーローンは申込条件が細かく決められているものが少なくありません。

「年収200万円以上」とか「勤続年数1年以上」という条件です。

ディーラーローンの申込条件は年齢くらいしかありませんので、誰でも気軽に申し込みすることができないという点も銀行のマイカーローンのデメリットになります。

デメリット4.オプションなどの特典がつかない

ディーラーローンを利用して自動車を購入すると、割引やオプションの無料付帯があることが少なくありません。

しかし、銀行のマイカーローンを利用して自動車を購入しても基本的にこのような特典はありません。

ディーラーローンの金利によっては、銀行のマイカーローンよりもディーラーローンの方が特典を含めたメリットが大きくなることがあります。

場合によっては、銀行のマイカーローンの方が損をすることがあるという点も銀行のマイカーローンのデメリットです。

デメリット5.融資実行後に書類の提出が必要になることも

銀行のマイカーローンの中には、ディーラーローンのように融資金を車屋さんに直接振り込まずに、自分で支払いをするタイプの商品があります。

このようなローンの場合には「確かに借りたお金を自動車代金のために支払った」ということを証明するために、自動車屋さんの領収書や、名義変更後の車検証の写しなどを提出する必要があり面倒です。

また、この手続きを行わないと、銀行は「他の使い道に流用した」と判断し、期限の利益を喪失するリスクがあります。

筆者が銀行員時代に支店内で扱ったマイカーローンでは、借主が融資実行後3ヶ月以上たっても車検証の写しを提出しなかったため、期限の利益を喪失し、保証会社への代位弁済(融資金の残金を保証会社が銀行へ返済する)となり、信用情報がブラックになってしまった方も居ました。

銀行のマイカーローンは融資実行後の手続きに手間がかかるというデメリットがありますが、面倒がらずにルールに従うようにしてください。

ディーラーローンのメリット

ディーラーローンは、自動車屋さんで融資の申し込みができるため、銀行などに足を運ぶ必要がなく手続きが簡単です。

また、ディーラーローンを借りると自動車屋さんの利益にもなるため、オプション追加などお得な特典がある場合があります。

ディーラーローンの主なメリットは以下の4つです。

メリット1.オプションや割引などの特典がある

自動車屋さんは顧客へマイカーローンを借りさせることができれば、信販会社から手数料収入を得ることができる仕組みになっています。

このため、自動車屋さんは顧客に対してディーラーローンを利用してほしいと考えています。

ディーラーローンを利用すると、タイヤやカーナビなどが無料で付帯されるなどの特典を得ることができるケースが少なくありません。

ディーラーローン以外ではこのような特典はないため、ディーラーローンだけのメリットだと言えます。

メリット2.窓口は自動車屋さん1つ

ディーラーローンは実際には信販会社からお金を借ります。

信販会社の窓口に行ったり、郵送やFAXなどで信販会社とやり取りする必要は全くありません。このような手続きはすべて自動車屋さんが行ってくれます。

自動車屋さんで欲しい車を決めて、その場でローンの申し込みを行い、その後は自動車屋さんと契約手続きを進めることができるため、銀行などへ行く手間を省くことができます。

手続きの簡単さというのも、銀行のマイカーローンにはないディーラーローンだけのメリットです。

メリット3.銀行などよりも審査が厳しくない

ディーラーローンの金利は10.0%を超えることも珍しくなく、マイカーローンの中では最も金利が高くなります。

このため、銀行などのマイカーローンよりも審査が厳しくないのです。

銀行のマイカーローンのように、年収や勤続年数の条件がないため、基本的には誰でも申し込むことができますし、銀行などの金利が低いマイカーローンの審査に落ちた人でもディーラーローンの審査には通ることもあります。

筆者が銀行員時代には、最初に銀行のマイカーローンへ申し込みを行い、審査に落ちた場合にはディーラーローンに申し込み、無事審査に通過できたという事例を何件も目にしたことがあります。

メリット4.融資まで時間がかからない

ディーラーローンは審査の回答が24時間以内には出ます。

その後は必要書類さえ提出すれば、お金の支払いに関しては信販会社と車屋さんの間で勝手に話が進み、お金のことは考える必要はありません。

すぐに審査の回答が出て、以後は支払いについて借主は気にする必要がないという点もディーラーローンだけのメリットです。

車屋さんが「毎月〇〇日には〇〇円返済してください」と教えてくれるため、それだけを覚えておくだけでOKです。

ディーラーローンのデメリット

ディーラーローンは手続き面がとても楽というのが最大のメリットですが、費用負担の面で見るとデメリットが多く、メリットとデメリットがとてもはっきりとしたローンです。

自動車屋さんは当たり前のようにディーラーローンを進めてきますが、デメリットをよく理解しないで2つ返事で借り入れをしてしまうと、ほかのマイカーローンよりも大きく損をしてしまう可能性もあります。

デメリット1.残価設定型自動車ローン

ディーラーローンの中にも金利が1.0%台という超低金利の商品も存在します。

しかし、このような低金利のローンは大抵「残価設定ローン」となっています。

残価設定ローンというのは、自動車価格の半分だけローンを組み、残価期間終了後は残金を支払い車を買い取るか、他の車で残価設定ローンを組み直すかというローンです。

残価期間中は自動車名義はディーラー名義ですので、実質的には自動車のリース契約と同じです。これを「所有権留保」といいます。

残価期間終了後に車を買取らない場合には、ずっとリース契約を締結しなければならず、気軽に契約を締結してしまうと後が大変になります。

金利が低いローンは残価設定型のことが多いという点もディーラーローンのデメリットです。

デメリット2.金利が高い

残価設定以外のディーラーローンの金利は原則的に高金利です。

金利が10.0%を超えるような商品も珍しくありませんので、利息の負担は他のマイカーローンと比較して間違いなくディーラーローンの方が高くなり、デメリットと言えるでしょう。

デメリット3.繰上返済や借り換えにメリットが生まれにくい

ディーラーローンの金利決定方式はアドオン金利ということが良くありますが、アドオン金利にはデメリットしかないので注意してください。

アドオン金利の利息の計算はとてもシンプルです。

100万円をアドオン金利15.0%で借りるのであれば、利息の総額は100万円×15.0%=15万円になります。

アドオン金利においては借入元金は車体代金100万円+利息15万円=115万円になり、115万円を借入月数で割った金額を毎月支払っていくことになります。

車体価格に利息が乗せられた金額が借入元金になるため、繰り上げ返済したとしても将来支払う利息まで返済しなければなりません。

このため、一度アドオン金利でローンを組んでしまったら、契約当初の利息まで満額で必ず負担しなければなりません。

アドオン金利は繰り上げ返済などがあってもローン会社は絶対に損しない仕組みとなっています。

ディーラーローンにはアドオン金利の商品が多いという点もデメリットで、融資の前に金利の仕組みがアドオン金利かどうかの確認を怠らないようにしましょう。

デメリット4.繰上返済の手続きが面倒

ディーラーローンを繰り上げ返済する場合には、信販会社に直接連絡し、期日を打ち合わせ、ディーラーから言われた金額丁度をその期日に振り込む必要があります。

銀行やろうきん(労働金庫)のマイカーローンがインターネットバンキングから気軽に繰り上げ返済ができることと比べると、ディーラーローンは繰り上げ返済の手続きの煩雑さがデメリットだと言えます。

JAバンク(農協)マイカーローンのメリット

JAバンク(農協)もマイカーローンの取り扱いがあります。

細かい商品性は地域の農協によって違いがありますが、全体的には銀行のマイカーローン並みの金利と言えるでしょう。

また、銀行のマイカーローンと同じく保証会社の保証が必要になります。

JAバンク(農協)のマイカーローンだけの主なメリットは以下のようなものがあります。

メリット1.満18歳以上から利用可能

JAバンク(農協)のマイカーローンは18歳から利用することが可能です。

銀行をはじめ、ほとんどのマイカーローンは法律行為を行うことができる20歳以上でないと申し込むことができません。

しかし、運転免許を取得することができるのは、18歳からですので、ほかのマイカーローンでは免許があっても自動車を買うことができないという不都合が生じてしまいます。

農協のマイカーローンは18歳から利用することができるため、運転免許を取得してすぐにローンで車を購入することができます。

これはJAバンク(農協)マイカーローンの大きなメリットと言えるでしょう。

メリット2.全体的に金利が低い

地域のJAバンク(農協)によって金利は異なりますが、ほとんどの農協で金利は2.0%台となっており銀行並みの低金利です。

また、農協は定期的にマイカーローンの金利優遇キャンペーンを行っており、そのような場合には1.0%台の金利が適用されることもあります。

金利の低さはJAバンク(農協)マイカーローンの大きなメリットです。

メリット3.固定金利と変動金利を選択できる

JAバンク(農協)のマイカーローンは固定金利と変動金利を選択することができます。

金利が上がりそうと考える人は固定金利を選択できますし、しばらく低金利水準が継続すると考える人は変動金利を選択することができます。

その時々の金利情勢に合わせて任意の金利方式を選択することができます。

ほとんどのマイカーローンでは、固定金利か変動金利かあらかじめ決められており選択の余地がありません。

※一部ですが、銀行のマイカーローンでは金利方式を選べる商品もいくつかあります。

JAバンク(農協)のマイカーローンは、住宅ローンのように固定金利か変動金利か選択することができるメリットがあります。

JA(農協)マイカーローンのデメリット

JAバンク(農協)のマイカーローンは18歳から申し込みができるなどのメリットの多いローンですが、申込条件が厳しく、場合によっては組合員になる必要があるなどのデメリットも少なくありません。

JAバンク(農協)のマイカーローンの主なデメリットは以下の通りです。

デメリット1.保証料がかかる

JAバンク(農協)のマイカーローンは保証会社の保証が必須です。

保証会社に対しての保証料は地域の農協によっても異なりますが、基本的には金利プラス0.5%~1.0%程度の保証料が必要になると理解しておきましょう。

ディーラーローンなどのノンバンクのマイカーローンには保証料が発生しないため、この点はデメリットと言えるでしょう。

デメリット2.申込条件が厳しい

JAバンク(農協)のマイカーローンの申込条件には「前年度年収200万円以上」「勤続年数1年以上」という条件がついています。

ディーラーローンなどのノンバンクのマイカーローンにはこのような申込条件はありませんので、誰でも気軽に申し込むことができないという点も農協のマイカーローンのデメリットです。

デメリット3.準組合になることを求められる場合がある

農協は会員相互の扶助組織です。

農協のローンは会員同士で必要なお金を融通するというのが農協の建前です。

このため、JAバンク(農協)からマイカーローンを借りるにあたって農協から準組合員になることを求められる場合も少なくありません。

準組合員になったからといって、必ずしも年会費などが発生するわけではありません。(農協によって異なる)

しかし、若い人の中には、このような組合組織にわざわざ加入させられることを煩わしいと感じる人も多いかもしれません。

準組合員になると、郵便でセールスの案内が届いたり、ボーナス時期になると預金の営業が来ることもあります。

この煩わしさが、JAバンク(農協)のマイカーローンを借りる上でのデメリットと言えるでしょう。

ろうきん(労働金庫)マイカーローンのメリット

ろうきん(労働金庫)は本来、労働組合の加入者だけの金融機関でしたが、最近では一般の人も利用することができます。

しかし、やはり組合員の方が一般の申込者よりも金利や審査の面で優遇されているという側面があります。

ろうきん(労働金庫)マイカーローンの主なメリットは以下の3つです。

メリット1.組合員は金利優遇

地域のろうきん(労働金庫)によって商品は異なりますが、例えば中央労働金庫「カーライフローン」の金利は以下のようになっています。

中央ろうきん「カーライフローン」の金利一覧
中央労金 変動金利 固定金利
団体会員の構成員(一般組合員) 2.4% 2.9%
生協会員の組合員 2.6% 3.1%
そのほかの人 3.675% 3.9%

このように、組合員の方が金利が優遇されており、組合員であれば他の属性の人よりも有利に自動車資金を借りることができるのが特徴です。

メリット2.組合員は審査に通りやすい

ろうきん(労働金庫)は組合員の方がマイカーローンの審査に通りやすいという特徴があります。

労働金庫は本来、労働者の相互扶助を行うための組織です。

また、ろうきんは審査の際に、勤務先の確認や収入の確認を勤務先に直接確認することができるため、組合員に対しての審査は、収入証明書の提出や在籍確認による確認よりも信ぴょう性が高い審査を行うことができるという点もその理由です。

労働組合加盟者だけが審査で有利になるというのは、ろうきん(労働金庫)のマイカーローンだけのメリットです。

メリット3.繰上返済手数料無料

ろうきん(労働金庫)のマイカーローンも繰り上げ返済手数料が無料です。

お金が余った時やボーナス時には手数料無料でサクサク返済することができるため、利息負担を少なく、借金の返済を早く行うことが可能になっています。

ろうきん(労働金庫)マイカーローンのデメリット

ろうきん(労働金庫)のマイカーローンは組合員に多くのメリットがありますが、非組合員の場合には組合員よりも不利な条件で融資を受けることになるなど、デメリットもあります。

組合員ではない方でも利用できるろうきん(労働金庫)のマイカーローンですが、デメリットもよく理解したうえで利用を検討しましょう。

デメリット1.地域によって金利が全く異なる

ろうきん(労働金庫)もJAバンク(農協)と同じように、地域によって金利が異なります。

例えば筆者が居住している地域のろうきんでは、最低金利が1.7%ほどの低金利で融資をしていますが、そのほかの地域で必ずしもこのような特別金利のキャンペーンをしているかといえばそのようなことはありません。

地域によって金利が異なるため、商品の比較がしづらいという点はろうきんのデメリットです。

デメリット2.組合員以外の人は金利が高い

同じローン商品を借りているのに、組合員と非組合員で金利の条件が異なるのは不平等です。

組合員は様々な面で有利になるろうきんのローンですが、組合員でないと金利が高くなるというのは、労働組合員の相互扶助組織である労働金庫(ろうきん)だけのデメリットです。

デメリット3.融資までに時間がかかる

ろうきん(労働金庫)のマイカーローンは融資までに時間がかかり、契約手続きも原則的に来店が必要になります。

銀行のマイカーローンと同じように車が決まる前でも申し込むことができますが、申込から融資までには2週間程度の時間がかかると考えた方がよいでしょう。

審査の時間と契約手続きの煩雑さはろうきん(労働金庫)のマイカーローンのデメリットです。

損保ジャパン日本興亜「ジャパンダ・ネットマイカーローン」のメリット

保険会社のマイカーローンでは、損保ジャパン日本興亜「ジャパンダ・ネットマイカーローン」の取り扱いがあります。

ノンバンクでありながら金利が低く、審査回答が早いという、銀行とディーラーローンのいいとこ取りのような商品を展開しています。

損保ジャパン日本興亜主「ジャパンダ・ネットマイカーローン」のメリットは以下の通りです。

メリット1.フレッシャーズは金利優遇

損保ジャパン日本興亜のマイカーローンは新卒者向けにフレッシャーズ金利優遇を行っています。

具体的には25歳以下の方に対して0.1%の金利優遇が行われます。

マイカーローンの優遇条件
  • マイカーローン申し込み時、満20歳~満25歳以下の方
  • 借入金額が200万円以下の申し込み

また、一定以上の条件を満たしたバイクを購入する人にも「バイク割引」と称して0.1%の金利優遇を行っています。

基準金利が1.9%~2.85%で保証料もかからないため、金利的には銀行と同じか、それよりも低い金利で借りることができる上、金利優遇まで行うというのは損保ジャパン日本興亜だけのメリットです。

メリット2.車体が決まる前でも申し込み可能

損保ジャパン日本興亜のマイカーローンは銀行と同じく車体が決まる前でも申込可能です。

先に借入可能額を知ることができ、自分の身の丈にあった車を探すことができるのはメリットです。

メリット3.審査回答は12時間以内

日本興亜損保ジャパンの審査は土日などの休日も行っており、さらにホームページでは12時間以内に審査回答と表記されています。

審査営業時間は、平日・土日祝日を含め午前9時~午後5時(年末年始を除く)までの通算12時間以内にメールにて回答。

ただし、申込受付時間や審査状況によっては、審査の回答が翌日以降になる場合や、通算12時間を超える場合があります。

審査回答12時間というのは銀行などのマイカーローンと比較して圧倒的な速さですし、ディーラーローンと比較しても遜色ないといえます。

審査結果が早く分かるというのも損保ジャパン日本興亜のマイカーローンのメリットでしょう。

損保ジャパン日本興亜「ジャパンダ・ネットマイカーローン」のデメリット

銀行とディーラーローンのいいとこ取りのような損保ジャパン日本興亜のマイカーローンですが、資金使途や審査難易度という点ではデメリットがあるといえます。

損保ジャパン日本興亜「ジャパンダ・ネットマイカーローン」は、審査に自信がない人にとっては厳しいローンと言えるかもしれません。

デメリット1.車体代金しか対応しない

損保ジャパン日本興亜のマイカーローンが対応しているのは、自動車とバイクの車体代金だけです。

銀行やJAバンク(農協)、ろうきん(労働金庫)のマイカーローンのように自動車周辺の使途には使用することはできません。

ディーラーローンと同じデメリットがあるといえます。

デメリット2.ディーラーローンより審査が厳しい

損保ジャパン日本興亜のマイカーローンの申込条件は「年収280万円以上」「定期収入のある人」です。つまり、正社員しか借りることができません。

このような条件がついているローンは一般的に審査が厳しく、他債務がある人、勤続1年未満の人などは審査に通過できません。

金利が低いためやむを得ませんが、損保ジャパン日本興亜のマイカーローンを借りることができるのは属性が良い人だけという点で、銀行などのマイカーローンと同じくデメリットといえます。

デメリット3.融資実行後に車検証の提出が必要

損保ジャパン日本興亜のマイカーローンは、融資金が自分の口座に振り込まれ、自分で自動車屋さんに決済するシステムです。

このため、融資実行後に「本当に自動車購入のために借りたお金を使用した」という証明をするために車検証の提出が必要になります。

ディーラーローンのように債権者側が車屋さんとやりとりをしてくれる訳ではないため、融資実行後に一手間あるという点も損保ジャパン日本興亜のマイカーローンのデメリットです。

マイカーローンの頭金や金利について

この章では、元銀行員の筆者がマイカーローンの頭金の有無や、固定金利・変動金利どちがお得なのか、その違いについて解説します。

マイカーローンに頭金は必要?

マイカーローンに申し込みをする際に、頭金が必要だと思っている方は以外に多いですが、頭金は必ずしも必要ありません。

しかし、マイカーローンは年収を超える金額を融資することはないため、欲しい車の代金が年収を超えている場合には頭金がないと審査に通過することはできません。

例えば年収300万円の人が350万円の自動車の購入を希望した場合には、最低でも50万円の頭金は必要になります。

ただし、頭金がある方が借入額が少なくなるため、希望通りの金額の審査に通りやすいというメリットはあります。

固定金利と変動金利はどっちがいい?

今は歴史的な低金利ですので、現在のところは変動金利の方が金利は低くなります。しかし、今後どうなるかは分かりません。

そのため、借入期間が短いのであれば変動金利で問題ないかもしれませんが、借入期間が5年以上と長期化する場合には固定金利を選択しておいた方が安心です。

今後金利が下がるか、このまま動かないと思うのであれば変動金利、今後金利が上昇すると考える人は固定金利を選択すべきです。

将来の金利情勢は誰にも分かりませんので、最後は自己責任で固定か変動かを決めてください。

繰り上げ返済のメリット・デメリット

繰り上げ返済を行うと、その分だけ元金が減少するため、残り期間が短くなり、将来的に払う利息が少なくなるのがメリットです。

しかし、ディーラーローンによくあるアドオン金利では、繰上げ返済時に将来支払う予定の利息も支払うことになるため、利息を節約できるというメリットはありません。

借り換えのメリット・デメリット

マイカーローンの借り換えは、より金利の低いマイカーローンに借り換えることで、利息負担を少なくすることができるというメリットがあります。

しかし、借り換え時には新たに保証料や手数料が必要になるため、その費用を負担しなければならないという点がデメリットです。

借り換えを検討する際には単純に金利差だけで比較するのではなく、保証料などの諸費用も加味してメリットがあるのかどうかをよく検討してから行いましょう。

マイカーローンの審査に落ちたら自動車購入は諦めるべき?

マイカーローンはどこの金融機関で借りてもフリーローン(多目的ローン)やカードローンよりは金利は低くなっています。

金利が低いということは審査が厳しいということですので、厳しいローンの審査に落ちたからと言って、他のローンの審査に通過できないとは限りません。

実際に筆者が銀行員時代には、最初に金利が低く審査が厳しいマイカーローンで申し込みを行い、その審査に通過できない場合にはカードローンへ申し込みをしてもらい無事カードローンで自動車資金を融資することができたというケースが何回もありました。

マイカーローンの審査に落ちたからと言って車の購入自体を諦める必要は全くありません。

どうしても車が欲しい…カードローンで借りるという選択肢

マイカーローンの審査に落ちた、早くお金を借りたい、パートやアルバイトだからマイカーローンには申し込めないという人はカードローンで自動車資金を借りるという選択肢があります。

自動車購入資金の他、様々な用途に借り入れ可能

カードローンは使い道自由ですので自動車購入資金やその周辺にかかる費用など、何にでも使用することができます。

また、マイカーローンは見積もりが出ない個人間の売買やオークションで車を購入する場合には対応できませんが、カードローンであればこのような使い道にも利用することが可能です。

おすすめ1位:みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローン

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  • WEB完結なら24時間申込み受付中
  • 金利2.0~14.0%*1
  • みずほ銀行のキャッシュカードですぐに利用可能*2
  • ATM時間外手数料が無料

*1 住宅ローンの利用でカードローン金利を年0.5%引き下げ
(引き下げ適用後の金利:年1.5~13.5%)
*2 普通預金のキャッシュカードまたはカードローン専用カードが選べる

みずほ銀行カードローン
金利(年率) 借入限度額 審査時間 融資スピード
2.0~14.0% 最大800万円 翌営業日以降 翌営業日以降
担保・保証人…不要(保証会社である(株)オリエントコーポレーションが審査のうえ保証します)
※保証会社宛の保証料は借入利息に含まれています

おすすめ2位:住信SBIネット銀行MR.カードローン

住信SBIネット銀行MRカードローン

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  • ゆとりの利用限度額 最高1,200万円

*1 上記の金利は2018年5月1日現在の適用金利
*1 最低金利の年0.99%は所定の条件を満たした場合(年0.6%の引下げ適用後)の金利
*2 100万円×0.99%÷365日×30日=813円
注)審査結果に応じてプレミアムコース、スタンダードコースに分けられる

住信SBIネット銀行MRカードローン
金利(年率) 借入限度額 審査時間 融資スピード
0.99~14.79% 最高1,200万円 翌営業日以降 翌営業日以降
担保・保証人…不要(SMBCコンシューマーファイナンス(株)、住信SBIネット銀カード(株)が保証)
※保証会社宛の保証料は借入利息に含まれています

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  • 返済額は月々2,000円から
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楽天銀行スーパーローン
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1.9~14.5% 最大800万円 最短2営業日 最短2営業日
担保・保証人…楽天カード(株)または(株)セディナが保証。ただし、楽天銀行が認めた場合は不要
※保証会社宛の保証料は借入利息に含まれています

おすすめ4位:プロミスのカードローン

プロミスのキャッシング・カードローン

ここに注目!
  • 郵送物なし・カードレス!WEB完結
  • 最短30分で審査回答
  • 最短1時間で即日融資も可能
  • はじめての契約なら最大2,000円分の三井住友VISAプリペイドをプレゼント
消費者金融プロミスのキャッシング・カードローン
金利(実質年率) 借入限度額 審査時間 融資スピード
4.5~17.8% 最大800万円 最短30分 最短1時間
担保・保証人…不要

おすすめ5位:アコムのカードローン

アコムのキャッシング・カードローン

ここに注目!
  • はじめての方は最大30日間は金利0円
  • 最短30分で審査回答
  • 最短1時間で即日融資も可能
  • 利用者数延べ1,000万人【NO.1】
消費者金融アコムのキャッシング・カードローン
金利(実質年率) 借入限度額 審査時間 融資スピード
3.0~18.0% 最大800万円 最短30分 最短1時間
担保・保証人…不要

おすすめ6位:アイフルのカードローン

アイフルのキャッシング・カードローン

ここに注目!
  • 申込みから借入までWEB完結
    (来店不要・郵送物なし)
  • カードレスで利用可能
  • セブン銀行ATMにて原則24時間利用可能
  • 最短30分で審査回答!即日融資も可能
消費者金融アイフルのキャッシング・カードローン
金利(実質年率) 借入限度額 審査時間 融資スピード
3.0~18.0% 最大800万円 最短30分 最短1時間
担保・保証人…不要

おすすめ7位:SMBCモビットのカードローン

smbcモビットのキャッシング・カードローン

ここに注目!
  • 電話連絡、郵送物なし!完全WEB完結*1
  • 10秒簡易審査
  • 来店不要で即日融資も可能
  • 2018年オリコン 顧客満足度ランキング*2年連続 第1位

*1 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座をお持ちの方
*1 全国健康保険協会発行の保険証(社会保険証)、または組合保険証をお持ちの方
*1 本人確認書類、収入証明書、勤務先確認ができる書類を提出
(詳しくはSMBCモビット公式サイトを御覧ください)
*2 ノンバンクカードローン

消費者金融SMBCモビットのキャッシング・カードローン
金利(実質年率) 借入限度額 審査時間 融資スピード
3.0~18.0% 800万円 10秒簡易審査 最短即日
担保・保証人…不要

マイカーローンのメリット・デメリット|まとめ

マイカーローンは銀行・ディーラー・JAバンク(農協)・ろうきん(労働金庫)・損保ジャパン日本興亜など、全く形態の異なる様々な業種が融資を行っています。

それぞれにメリットやデメリットは異なりますが、基本的に、申し込み条件が厳しく、審査も厳しく、資金使途にも制限があります。

このため、パートやアルバイトの人では審査に通過できないことも珍しくありません。

審査に落ちるのが心配であればカードローンも自動車購入資金に使用することができます。

自動車購入資金を借りる際には、各社のマイカーローンにカードローンも加えて広い視野で自分に最適な融資方法を探してみるようにしましょう。

迷ったらこのカードローン!
住信SBIネット銀行MRカードローン