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マイカーローンのメリット・デメリットと借り換えについて

「自動車をローンで購入したいけれど、マイカーローンにはどんなメリットやデメリットがあるのだろう?」
マイカーローンは銀行、JAバンク(農協)、労働金庫(ろうきん)など、ほとんどの金融機関で取り扱いがあるローンです。
さらに、保険会社の損保ジャパン日本興亜や自動車ディーラーなどのノンバンクでもマイカーローンの取り扱いがあるため、「あまりにも数が多くてどのマイカーローンを選択したらいいのか分からない」という人が大半ではないでしょうか。
マイカーローンは金利や保証料、資金使途(使い道)などが商品によって異なります。金融機関ごとにどのような違いがあるのかをしっかりと把握しておかなければ、「借りられたのはいいけれどやはり金利が高い」とか「希望した金額よりも少なかった」と後悔することがあります。
マイカーローンは商品ごとにどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
この記事では、これからローンを組んで自動車を購入したい人向けにマイカーローンのメリット・デメリットを初心者にもわかりやすく解説します。
金融機関ごとにマイカーローンを比較しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

マイカーローンのメリット・デメリットを比較

マイカーローンとは、自動車を購入するために必要な資金を融資してくれるローンです。
「自動車購入」といってもどの範囲までが資金使途として認められるのかは商品によって異なります。例えば車体のみなのかオプションや車検費用にも使えるのかなどです。
また、マイカーローンは商品によって貸付条件や金利、審査基準なども異なります。
まずはマイカーローンの種類とそれぞれのメリット・デメリットについて説明をします。

マイカーローンの種類

マイカーローンは以下の金融機関やノンバンク、保険会社などが取り扱いっています。

  1. 銀行・信用金庫
  2. ディーラー(信販系・ノンバンク)
  3. JAバンク(農協・信連・農林中金)
  4. ろうきん(労働金庫)
  5. 損保ジャパン日本興亜(保険会社)

このうち、銀行・JAバンク(農協)・ろうきん(労働金庫)は顧客の預金を融資で運用しています。このため、大事な預金を棄損しないために保証会社の保証が必須となっています。
ディーラーローンをはじめとするノンバンク系のマイカーローンは自己資金で融資を行っているため保証会社の保証は付いていませんが、その分だけ金利は高めに設定されています。

銀行マイカーローンのメリット

銀行のマイカーローンはディーラーローンと比べて金利面や利便性などが優れています。
また、お金を借りる前にも借りた後にも、銀行のマイカーローンには他の自動車ローンと比べて多くのメリットがあります。

メリット1.ディーラーローンよりも金利が低い

銀行マイカーローンの金利は年2.0%〜4.0%くらいが平均的な相場です。
ディーラーローンでは金利が年10.0%を超えていることも珍しくないため、銀行のマイカーローンは金利的なメリットが大きいローンだということがわかります。

銀行マイカーローン比較一覧
マイカーローン 金利(年率) 借入限度額 保証料
三菱UFJ銀行
ネットDEマイカーローン
変動金利型:年2.975% 50万円〜1,000万円 不要
住信SBIネット銀行
MR.自動車ローン
変動金利型:年1.775〜3.975% 10万円〜1,000万円 不要*
三井住友銀行
マイカーローン
変動金利型:年4.475% 10万円〜300万円 不要
関西アーバン銀行
マイカーローン
変動金利型:年2.70〜3.80%
固定金利型:年2.95〜4.20%
50万円〜1,200万円 不要

(※2020年1月25日現在)
* 取り扱い手数料として、借り入れの際に融資金額の2.0%に相当する金額+消費税額(地方消費税を含む)を加算した金額がかかります

メリット2.銀行マイカーローンは減額措置がある

銀行のマイカーローンには減額という措置があります。
ディーラーローンでは申込時に希望した金額を満額で借りられるか、審査に落ちて1円も借りられないかのどちらかです。
しかし、銀行のマイカーローンは300万円の申し込みをしたところ、たとえ満額を借りられなかったとしても200万円に減額されて審査を可決することがあります。
ディーラーローンは0か100かのいずれかでしか借りられませんが、銀行のマイカーローンには減額措置があり融資も柔軟です。これはディーラーローンにはないメリットです。

メリット3.購入する自動車を決める前に申し込み可能

銀行のマイカーローンは購入する車種を決める前にでもローンを申し込むことができます。
銀行のマイカーローンには減額措置があるため、車を決める前にローンを申し込み、借りられる金額の目安が分かってから、購入できそうな自動車の中から選ぶということが可能です。
ディーラーローンは先に購入する車種を決定してからでないとローンを組むことができないので、この点もディーラーローンにはない銀行マイカーローンならではのメリットです。

メリット4.マイカーローンの種類によっては保険などの特典が付くこともある

銀行のマイカーローンには交通傷害保証などが付帯される商品もあります。
大垣共立銀行や泉州池田銀行などのマイカーローンには、借主に対して交通傷害保証を無料で付帯してくれるサービスがあり、自動車の交通事故で怪我をしたときでも安心です。
ディーラーローンなどには交通傷害保険が付きません。これは銀行のマイカーローン独自のメリットといえます。

メリット5.自動車以外の用途に使用できる場合もある

銀行のマイカーローンはディーラーローンと比較して、自動車以外の幅広い用途に使用できるというメリットがあります。
例えばディーラーローンや損保ジャパン日本興亜のマイカーローンでは自動車の本体価格にしかローンを使うことができません。
しかし、銀行のマイカーローンは自動車の本体価格だけではなく、免許取得、車検、修理費、パーツ代、中には車庫建設の費用にまで対応できるローンも存在します。
ディーラーローンなどと比べて、資金使途の幅が非常に広いという点も銀行マイカーローンならではのメリットです。

メリット6.マイカーローンは借り換えも可能

銀行のマイカーローンは、別のマイカーローンへの借り換えも可能です。
「金利の高いマイカーローンを借りてしまった」という人は、後から別の銀行のマイカーローンへ借り換えることができるのです。
より金利の低いマイカーローンへ借り換えすれば、毎月の返済負担も軽くなります。これも銀行のマイカーローンならではのメリットです。

メリット7.ネットバンキングから繰上げ返済が可能

銀行のマイカーローンはインターネットバンキングから無料で繰り上げ返済ができる商品が数多くあります。
ディーラーローンなどで残高の一部を繰上げ返済するときには、事前にローン会社と返済額と返済日の打ち合わせをして、自分で振込手続きを行う必要があり、場合によっては手数料が発生します。
お金に余裕があるときにインターネットバンキングから自由に繰り上げ返済できるというのも銀行のマイカーローンのメリットです。

銀行マイカーローンのデメリット

銀行のマイカーローンはメリットも豊富ですが、ローンの審査が厳しいなどのデメリットもあります。
マイカーローンを申し込む前に、メリットだけではなくデメリットもしっかりと理解する必要があります。
そしてメリット・デメリットをよく比較して、自身が納得できるマイカーローンを選ぶことが重要です。
銀行マイカーローンにはどんなデメリットがあるのかを見ていきましょう。

デメリット1.銀行マイカーローンは審査が厳しい

銀行のマイカーローンは金利が低めに設定されており、これ自体は間違いなくメリットですが、金利が低いということは審査が厳しいということを意味しています。
基本的には正社員で年収200万円〜300万円以上あり、カードローンなどの無担保で使い道が自由な借り入れが1本もない人でないと、マイカーローンの審査を通過することは難しいと言われています。
誰でも簡単に審査を通過できるわけではないという点が、銀行のマイカーローンのデメリットです。

デメリット2.銀行マイカーローンは融資が遅い

銀行のマイカーローンは申し込みをしてから審査結果が出るまでに、早くても3営業日程度は時間がかかります。
損保ジャパン日本興亜のマイカーローンは最短12時間で審査結果が出ると公言していますし、ディーラーローンもおよそ24時間以内には審査の回答があります。
審査結果がすぐに分からないため、その結果、融資が実行されるまでに時間がかかります。これは審査が早いノンバンクのマイカーローンと比べるとデメリットだといえます。

デメリット3.銀行マイカーローンは条件が厳しい

銀行のマイカーローンは申込条件が厳しい商品も少なくありません。例えば「年収200万円以上」とか「勤続年数1年以上」といった具合です。
ディーラーローンの申込条件は年齢くらいしかありませんので、誰でも気軽に申し込みができるローンではないという点も銀行のマイカーローンのデメリットに挙げられます。

デメリット4.オプションなどの特典が付かない

ディーラーローンを利用して自動車を購入すると、割引やオプションの無料付帯があるケースも少なくありません。
しかし、銀行のマイカーローンを利用して自動車を購入しても、基本的にこのような特典やサービスはありません。
ディーラーローンの金利によっては、特典やサービスを含めたメリットが銀行のマイカーローンよりも大きくなることがあります。
安易にローンを選んでしまうとディーラーローンよりも損をする可能性もある、というのも銀行のマイカーローンのデメリットです。

デメリット5.融資実行後でも書類の提出が必要

銀行のマイカーローンの中には、ディーラーローンのように融資金を自動車屋さんに直接振り込まずに本人が支払いを行うタイプの商品があります。
このようなマイカーローンは「確かに借りたお金を自動車代金のために支払った」ということを証明するために、自動車屋さんの領収書や名義変更後の車検証の写しなどを銀行に提出する必要があります。
また、この手続きをしっかりと行わないと、銀行から「他の使い道に流用した」と判断されてしまい、期限の利益を喪失(今すぐに全額返済を求められる)するリスクがあります。
筆者が銀行員時代に支店内で取り扱っていたマイカーローンの商品では、借主が融資実行後3ヵ月以上たっても車検証の写しを提出しなかったため、期限の利益を喪失したことで、保証会社への代位弁済(融資金の残金を保証会社が銀行へ全額返済すること)となり、信用情報がブラックになってしまった方もいました。
銀行のマイカーローンは融資実行後の手続きに手間がかかるというデメリットがありますが、面倒がらずルールに従いましょう。

ディーラーローンのメリット

ディーラーローンは自動車屋さんで融資の申し込みができるため、銀行などに足を運ぶ必要がなくて手続きも簡単です。
また、ディーラーローンを借りると自動車屋さんの利益にもなるため、オプションの追加や割引などお得な特典を付けてくれる場合があります。
ディーラーローンの主なメリットは以下の4つです。

メリット1.オプションや割引などの特典がある

自動車屋さんは顧客へマイカーローンを借りさせることができれば、信販会社から手数料の収入を得られる仕組みになっています。
このため、自動車屋さんは顧客に対してディーラーローンを利用して車を買ってほしいと考えています。
自動車屋さんでディーラーローンを契約すると、タイヤやカーナビなどのオプションが無料となり、さまざまな特典を得られるケースも少なくありません。
ディーラーローン以外ではこのような特典やサービスは付かないので、ディーラーローンだけのメリットだといえます。

メリット2.ディーラーローンの窓口は車屋さんだけ

ディーラーローンを契約すると、実際には自動車ディーラーからではなく信販会社からお金を借りる仕組みです。
ディーラーローンを申し込みに信販会社の窓口まで行く、郵送やFAXなどで信販会社とやり取りをする、このような手間は一切かからず、手続きはすべて自動車屋さんが行ってくれます。
自動車屋さんで欲しい車を選んでその場でディーラーローンを申し込み、あとは自動車屋さんと契約手続きを進めるだけなので、銀行などへ行く必要はありません。
契約手続きの簡単さというのも、銀行のマイカーローンにはないディーラーローンだけのメリットです。

メリット3.ディーラーローンは銀行よりも審査が厳しくない

ディーラーローンは金利が年10.0%を超えることも珍しくはありません。それゆえ自動車ローンの中では最も金利が高くなります。
ただし、金利が高い代わりに銀行のマイカーローンよりも審査が厳しくないのです。
銀行のマイカーローンのように年収や勤続年数に条件がないため誰でも申し込みが可能ですし、銀行などの金利が低いマイカーローンの審査に落ちた人でもディーラーローンなら通ることが多々あります。
筆者が銀行員時代には、最初に銀行のマイカーローンへ申し込み、審査に落ちたらディーラーローンに申し込んで無事に審査を通過できたという事例を何件も目にしたことがあります。
銀行のマイカーローンと比べて審査が厳しくないという点もディーラーローンのメリットです。

メリット4.デーラーローンは融資までが早い

ディーラーローンはおよそ24時間以内には審査の回答が出ます。
その後は必要書類さえ提出すれば、支払いに関しては信販会社と自動車屋さんとの間で勝手に話が進み、お金のことを考える必要はありません。
すぐに審査の回答が出て、以後は支払いについて借主は気にする必要がないという点もディーラーローンだけのメリットです。
自動車屋さんが「毎月〇〇日には〇〇円返済してください」と教えてくれるので、それだけを覚えておくだけでOKです。

ディーラーローンのデメリット

ディーラーローンは手続きの面がとても楽というのが最大のメリットですが、費用負担の面で見るとデメリットが多く、メリットとデメリットがとてもはっきりとしたローンです。
自動車屋さんは当たり前のようにディーラーローンを進めてきますが、デメリットをよく理解しないで2つ返事で契約してしまうと、他のマイカーローンよりも大きく損をしてしまう可能性もあります。

デメリット1.残価設定型自動車ローン

ディーラーローンの中にも金利が年1.0%台という超低金利の商品も存在します。
しかし、このような低金利のローンは大抵「残価設定ローン」となっています。
残価設定ローンというのは、自動車価格の半分だけローンを組み、残価期間終了後は残金を支払いして車を買い取るか、他の車で残価設定ローンを組み直すかというローンです。
残価期間中は自動車の名義がディーラー名義となりますので、実質的には自動車のリース契約と同じです。これを「所有権留保」といいます。
残価期間終了後に車を買取らない場合には、ずっとリース契約を締結しなければならず、軽い気持ちで契約を締結してしまうと後が大変になります。
金利が低いローンは残価設定型のことが多いという点もディーラーローンのデメリットです。

デメリット2.ディーラーローンは金利が高い

残価設定ローン以外のディーラーローンは基本的に高金利であることがほとんどです。
ローン金利が年10.0%を超えるような商品も決して珍しくありませんので、利息の負担は他のマイカーローンと比較して間違いなくディーラーローンのほうが高くなります。これはデメリットといえるでしょう。

デメリット3.繰上げ返済や借り換えにメリットが生まれにくい

ディーラーローンの金利決定方式はアドオン金利であることがよくありますが、アドオン金利にはデメリットしかないので注意してください。
アドオン金利による利息の計算はとてもシンプルです。例えば100万円をアドオン金利15.0%で借りるのであれば、利息の総額は15万円(=100万円×15.0%)となります。
アドオン金利において、借り入れの元金は車体代金100万円+利息15万円=115万円になり、115万円を借入れ月数で割った金額を毎月支払っていくことになります。
車体価格に利息が乗せられた金額が借り入れの元金となるため、繰り上げ返済したとしても将来支払う利息まで返済しなければなりません。
すなわち、アドオン金利でローンを組んでしまったら契約当初の利息まで必ず満額で負担しなければなりません。
アドオン金利は繰り上げ返済があってもローン会社は絶対に損しない仕組み(将来の利息を確実に徴収できる)となっています。
ディーラーローンにはアドオン金利の商品が多いという点もデメリットです。契約前に金利の仕組みがアドオン金利かどうかの確認を怠らないようにしましょう。

デメリット4.繰上げ返済の手続きが面倒

ディーラーローンを繰り上げ返済するときは、信販会社に一度連絡し、期日の打ち合わせを行い、ディーラーから言われたとおりの金額をその期日に振り込まなければいけません。
銀行や労働金庫(ろうきん)のマイカーローンがインターネットバンキングから気軽に繰り上げ返済ができることを考えると、ディーラーローンは繰り上げ返済の手続きの煩雑さがデメリットだといえます。

JAバンク(農協)マイカーローンのメリット

JAバンク(農協)にもマイカーローンの取り扱いがあります。
地域のJAバンク(農協)によって細かい商品性に違いがありますが、全体的に見ると銀行マイカーローン並みの金利だといえます。
また、銀行のマイカーローンと同じく、JAバンク(農協)のマイカーローンには保証会社の保証が必要です。
JAバンク(農協)のマイカーローンにはどんなメリットがあるのか見てみましょう。

メリット1.年齢満18歳以上から利用可能

JAバンク(農協)のマイカーローンには年齢満18歳以上から利用できる商品もあります。
銀行をはじめほとんどのマイカーローンは法律行為を行うことができる20歳以上でないと申し込むことができません。
しかし、運転免許は18歳から取得できるので、他のマイカーローンでは免許があっても自動車を買えないという不都合が生じてしまいます。
JAバンク(農協)のマイカーローンは18歳から利用ができるので、運転免許を取得してすぐにローンを組んで自動車を購入することができます。
18歳以上なら学生でも自動車のローンが組める。これはJAバンク(農協)のマイカーローンの大きなメリットといえるでしょう。

メリット2. JAバンク(農協)マイカーローンは低金利

マイカーローンの金利は地域のJAバンク(農協)によって異なりますが、金利の平均はおよそ年2.0%台となっており、銀行マイカーローン並みに低金利です。
また、JAバンク(農協)は定期的にマイカーローンの金利優遇キャンペーンを行っており、タイミングが合えば年1.0%台の金利が適用されることもあります。
金利の低さはJAバンク(農協)のマイカーローンのメリットです。

メリット3.固定金利と変動金利を選択できる

JAバンク(農協)のマイカーローンは固定金利と変動金利を選択することができます。
マイカーローンの返済中に金利が上がりそうだと考える人は固定金利を選択できますし、しばらく低金利水準が継続すると考える人は変動金利を選択することができます。
つまり、将来の金利情勢を見据えて任意の金利方式を選択することができるというわけです。
ほとんどのマイカーローンでは、固定金利か変動金利かがあらかじめ決められており選択の余地がありません。
※一部の銀行マイカーローンでは金利方式の選択が可能
JAバンク(農協)のマイカーローンは、住宅ローンのように固定金利か変動金利か選択できるメリットがあります。

JAバンク(農協)マイカーローンのデメリット

JAバンク(農協)のマイカーローンは年齢満18歳から申し込みができるなどメリットが豊富なローンですが、他のローンと比べて申込条件が厳しく、場合によっては組合員になる必要があるといったデメリットも存在します。
JAバンク(農協)のマイカーローンの主なデメリットは以下のとおりです。

デメリット1.JAバンク(農協)のマイカーローンは保証料が必要

JAバンク(農協)のマイカーローンは保証会社の保証が必須です。
保証会社に対しての保証料は地域の農協によっても異なりますが、基本的には金利に加えて年0.5%〜1.0%程度の保証料が必要となります。
ディーラーローンなどのノンバンク系のマイカーローンでは保証料が発生しないため、この点はデメリットといえるでしょう。

デメリット2.JAバンク(農協)のマイカーローンは申込条件が厳しい

JAバンク(農協)のマイカーローンには申込条件として「前年度年収200万円以上」「勤続年数1年以上」などの条件がついていることもあります。
ディーラーローンなどのノンバンク系のマイカーローンには原則このような申込条件はないので、誰でも気軽に申し込めないという点もJAバンク(農協)のマイカーローンのデメリットです。

デメリット3.準組合員になることを求められる場合がある

農協は会員相互の扶助組織です。そして、農協のローンは会員同士で必要なお金を融通するというのが建前です。
このため、JAバンク(農協)からマイカーローンを借りるにあたって、農協から準組合員になることを求められるケースも少なくありません。
準組合員になったからといって、必ずしも年会費などが発生するわけではありません (農協によって異なる)が、若い人の中にはこのような組合組織にわざわざ加入させられることを煩わしいと感じる人も多いかもしれません。
準組合員になると郵便でセールスの案内が届くとか、ボーナス時期になると預貯金の営業が来ることもあります。
この煩わしさがJAバンク(農協)のマイカーローンを借りるうえでのデメリットとなります。

ろうきん(労働金庫)マイカーローンのメリット

ろうきん(労働金庫)は本来、労働組合に加入する者だけの金融機関でしたが、最近では一般人でも利用することができます。
しかし、やはり組合員のほうが一般の申込者よりもローンの金利や審査で優遇されているという側面があります。
ろうきん(労働金庫)マイカーローンの主なメリットは以下の3つです。

メリット1. ろうきん(労働金庫)の組合員は金利優遇

地域のろうきん(労働金庫)によりマイカーローンの金利は異なりますが、例えば中央労働金庫「カーライフローン」の条件は以下のようになっています。

中央ろうきん「カーライフローン」の金利一覧
属性 変動金利 固定金利
団体会員の構成員(一般組合員) 年2.4% 年2.9%
生協会員の組合員および同一生計家族 年2.6% 年3.1%
その他一般の勤労者 年3.675% 年3.9%

(※2020年1月25日現在)
このように、ろうきん(労働金庫)の組合員はマイカーローンの金利が優遇されています。
ろうきん(労働金庫)の組合員なら一般の申込者よりも低金利で自動車資金を借りられるのが一番のメリットです。

メリット2.組合員はマイカーローンの審査に通りやすい

ろうきん(労働金庫)のマイカーローンは組合員がより審査に通りやすいという特徴があります。
ろうきん(労働金庫)は本来、労働者の相互扶助を行うための組織ですので、マイカーローンの審査では、職場や収入を勤務先に直接確認できます。
そのため、組合員に対しては収入証明書の提出や在籍確認よりも信ぴょう性の高い審査を行うことができるのです。
労働組合加盟者だけがローンの審査で有利になるというのは、ろうきん(労働金庫)のマイカーローンだけのメリットです。

メリット3.繰上げ返済の手数料が無料

ろうきん(労働金庫)のマイカーローンも繰り上げ返済による手数料が無料です。
お金に余裕があるときやボーナス支給時には手数料無料でサクサク返済ができるため、利息の負担が軽くなり、借金の返済を早く行うことが可能です。

ろうきん(労働金庫)マイカーローンのデメリット

ろうきん(労働金庫)のマイカーローンは組合員こそ優遇されますが、非組合員である場合には、組合員よりも不利な条件で融資を受けるなどのデメリットがあります。
ろうきん(労働金庫)の組合員ではない方でも利用できるマイカーローンもありますが、デメリットをよく理解したうえで利用を検討しましょう。

デメリット1.地域によって金利に差がある

ろうきん(労働金庫)のマイカーローンもJAバンク(農協)と同じように地域によって金利が異なります。
例えば筆者が居住している地域のろうきん(労働金庫)のマイカーローンでは、最低金利が年1.7%ほどの低金利で融資を行っていますが、そのほかの地域に住んでいるとこの条件では借りられません。
地域によって金利が異なるため、商品の比較がしづらいという点は、ろうきん(労働金庫)マイカーローンのデメリットです。

デメリット2.組合員以外の人は金利が高い

同じローン商品を借りているのに、組合員と非組合員で適用金利が異なるのは不平等です。
ろうきん(労働金庫)のマイカーローンは組合員がさまざまな面で有利ですが、非組合員だと金利が高くなるというのは、労働組合員の相互扶助組織である労働金庫(ろうきん)だけのデメリットです。

デメリット3.融資までに時間がかかる

ろうきん(労働金庫)のマイカーローンは融資までに時間がかかり、契約手続きも原則として来店が必要です。
銀行のマイカーローンと同じように、購入する車が決まる前でも申し込むことができますが、ローンの申込みから融資が実行されるまでおよそ2週間程度は時間がかかります。
審査が遅いことに加えて契約手続きの煩雑さは、ろうきん(労働金庫)のマイカーローンのデメリットです。

損保ジャパン日本興亜ジャパンダ・ネットマイカーローンのメリット

保険会社のマイカーローンとして、損保ジャパン日本興亜では「ジャパンダ・ネットマイカーローン」の取り扱いがあります。
損保ジャパン日本興亜の「ジャパンダ・ネットマイカーローン」は、ノンバンクでありながら金利が低いうえ、銀行よりも審査回答が早いという、銀行とディーラーローンのいいとこ取りのような商品です。
損保ジャパン日本興亜「ジャパンダ・ネットマイカーローン」の主なメリットは以下のとおりです。

メリット1.フレッシャーズ優遇あり

損保ジャパン日本興亜「ジャパンダ・ネットマイカーローン」は新卒者向けにフレッシャーズ優遇を実施中です。
具体的には、以下の条件に該当する方は適用金利よりマイナス年0.1%が優遇されます。

マイカーローンの優遇条件
  • マイカーローン申込時の年齢が満20歳〜満25歳以下
  • 借入金額が200万円以下の申し込み

また、「バイク割引」と称して一定以上の条件を満たした方に対してもマイナス年0.1%の金利優遇を実施しています。
基準金利は年1.9%〜2.85%で保証料も一切かからないため、金利だけなら銀行と同じかそれよりも低金利で借りられるうえに金利優遇まであるというのは損保ジャパン日本興亜だけのメリットです。

メリット2.車体が決まる前でも申し込み可能

損保ジャパン日本興亜「ジャパンダ・ネットマイカーローン」は銀行と同じく車体が決まる前でもローンの申し込みが可能です。
先に借入可能額を知ることができるので、自分の身の丈に合った車を探すことができるのはメリットです。

メリット3.審査は12時間以内に回答

損保ジャパン日本興亜「ジャパンダ・ネットマイカーローン」は土日や祝日でも審査を行っており、さらに公式サイトには12時間以内に審査回答と明記しています。

Q マイカーローン審査の回答時間はどのぐらいですか。
A 審査の回答は、原則、当社審査営業時間(平日、土・日・祝日を問わず午前9時~午後5時  但し年末年始等を除く)の通算12時間以内にメールにて回答いたします。従いまして最短ではお申込み当日の回答となりますが、お申込受付時間や審査状況によっては、回答が翌日以降になる場合や通算12時間を超える場合があります。
マイカーローン・自動車ローン|損保ジャパン日本興亜

審査回答12時間以内は銀行などのマイカーローンと比べると圧倒的なスピードであり、ディーラーローンと比較しても遜色ないといえます。
審査結果が早く分かるというのも、損保ジャパン日本興亜「ジャパンダ・ネットマイカーローン」のメリットでしょう。

損保ジャパン日本興亜ジャパンダ・ネットマイカーローンのデメリット

銀行とディーラーローンのいいとこ取りのような損保ジャパン日本興亜「ジャパンダ・ネットマイカーローン」ですが、資金使途の自由度や審査の難易度という点においてはデメリットがあります。
損保ジャパン日本興亜「ジャパンダ・ネットマイカーローン」は、審査に自信がない人にとっては厳しいローンといえるかもしれません。

デメリット1.自動車の車体代金にしか対応していない

損保ジャパン日本興亜「ジャパンダ・ネットマイカーローン」の使い道は、自動車とバイクの車体代金だけです。
銀行、JAバンク(農協)、ろうきん(労働金庫)のマイカーローンのように、幅広い用途に使うことができません。これはディーラーローンと同じデメリットです。

デメリット2.ディーラーローンよりも審査が厳しい

損保ジャパン日本興亜「ジャパンダ・ネットマイカーローン」の申込条件は年収280万円以上かつ定期収入のある人です。つまり、正社員しか借りられません。
一般的にこのような条件のあるマイカーローンは審査が厳しく、カードローンなどの債務がある人、勤続1年未満の人などは審査に通りません。
損保ジャパン日本興亜「ジャパンダ・ネットマイカーローン」を借りられるのは属性がいい人だけです。これは、銀行のマイカーローンと同じくデメリットといえます。

デメリット3.融資実行後に車検証の提出が必要

損保ジャパン日本興亜「ジャパンダ・ネットマイカーローン」は、融資金が自分の口座に振り込まれ、自分で自動車屋さんに決済するシステムです。
融資実行後に借りたお金の使い道を証明するために車検証の提出が必要となります。
ディーラーローンのように債権者側が自動車屋さんとやり取りをしてくれる訳ではないため、融資実行後に一手間あるという点も損保ジャパン日本興亜「ジャパンダ・ネットマイカーローン」のデメリットです。

マイカーローンに関するその他のメリット・デメリット

この章では、元銀行員の筆者がマイカーローンの頭金の有無、固定金利と変動金利ではどちらがいいのか、その違いについて解説します。

マイカーローンには頭金が必要?

マイカーローンを申し込むときには頭金が必要だと思っていませんか?
実は頭金は必ずしも必要ではありません。しかし、マイカーローンは原則として年収を超える金額を融資することはないため、買いたい自動車の購入費が年収を超えている場合には頭金がないと審査を通過できません。
例えば年収300万円の人が350万円の自動車を購入する場合には、最低でも50万円の頭金が必要になる計算です。
ただし、頭金のあるほうがマイカーローンの借入額は少なくて済むので、希望通りの金額で借りられる可能性が高いというメリットはあります。

固定金利と変動金利はどっちがいい?

今は歴史的な低金利ですので、現在のところは変動金利のほうが金利は低いですが、今後どうなるかは分かりません。
借入期間が短いのであれば変動金利で問題ないかもしれませんが、借入期間が5年以上と長期化する場合には固定金利を選択しておいたほうがいいでしょう。
今後も金利は下がり続けるか、またはこのまま動かないと思うのであれば変動金利で、今後は金利が上昇すると考える人は固定金利を選択すべきです。
将来の金利情勢は誰にも分からないので、最後は自己責任で固定か変動かを決めてください。

繰り上げ返済のメリットとデメリット

マイカーローンの繰り上げ返済を行うと、その分だけ元金の減少が早くなると同時に、返済期間が短くなることで将来的に支払う利息が少なくなるのが最大のメリットです。
しかし、ディーラーローンによくあるアドオン金利では、繰上げ返済時に将来支払う予定の利息も支払うことになるので、結果として利息を節約できないというデメリットがあるので注意してください。

マイカーローン借り換えのメリット・デメリット

マイカーローンの借り換えは、より金利の低い他社のマイカーローンに借り換えることで、利息の負担が小さくなるというメリットがあります。
しかし、マイカーローンの借り換え時には新たに保証料や手数料が発生してしまうため、それらの費用を自己負担しなければならないという点がデメリットです。
マイカーローンの借り換え時には、単純に金利差だけで比較するのではなく、保証料などの諸費用すべてを加味して自身にメリットがあるのかどうかを検討してから行いましょう。

マイカーローンの審査に落ちたら自動車購入は諦めるべき?

マイカーローンはどこの金融機関で借りてもフリーローン(多目的ローン)やカードローンよりも低金利です。
金利の低さは審査が厳しいということを意味しており、厳しい審査に落ちたからといって、他のローン審査にも通らないとは限りません。
実際に筆者が銀行員時代には、最初に金利が低いマイカーローンで申し込みを行い、審査に通らなかったらカードローンへ申し込みをしてもらい、その結果、無事にカードローンで自動車の購入資金を融資できたケースが何回もありました。
マイカーローンの審査に落ちたからといって自動車の購入を諦める必要はまったくありません。

どうしても車が欲しい…カードローンで借りるという選択肢

マイカーローンの審査に落ちたけど早くお金を借りたい、パートやアルバイトだからマイカーローンには申し込めない、そのような方は、カードローンで自動車の購入資金を借りるという選択肢があります。

自動車購入資金の他、さまざまな用途に借入可能

カードローンは使い道が自由ですので自動車の購入資金やその周辺にかかる費用など、何にでも使用することができます。
また、マイカーローンは見積もりが出ない個人間の売買やオークションで車を購入する場合には対応できませんが、カードローンであればこのような使い道にも難なく利用することが可能です。

おすすめ1位:楽天銀行カードローン「スーパーローン」

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楽天銀行スーパーローンの商品内容
金利 年1.9%〜14.5%
借入限度額 最大800万円
審査時間 最短翌日
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おすすめ2位:みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローン
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みずほ銀行カードローンの商品内容
金利 年2.0%~14.0%
借入限度額 最大800万円
審査時間 翌営業日
即日融資
※ご利用は計画的に。

おすすめ3位:住信SBIネット銀行カードローン

住信SBIネット銀行ミスターカードローン
公式サイトを見る
住信SBIネット銀行カードローン
金利 年1.59%~14.79%
借入限度額 最大1,200万円
審査時間
即日融資 翌営業日以降(本審査には数日程かかります)

おすすめ4位:J.Score(ジェイスコア)

J.Score
公式サイトを見る
J.ScoreのAIスコア・レンディング
金利 年0.8%〜15.0%
借入限度額 最大1,000万円
審査時間 仮審査最短30秒
即日融資 最短即日
※貸付利率(年率)0.8%は、みずほ銀行、ソフトバンクまたはワイモバイル、およびYahoo! JAPANと情報連携をおこない、かつ一定の条件を満たす場合に限り適用いたします。

おすすめ5位:auじぶん銀行カードローン「じぶんローン」

auじぶん銀行カードローン「じぶんローン」
公式サイトを見る
auじぶん銀行カードローン「じぶんローン」の商品内容
金利 通常金利:年1.48%〜17.5%
誰でもコース:年1.38%〜17.4%*
借り換えコース:年0.98%〜12.5%*
(*)au IDをお持ちの方が対象
借入限度額 最大800万円
審査時間
即日融資

まとめ

マイカーローンは銀行・ディーラー・JAバンク(農協)・ろうきん(労働金庫)・損保ジャパン日本興亜など、形態の異なるさまざまな業種が融資を行っています。
マイカーローンは商品の特性上、それぞれにメリットやデメリットはありますが、基本的に申込条件が厳しくて審査も通りづらく資金使途にも制限があります。
そのため、パートやアルバイトや派遣などの非正規雇用者ではマイカーローンの審査を通過できないことも珍しくありません。
マイカーローンの審査に落ちると信用情報機関にそれらのデータが残ります。審査落ちが心配であればカードローンでも自動車の購入資金として使用することができます。
自動車をローンで購入されたい方は、各社のマイカーローンだけではなくカードローンまで視野を広げて総合的に検討してみるといいでしょう。きっと自分に最適な融資方法が見つかるはずです。

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<みずほ銀行カードローンについて> ※みずほ銀行の住宅ローンご利用で、みずほ銀行カードローンの金利が年0.5%引き下げ。引き下げ適用後の金利は年1.5%〜13.5%。 <auじぶん銀行カードローンについて> ※誰でもコースおよび借り換えコースはau IDをお持ちの方が対象 <レイクALSAの貸付条件について> 1.融資限度額:1万円~500万円 2.貸付利率:4.5%~18.0% 3.申込資格:「年齢が満20歳以上70歳以下」「国内に居住する方」「ご自分のメールアドレスをお持ちの方」「日本の永住権を取得されている方」 4.遅延損害金(年率で小数点1位まで記入):20.0% 5.返済方式:残高スライドリボルビング/元利定額リボルビング 6.返済回数・返済期間:最長8年、最大96回 7.必要書類:運転免許証※収入証明(契約額に応じて、新生銀行フィナンシャルが必要とする場合) 8.担保・保証人の有無:不要 9.商号並びに関東財務局番号:商号:新生フィナンシャル株式会社・貸金業登録番号:関東財務局長(9) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号 10.アルバイト・パート・派遣の方でも、一定の収入がある場合申込み可能。
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    *SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標「2020年3月期」より

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