通販(ネットショッピング)の代金が払えない…支払いを滞納するとどうなる?

お金の悩み

楽天やアマゾンなどの通信販売(ネットショッピング)を利用する人が年々増えています。

通販(ネットショッピング)の決済方法は様々で、その中には後払いで支払うことができる方法もあります。

通販(ネットショッピング)で買い物した代金を支払わない場合はどうなってしまうのでしょうか?

買ったものは手元に残っているため、料金を支払わなければ借金を返済しないことと同じになり、取り返しのつかない事態になってしまうこともあります。

通販(ネットショッピング)の支払いを滞納すると、信用情報に傷(いわゆるブラックリスト)がつき、将来のライフプランにも影響を及ぼしてしまうかもしれません。

通信販売(ネットショッピング)の支払方法の種類と、後払い料金を払うことができない場合の対処法について詳しく解説していきたいと思います。

通販(ネットショッピング)の支払い方法の種類

通販大手のアマゾン、楽天ともに利用者数は国内で約4,000万人とされています。

国民の多くが通販(ネットショッピング)を利用しており、多くの人の多様な決済方法のニーズに応えられるように、ネットショッピングには様々な決済方法が用意されています。

主な支払方法としては以下のようなものがあります。

  • クレジットカード
  • 銀行振込
  • 代金引換
  • 代金後払い(後払い決済)
  • その他のキャッシュレス決済(プリペイドカード、ポストペイ、デビットカードなど)

このうち、銀行振込や代金引換(代引き)の場合には、店舗側が振込を確認しない限りは発送しませんし、代引きの場合には配送会社に代金を支払うことができない場合には商品の引き渡しは行われず、発送元に返品になります。

また、最近増えているキャッシュレス決済のほとんどが、事前にチャージしなければなりませんので、チャージすることによって事前に料金を払っていることになります。

代金を払わなくても商品を受け取れる方法は2つだけ

通販(ネットショッピング)で利用できる様々な決済方法のうち、代金を支払わなくても商品を先に受け取ることができる方法は代金後払いとクレジットカード決済の2つだけです。

代金後払い

代金後払いとは、販売会社や収納代行業者から払込票が送付され、その送付票を使用してコンビニなどで料金を払う方法です。

払込票は商品の中に同梱されているので、代金後払いは商品受け取り後に代金を支払うことになります。

払込票は支払期日が決められており、その期日までに商品代金を支払う必要があります。

クレジットカード

クレジットカードはカード会社が商品代金を購入者に代わって立て替えて支払い、カード利用者が後からカード代金としてクレジットカード会社へ料金を支払います。

カード会社から販売店へ料金は支払われているので、商品代金自体の決済は終わっていますが、自分が料金を支払っているわけではないので、クレジットカードでの通販代金の支払いは厳密には後払いということができます。

クレジットカードを支払わない場合

クレジットカードで購入したネットショッピングの代金を支払わないということは、クレジットカードの支払いを延滞しているということです。

通販(ネットショッピング)に限らず、クレジットカードの支払いを滞納すると、様々なペナルティが課せられることになります。

発送した段階で商品を売った企業は決済ができている

通販(ネットショッピング)でカード決済を選択すると、店舗側はそのクレジットカードへ請求をかけます。

請求した時にカードが使えないと、決済ができませんので、店舗側は請求をかけて決済手続ができた顧客に対してのみ、商品を発送することになります。

したがって、商品が発送された段階で店舗側への支払いはカード会社から行われており、その後はカード契約者とクレジットカード会社とのやりとりになります。

カード会社への延滞になる

クレジットカードで購入したネットショッピングの代金は店舗への債務があるのではなく、カード会社への債務があることになります。

このため、クレジットカードで購入したネットショッピングの代金を支払わないということはクレジットカードの延滞になります。

カードの利用が停止される

ほとんどのクレジットカードは支払期日に代金を支払わなければ、支払期日の翌日からカードの利用を止められてしまいます。

カードの利用が停止された場合には、クレジットカードでのネットショッピングはできなくなってしまいますし、クレジットカードで決済を行っている様々な支払いもできなくなってしまいます。

延滞から2〜3日で督促が行われる

延滞から2〜3日が経過すると督促が行われます。

督促の方法はカード会社によって異なり、再引き落としがあるクレジットカードは携帯電話への督促を最初に行うことが一般的ですし、再引き落としがない場合には郵便で督促されることが一般的です。

支払いが行われるまで電話と郵便での督促が繰り返し行われ、携帯電話に出ない場合には自宅の固定電話へ督促が行われることもあります。

61日の延滞で信用情報がブラックに

1日でも延滞をすると個人信用情報機関であるCICには「遅延」と記録されます。

遅延の情報が61日に達すると、「延滞」という情報へ自動的に変化します。

「遅延」の記録は金融事故情報ではないので24ヶ月経過すれば信用情報から消えますし、過去に遅延の情報が1つある程度では審査にはそれほど影響がないことも多いのですが、「延滞」の情報は金融事故情報ですので、このクレジットカードを解約してから5年間は信用情報に記録されます。

この間はいわゆるブラックという状態ですので、お金を借りることも他のクレジットカードを契約することもできません。

また、カードの契約自体も強制的に解約されてしまい、以後は支払義務だけが残ることになります。

滞納を続けると財産の差し押さえが行われることもある

信用情報がブラックになった後も滞納を続けていると、財産の差し押さえが行われることもあります。

一般的に財産の差し押さえは給料に対して行われますので、クレジットカードで買い物したネットショッピング代金を支払わないと、勤務先に裁判所から連絡が行き、最大で給料の4分の1が差し押さえられ、勤務先の人にもクレジットカードの支払いでトラブルを起こしていることがバレてしまいます。

手元にお金がなくても、クレジットカードを使用すれば高額なネットショッピングが可能になります。

ついつい衝動買いしてしまいそうになりますが、計画的に買い物をするとともに、分割やリボなども賢く利用し、支払期日になった時に支払いができないということがないようにして下さい。

代金後払い(後払い決済)を滞納した場合

代金後払いの支払いを滞納した場合にもペナルティが課せられます。

ただし、クレジットカードでの買い物代金を支払わない場合よりはダメージは少ないということができるでしょう。

業者か収納代行業者から再三督促がある

後払いの場合、業者に直接支払うパターンと、収納代行業者が収納を代行するパターンがあります。

いずれの方法でも料金を支払わないと携帯電話などに督促が行われます。

電話での督促でも支払わないと、郵便で督促が行われることが一般的です。

支払いが完了するまで、繰り返し督促が行われます。

支払っても以後、後払いは受け付けてもらえない

長期間延滞した後に、後払いの料金を支払った場合には、それで支払いは完了しますし、信用情報にも何もペナルティはありません。

しかし、その後に同じ店舗で通販(ネットショッピング)をしたとしても、後払いでの支払方法を選択しても断られてしまうこともあります。

信用情報はブラックにはなりませんが、その店舗内では社内ブラックとなってしまいます。

社内ブラックの人は先に決済を確認できる方法でないと、販売を断られてしまいます。

それでも支払わないと法的手続きが行われ財産が差し押さえられる

商品受け取り済みの代金を長期間支払わないということは、借りているお金を返済しないことと同じです。

このため、長期間支払を怠ると、給料などの財産の差し押さえが行われることもあります。

差し押さえが行われた場合の手続きはクレジットカードの支払いを長期間怠った場合と同じで、勤務先の人にバレてしまうことにもなります。

通販代金が払えない時はカードローンが活用できる

商品受け取り済みの通販代金を支払わないということはできません。

「手元にお金がないから」という理由で後払いを選択しても、支払義務から免れることはできませんので、手遅れにならないうちに早めに手を打っておく必要があります。

このような時にはカードローンを使用して、通販(ネットショッピング)の購入代金を調達するしかありません。

購入ずみの商品代金に充てることができるのはカードローンだけ

商品受け取り後の商品の購入代金の支払いに充てることができるローンはカードローンだけです。

使い道自由なローンとしてはカードローンとフリーローンがありますが、フリーローンは申込時に借りたお金の使い道の見積書などが必要になります。

商品受け取り済みの支払資金を借りる場合には、例え見積書を提出することができたとしても、申込日より見積書の日付の方がかなり前になってしまうので、このように支払いのためにフリーローンを利用することはできません。

カードローンは見積書も必要ありませんし、使い道は事業資金以外のものであれば自由ですので、商品受け取り済みの代金支払のための資金を借りることもできます。

クレカの支払いが延滞の場合、審査通過は難しい

クレジットカードで買ったネットショッピングの代金を借りる場合には、審査通過が難しくなってしまうでしょう。

クレジットカードの支払期日をすぎてしまうと、信用情報には「遅延」と記録されてしまいます。

カードローン審査でもこの情報から「クレジットカードの支払いを延滞しているんだな」ということが分かってしまい、現在延滞中という人は絶対に審査に通過することはできません。

クレカで購入した代金を借りたい場合には、絶対に支払期日が過ぎて延滞が発生する前に申し込みをするようにしましょう。

代金後払いの方がローンを調達できる可能性は高くなる

代金後払いの支払資金を借りる場合の方が、ローンの審査に通る可能性は高いと言えます。

代金後払いの支払いにあまりにも長く遅れると差し押さえが行われることもありますが、ただ督促を受けているだけでは信用情報には何も記録されませんし、信用情報がブラックになることもありません。

このため、代金後払いの支払いにいくら遅れても信用情報には影響はないので、クレジットカードの延滞とは異なりカードローン審査には何も影響ありません。

代金の支払いができないからといって商品を売却するのはNG

クレジットカードでネットショッピングをして代金を支払うことができない場合に、商品を売却して現金化するのはNGです。

これはクレジットカードの現金化という行為です。

クレジットカードの利用規約には代金支払前の商品を売却することは禁止されています。

法律には違反しませんが、これは規約違反に該当する行為ですので、カード会社に受け取り済み商品を売却してしまったことがバレてしまったらカードを強制的に解約されてブラックになってしまう可能性が高いので、絶対に行なってはいけません。

まとめ

商品受け取り済みの通販代金の支払いができない場合には、最悪の場合、財産の差し押さえが行われる可能性があります。

すでに受け取っている商品ですので、返品する以外にはお金がなくても代金を支払うしかありません。

通販(ネットショッピング)で購入した商品代金を支払うためにお金を借りる手段は、使い道自由で見積書不要のカードローンしかありません。

ただし、クレジットカードでネットショッピングをした場合には、カードの支払期日になり延滞が発生してしまってからではカードローンの審査にはまず通りませんので、クレジットカードの支払期日前に申し込みを済ませるようにしてください。

また、支払うお金がないからと言って、受け取り済みの商品を売却して現金化するのも絶対にやめてください。

この記事の執筆者情報

・手塚大輔/金融ライター
地方銀行に8年間勤務。住宅ローン、カードローン、フリーローンなど個人ローンの他、事業性融資や創業融資など幅広い業務を担当。投資信託、個人年金、国債販売なども取り扱い経験あり。資格はファイナンシャルプランナー、簿記2級、証券外務員資格を保有。現在は飲食店のオーナーを務める傍ら、金融関係のコンサルタントおよびプロのライターとして大手メディアに数多く寄稿。PRO Crowd Worker「TOP class」

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