カードローンで30万円借りると金利や利息(利子)・返済額はいくら？

2023年12月21日

30万円のある程度まとまったお金を借りたいならカードローンがおすすめです。

カードローンで30万円のお金を借りるなら、金利が低いとこ、審査に通りやすいとこ、今すぐお金借りられるとこ、選択範囲は広くなりますが、特に気になるのはやはり金利や利息についてですよね。

例えば30万円を金利18.0％のカードローンで1週間だけ借りると、返済利息は1,035円です。金利を下げて14.5％にすれば利息は834円まで低くなります。

一見すると、カードローンの金利によってそこまで利息に差はないように感じますが、30万円をすぐに完済するのは経済的な負担も大きく現実的ではないため、実際には数ヵ月～1年くらいの中期スパンで無理なく返済する流れになるかと思います。

この記事では、カードローンで30万円を借りると利息や返済額がいくらになるのかを解説します。

消費者金融や銀行の有名カードローンを比較しながら検証していますので、ぜひ参考にしてください。

カードローンで30万円借りる

30万円のそれなりにまとまったお金を借りるなら、やはり大手のカードローンが安心です。ラインナップは以下のとおりです。

カードローンは、資金使途が自由な個人向けの無担保ローンです。審査によって決められた限度額の範囲内で繰り返し自由に利用することができます。

担保や保証人は不要です。満20歳以上で安定した収入がある方であれば、アルバイトやパート、派遣社員の方でも申し込みすることができます。

カードローンで30万円借りると利息はいくら？

カードローンで30万円借りると利息がいくらになるのか見てみましょう。

シミュレーションするにあたって、各カードローン所定の最低返済額を支払っていくと仮定します。金利は限度額100万円以下の場合、上限金利が適用されることが多いので、それぞれのカードローンで適用される最も高い金利を基に利息総額を計算しました。

（*1）auじぶん銀行カードローンは返済回数が80回を超えたため返済額を6,000円→7,000円に変更
（*2）PayPay銀行カードローンは返済回数が80回を超えたため返済額を6,000円→7,000円に変更

消費者金融は金利が高い！とも言われていますが、確かに普通に考えると金利は高めに設定されているため、利息負担が大きくなるのは当然のことです。

しかし、各カードローンで決められている最低返済額を基にシミュレーションしてみると、以外にも銀行カードローンのほうが利息の支払総額が大きくなりました。

銀行カードローンは金利条件はいいのですが、最低返済額が少ないので返済期間が間延びしてしまうため、利息を多く支払うことになります。

「銀行カードローンは安心の金利で、毎月の返済に無理がない」というのは、あながち間違いありませんが、あなたの返済プラン次第ではデメリットにもなり得ます。1回払いの欄を見ていただくと分かる通り、返済回数が少ないほど支払利息は減ります。

30万円を賢く返済するコツ

ほとんどのカードローンの返済方法は「残高スライドリボルビング返済方式」です。借入額（残高）に応じて最低返済額が変動（スライド）するため、借金の残高が少なくなるにつれ毎月の返済額も減少します。

残高スライドリボルビング返済方式はその特性上、毎月きちんと返済していても借金がなかなか減らないシステムになっています。

例えば、とある銀行カードローンでは借入残高10万円だと最低返済額が2,000円に設定されます。借入額10万円、金利14.5％、返済額2,000円という条件で返済を行うと利息総額がいくらになるか見てみましょう。

※シミュレーターツールを使用していますが実際の金額とは異なる場合もあります

1回目の返済で支払う2,000円のうち利息は1,208円、借金の返済に充てられる元金はたったの792円です。21回目（約1年9ヵ月）にしてやっと元本の割合が高くなりますが、元々の返済額が少ないため、借金が減りづらく返済期間が長期化します。

最低返済額は毎月必ず支払わなければいけない最少の返済額です。カードローンの返済は最低返済額以上であれば自由に決めることができます。

毎回の返済に加え、随時返済（任意返済または追加返済）を行えば、その金額はすべて元本に充てられるので完済までの期間が短くなり利息を節約できます。

上記表のように、たとえ金利が高くても毎月の返済額を1,000円上乗せするだけで利息の支払総額は大幅に減らせます。

一括返済ですべて完済することも可能です。随時返済（任意返済または追加返済）しつつ、お金に余裕が出来たときに一括返済する方法がベストな返済方法です。

参考カードローンの金利と利息の計算方法をFPがわかりやすく解説

カードローンで30万円借りて毎月2万円ずつ返済

30万円お金を借りて、毎月2万円ずつ返済すると、利息の支払額がいくらになるのか見てみましょう。

毎月の返済額が同じ場合、金利条件がいいカードローンほど利息が少なくなります。

イオン銀行カードローンと金利18.0％のカードローンを比べた場合、約1万円程度の差がつきましたね。

カードローンで30万円借りて毎月3万円ずつ返済

続いて毎月の返済額が3万円の場合どうなるか見てみましょう。

返済回数が減るにつれ、銀行カードローンと消費者金融の利息の差は縮まります。借入額30万円を毎月3万円ずつ返済していくと、その差はおよそ7,000円程度になります。

無利息カードローンなら一定期間金利0円

返済金額が同じ場合、やっぱりカードローンは金利で選んだほうがいいと判断するにはまだ早いです。

カードローンの中には「無利息サービス」を提供しているものがあるからです。

「無利息サービス」とは、一定の利用期間の利息が0円になるというもので、無利息の適用期間内に完済すれば利息を支払うことなく借入れすることができます。

無利息サービスの適用期間なら金利0％になるので、短期の借入れを予定している方にとっては、特にお得なサービスです。

無利息サービスの活用でどのくらいお得になる？

無利息サービス付きのカードローンを利用した場合に、どの程度利息がお得になるのか検証しました。

例えば30万円を借りた場合、無利息期間の有無によってどのくらい利息に差が出るのか気になりますよね。

比較対象として、無利息サービスがない三菱UFJ銀行カードローンバンクイックに登場してもらいましょう。

※シミュレーションの結果と実際の利息額は異なる場合がございます

三菱UFJ銀行カードローン バンクイックと比較すると分かる通り、1年以内の短期間の借入れなら、無利息サービス付きのカードローンを利用したほうが利息の支払いが少なくて済みます。

参考無利息期間ありのカードローンおすすめ4選！金利0円キャッシング

即日カードローンで30万円をすぐに借りる

とにかく急いでお金を借りたいという方もいらっしゃるでしょう。以下のカードローンは審査回答が早く即日融資も可能です。

※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

銀行カードローンの中には、その銀行の普通預金口座を持っていないと申し込みができないところもあるので注意しましょう。公式サイトでは「口座不要でお申込みが可能」と表記されていても、実際には契約時に口座開設が必要になるというパターンです。

口座を持っていない場合は、カードローンの申し込みと口座開設を同時に行う必要があるので、融資実行まで約1週間以上かかってしまいます。

下記の銀行カードローンは、申込先の金融機関の口座をお持ちであれば比較的に借入れまで早いです。

• みずほ銀行カードローン
• 住信SBIネット銀行カードローン
• PayPay銀行カードローン

※PayPay銀行カードローンは初回の借り入れに限り、他金融機関への振り込みが可能。

参考即日融資カードローンおすすめ5選！最短30分で即日審査も可能

自動契約機で即日カード発行

「仕事が終わって今から申込み」「土日や祝日しか休みがない」という方は、Web申込みのあとに自動契約機でカード発行すれば、土日祝日を含め夜21時まで借り入れが可能です。

カードローン専用のローンカードは基本的に契約後に自宅に郵送されるのでカードが手元に届くまで約5日～1週間程度かかりますが、自動契約機で直接カードの受け取りをすればATMを利用してすぐにお金を借りられます。

参考までに、自動契約機を活用したカードローンの申し込みの流れを以下にまとめてみました。

自動契約機にて契約手続きとカード発行をする際には、運転免許証などの本人を確認できる書類が必要です。カードを受取りできれば店舗内のATMや最寄りのコンビニATMで現金の借入が可能です。

30万円を借りられるカードローン

30万円を借りたい人向けのおすすめカードローンをランキング形式でご紹介します。

30万円の比較的にまとまった資金を借りるなら、借入先を間違えると返済に苦労するかもしれません。利便性なども考慮したうえで賢く選びましょう。

（※当社調べ）

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この記事の執筆者

知って得するお金の情報サイト「知っ得！カードローン」の運営者です。キャッシング専門ライターとして活動を始めてから、今年で6年目になります。貸金業務取扱主任者資格、ファイナンシャル・プランニング技能検定2級（FP）、日商簿記検定2級に合格。生活困窮者や自己破産者を救いたい一心で記事を書いています。