J.Score(ジェイスコア)の審査の流れと審査基準

J.Score(ジェイスコア)の審査の流れと審査基準

2017年9月に日本の消費者金融業界でFintechを活用した新しいタイプの金融会社が生まれました。それがJ.Score(ジェイスコア)です。

J.Score(ジェイスコア)は、メガバンクのみずほ銀行と3大キャリアのひとつソフトバンクが合弁で設立した日本初のAIスコア・レンディングに基づく消費者金融会社です。

J.Score(ジェイスコア)の何が新しいかというと、消費者金融のローン審査にAI(人工知能)を取り入れたことです。

AIは今やソフトバンクがその先端を行く新鋭のテクノロジーであり、今後も新しいさまざまな分野に応用が期待される技術ですが、そのAIをみずほ銀行の持つ膨大な個人データ、ソフトバンクユーザーのビッグデータと融合させてローン審査に組み込んだことに大きな意義があります。

この記事では、AIによる審査態勢が消費者金融でおこなわれてきた従来の審査とどう違うのか、また、その審査プロセスとはどのようなものか、AI審査を通るために申込者は何をしたらよいかなど、J.Score(ジェイスコア)の審査について解説します。

J.Score(ジェイスコア)の審査

J.Score(ジェイスコア)は、みずほ銀行とソフトバンクが出資比率50%:50%で作った日本初のAIスコア・レンディングに基づく消費者金融会社です。

みずほ銀行の持つ個人融資に関する審査業務スキルと、ソフトバンクの持つAI機械学習・分析技術を、各々の会社が持つビッグデータを元に融合させることで、AIスコア・レンディングによる新しい形の個人向け消費性融資サービスが生まれました。

J.Score(ジェイスコア)では、徹底したAIスコア・レンディングの活用で、従来の消費者金融スコアリング審査でカバーできていなかった点を追加し、また、業務の効率化を図ってローコスト運営を実施することで、その果実を低金利の実現や各種サービスの充実に振り向けることを狙っています。

J.Score(ジェイスコア)のAIスコア・レンディングとは?

AIスコア・レンディングとは、得点(スコア)に基づく融資(レンディング)のことで、ビッグデータとAIによって算出された1,000点を上限としたAIスコアで融資利率・契約極度額が決まります。

さらに、J.Score(ジェイスコア)契約後もスコアをアップさせることで、融資利率引き下げや契約極度額アップが期待できます。

J.Score(ジェイスコア)のAIスコア診断とは?

AI(人工知能)という言葉には、本来広範な技術を含んでこう呼んでいますが、そのひとつに「各種情報から一定の知識を習得する」「一定の将来予測をおこなう機械学習」等の技術があります。

そしてその技術をローン診断に取り入れたのがJ.Score(ジェイスコア)の「AIスコア診断」です。

AIスコア診断では、個人の持つさまざまな情報や特性から顧客の信用力と将来の可能性をAIが読み取り、スコア化します。

従来のスコアリング審査で重視されてきた個人情報に加え、それまでは融資判断からは外されていたさまざまな顧客情報を加えて総合診断することで、顧客の信用力をより等身大に近づけました。

さらに、スコアの精緻化で顧客の信用力を現在のみならず将来性まで含めて判断することを目指しています。

審査の新しい形・将来の可能性をスコア化

従来の消費者金融におけるスコアリング審査は現時点の限定された個人情報に基づく審査だったので、どちらかというと年齢の高い正社員などに有利で若者や非正規雇用者など、身分が不安定で年収の低い申込者には融資で不利に働く審査方式でした。

しかし、AIスコア診断に基づくAIスコア・レンディングでは申込者の将来性もスコア化できるようになり、スマホユーザーの多くを占める若者を取り込むことで、従来以上に審査対象が広がることとなりました。今後は、より公平に与信判断されることが期待されています。

AI審査のメリットは自分で融資利率・契約極度額を把握できること

J.Score(ジェイスコア)に融資の申し込みをする前に、自分でAI審査(スコア診断)することで融資利率や契約極度額を知ることができます。

J.Score(ジェイスコア)のAIスコア・レンディング参考値
AIスコア金利(実質年率)極度額(利用限度額)
600~1,0000.8%~15.0%10万円~1,000万円
400~599

*貸付利率(実質年率)0.8%については、みずほ銀行、ソフトバンクまたはワイモバイル、およびYahoo!JAPANとの情報連携を行った場合に限り適用いたします。

あくまでAI審査での結果であり、J.Score(ジェイスコア)による最終決定ではありませんが、申込前に一定の結果を確認できるので、審査の可否に不安を抱く人にとっては、申し込むかどうかの大きな動機となります。

AIスコア・レンディングの審査基準は600点以上が最低ライン

AI審査(スコア診断)で理解しておくべき大事な点は、AIスコア・レンディングのスコア結果が1,000点満点の600点を下回った場合、融資利率や契約極度額を知ることができないという点です。

まずは融資利率や契約極度額を知るために、何とかして600点を超えるスコアを出す努力が必要になってきます。

参考値をご覧いただくと分かる通り、AIスコアが600点未満の場合はAIスコア・レンディングを利用できません。ただし、スコアアップにより600点以上となった場合は、AIスコア・レンディングの利用が可能になります。

審査が不安ならデモスコア体験(簡易スコア診断)をやってみる

J.Score(ジェイスコア)では本格的なAI審査(スコア診断)を受ける前に、「①年齢」「②勤続年数」「③年収」「④雇用形態」「⑤趣味」の5つの属性を入力して簡易スコア診断を体験することができます。

  1. 年齢
  2. 勤続年数
  3. 年収
  4. 雇用形態
  5. 趣味

筆者もトライしてみましたが、私のようにかなり属性が低くてもスコアが550~650点を示したので、ここで示されたスコアは参考になりません。

簡易スコア診断はあくまでお試しレベルに過ぎないので、より正確なスコアを知りたい人は、体験後すぐに正式なAIスコア診断にチャレンジしたほうがよいと思います。

正式なAIスコア診断でも基本項目の入力だけの診断なら最短で数分程度で終わります。

【J.Score公式】まずはデモスコアを体験してみる(無料)

アカウント作成では個人信用情報は傷つかない

J.Score(ジェイスコア)のAIスコア診断を受けるためには、メンバー登録(アカウント作成)が必要になります。

メンバー登録(アカウント作成)にはメールアドレスとパスワードが必要です。ただし、メンバー登録で個人の信用情報に傷がつくことを心配される人がいるかもしれませんが、これはまったく心配ありません。

J.Score(ジェイスコア)から信用情報機関のCICに信用照会されるのは、正式に申し込んで審査が開始されてからです。AIスコア診断だけで申込者の信用情報に傷がつくことは一切ありません。

しかし、他の消費者金融では、J.Score(ジェイスコア)のようなシステムではなく、仮審査あるいは本審査を受けた段階で、その申込情報が業者から信用情報機関に送られて登録されるため、その事実によってそのあとの審査や結果に影響する場合があります。

その点でいえば、AIスコア診断で事前に利率や契約極度額が分かる方式は、もしその結果に納得できなければ途中で申し込みを止めるという選択も可能なのです。

参照【J.Score公式】AIスコア診断をやってみる(無料)

J.Score(ジェイスコア)の審査の流れ

AI審査(スコア診断)が終わるといよいよJ.Score(ジェイスコア)の申し込みの流れに入ります。

ただし、ここでどうしてもスコアが600点に届かないとか、スコアが600点に達しても自分が希望するほどの結果が出なくて申し込みの意思が弱くなった人はここで作業を中止しても構いません。

この時点なら、まだ申し込みは完了していないので、信用情報に傷がつくこともないので安心です。

一方、この段階で自分のスコアと審査結果に納得した人はいよいよ本格的に申し込みに進んでください。

J.Score(ジェイスコア)の審査の流れは以下の通りです。

  1. 申し込み
  2. 仮審査結果の回答
    ※仮審査から本審査までは1~3時間程度かかる
  3. 必要書類の提出
  4. 本審査結果の回答
    ※本審査は1~3時間程度かかる(本人の信用状況や混み具合で変わります)
  5. 契約手続き
  6. お借り入れ

J.Score(ジェイスコア)の仮審査の流れ

AIスコア診断で5分~40分ほどかけて個人情報を入力したあとに、契約極度額、適用金利を確認して、その結果に納得したらいよいよ申し込みです。

J.Score(ジェイスコア)に申し込んだら仮審査の結果を待ちます。仮審査の結果は本人にメールで送られてきます。

J.Score(ジェイスコア)の仮審査に通ると、そのまま続けて本審査へと進みます。

J.Score(ジェイスコア)の本審査の流れ

J.Score(ジェイスコア)の本審査は、他の消費者金融でおこなわれる審査とほぼ同じ内容です。

ただし、一部は仮審査の段階でおこなわれる可能性もありますが、詳細なプロセスは公表されていないのであくまで推測です。

J.Score(ジェイスコア)の本審査は担当スタッフがおこなう仕組みとなっており、主な審査内容は以下の4つです。

  • 提出書類の確認と真偽のチェック、入力内容との突合など
  • AIスコアと金利・契約極度額の妥当性チェック
  • 個人信用情報のチェック
  • 勤務先への在籍確認

審査の最終決定はAI?それとも人?

本審査における最終決定はJ.Score(ジェイスコア)の審査スタッフであり、AIが審査の可否を決定するわけではありません。

AIの精度が上がることで、将来的に人間からAIに決定権が移っていくのかどうかは定かでありませんが、AI自身が学習機能を持っているので、ローンの審査で将来的にAIが決定権を持つことはあながち夢物語ではないのかもしれません。

AIスコア結果と金利・契約極度額の妥当性チェック

審査内容が公表されていないのであくまでも筆者の推定ですが、J.Score(ジェイスコア)の審査スタッフにより適用金利や契約極度額の妥当性についてチェックしていると考えられます。

チェックの対象は、審査の効率面からAI診断だけでは判断が難しい対象者の案件が中心となるでしょう。

一方、このような例も考えられます。AIスコア診断が50万円超の契約極度額を利用可能と診断していても、申込者が収入証明書をJ.Score(ジェイスコア)に提出しなければ融資認可額は最大50万円までとなります。これは総量規制のルールでこのように決められているからです。(※総量規制については下記の章で詳しく解説)

確実に審査を通るためにも、まずは50万円以下で申し込み、借り入れや返済の利用実績を作りながらスコアアップにより契約極度額を上げていくのもひとつの方法です。

個人信用情報のチェック

J.Score(ジェイスコア)が加盟しているのは、3つある指定信用情報機関のひとつCIC(シー・アイ・シー)です。

CICへの信用照会でチェックされる項目は主に以下の2つです。

1.金融事故情報のチェック

金融事故情報(信用情報機関にける正式名は異動情報)とは、62日以上または3ヵ月以上の返済滞納、自己破産や任意整理などの債務整理に関する金融事故をいいます。

このような信用に関する重大インシデントが個人信用情報機関に登録されていると間違いなく審査に落ちます。

2.融資決定額が総量規制のルール内にあるかどうかのチェック

J.Score(ジェイスコア)は消費者金融として総量規制を受けているので、J.Scoreの利用極度額と他社からの借り入れを含め、借入総額が本人の年収の3分の1以内に収まるかどうかをチェックしています。

借入総額が年収の3分の1を超えている場合、J.Score(ジェイスコア)により借り入れの利用極度額を減らされるか、J.Scoreの利用そのものができなくなる場合があります。

勤務先への在籍確認

在籍確認とは、カードローンやキャッシングの申し込みを受けた金融業者が、申込者が勤務している会社などに電話し、本当にその勤務先で働いているかどうかを確認する手続きです。

本審査の中では最も重要な手続のひとつで、基本的に電話での在籍確認を避けることはできません。また、在籍確認の手続が済むことなくカードローンを利用することもできません。

しかし、借り入れは申込者にとって本来ナィーブなものであり、中には職場に電話をかけられることを嫌う申込者もいます。そこで金融業者の中には最初から在籍確認を電話でなく書類でおこなう業者や、申込金額の大きさや申込者の信用状況に応じて電話でなく他の方法で弾力的に対応してくれる業者もあります。

筆者がJ.Score(ジェイスコア)に電話をかけて直接確認をしたところ、ケースバイケースで対応してくれるようでした。

申込者からの申し出がなければJ.Score(ジェイスコア)は電話で在籍確認をおこないますが、どうしても避けたい場合には、早めに相談されることをおすすめします。

J.Score(ジェイスコア)の審査に落ちる理由と対策

J.Score(ジェイスコア)の審査に落ちる人、通りにくい人の傾向についてです。

この章では、J.Score(ジェイスコア)のAIスコア・レンディング審査に落ちる理由とその対策について解説します。

AIスコアが600点ギリギリの場合

AI診断のスコア結果で、J.Score(ジェイスコア)の審査を受けられる600点ギリギリで正式申込みをおこなうと審査に落ちる可能性があります。

もともとどのようなタイプの試験でもそうですが、合格ラインギリギリの当落線上にいる人はちょっとしたことの違いで落ちてしまいますよね。

これはJ.Score(ジェイスコア)の審査でも同じで、スコアが低いということはそれだけ信用度が低いということなので審査で落ちやすくなっています。

そのため、今回は無理に申し込まず、スコアアップできる条件が整ったところで、再度AI診断する方が得策かもしれません。

あるいは、当面は600点に達する見込みがない場合は、頭を切り替えて他の消費者金融に利用極度額を下げて申し込むというのもひとつの方法です。

AIスコア以外で審査に落ちる原因

AIスコア以外に考えられる審査に落ちる理由としては、以下のようなものがあります。

  • 信用情報に傷がある
  • 返済比率が高すぎる
  • 複数のカードローンを同時に申し込んだ
  • データ入力時の内容に嘘が混じっている

信用情報に傷がある

J.Score(ジェイスコア)としては審査で加盟の信用情報機関に本人の信用照会をするので、その問い合わせで過去の返済で滞納や破産等、債務整理の情報が登録されていたら審査で落ちます。

さらに、現在も他社で頻繁に返済遅延が起こっていたら審査に落ちる可能性が高くなります。

返済比率が高すぎる

J.Score(ジェイスコア)のAIスコアがいくら高くても、年収に対する返済比率が高いと審査に落ちやすくなります。

返済比率が40%を超えると審査でかなり落ちやすくなるので、できればそれ以下に留めておくことが肝心です。

複数のカードローンを同時に申し込んだ

J.Score(ジェイスコア)の申し込みとは別に、1ヵ月以内に他社のカードローンを複数申込んでいると審査に落ちやすくなります。

できれば、他社への申し込みは6ヵ月以上あいだを空けてから申し込むとよいでしょう。

データ入力時の内容に嘘が混じっている

AIスコア診断では、個人情報を入力するのはあくまでも本人であり自己申告によるものです。そのため、診断を受ける者が診断結果を良くしようとして嘘や虚偽の内容を入力することもできます。

J.Score(ジェイスコア)としてもシステム構築時に当然その対応も織り込み済みで、申込者が嘘の情報を入力してAI診断で高スコアを狙っても、過去のビッグデータや本人申告内容の全体的なバランスから入力内容の矛盾をAIが読み取り、自動的にスコアダウンさせるでしょう。

スコアが落ちれば審査が通りにくくなるばかりか、最悪J.Score(ジェイスコア)の審査に落ちることになります。

審査に落ちたあとも影響が長らく残る可能性もあるので、嘘を入力することだけは絶対に止めておきましょう。

AIスコア診断で600点取れても審査に通るとは限らない

仮にAIスコア診断で600点以上を取れたからといって、J.Score(ジェイスコア)の審査を確実に通ることを意味しているわけではありません。

なぜなら、最終決定はAIではなくあくまでも人間ですので、そこに審査に落ちる何かの要因があればスコアの大小は関係なくなるからです。さらに審査基準も公表されていないので、AI診断の結果が高スコアというだけでは審査の通過に関しては当てになりません。

申し込みサイドとしては、属性を少しでもよくする努力をしながら、あくまでも謙虚に審査を受けるしかありません。

AIスコア取得で600点以上取るコツ

そうは言いつつも、やはりAIスコア診断で600点以上を取らないとJ.Score(ジェイスコア)のAIスコア・レンディングの受け付もしてもらえないので、まずは600点以上とるコツを知らなければなりません。

そこで申込者共通で使える効果的なテクニックについて詳しく解説します。

すべての質問に答える

AIスコア診断のすべての質問数は150項目以上も用意されています。

それだけに最初の基本項目16個だけの質問に答えてスコアを出すより、残りの質問により多く答えて、個人情報をできるだけ提供することが、総スコアが600点を超える近道です。

すべての質問に答えるには30分〜40分ほどかかりますが、あとで良い結果を得るためには避けられない必要な時間だといえます。

みずほ銀行、ソフトバンク、Yahoo! JAPANと情報連携する

追加の質問カテゴリー6分類の中に「情報連携(LINK)」という項目があります。ここでみずほ銀行、ソフトバンク、Yahoo! JAPANと情報連携すればかなりのスコアアップが見込めます。

2017年9月にJ.Score(ジェイスコア)のAIスコア・レンディングが登場した当初は、みずほ銀行と情報連携してもスコアに反映されるまでに丸1日かかりましたが、現在はすぐに反映されるようにシステムも改善されているので、仮審査の結果は最短30秒で回答します。

みずほ銀行との情報連携の場合、もしみずほ銀行に口座を持っていなければ、J.Score(ジェイスコア)申込前に口座開設しておくことをおすすめします。そうすればAIスコア診断時にみずほ銀行と情報連携できてスコアアップできます。

さらに、すでにみずほ銀行で長らく口座を利用していれば、その取引年数や口座残高に応じて、スコアに反映される可能性もあり、ぜひ情報連携するようにしてください。

ソフトバンクとの情報連携もスコアアップにはとても有利です。新しくソフトバンクのスマートフォンやSoftBank 光と契約し、J.Score(ジェイスコア)と情報を連携する方法もあります。それ以外にも、既存のソフトバンクユーザーであれば契約期間もスコアに反映される可能性があります。

また、2018年4月以降、ソフトバンクグループのYahoo! JAPANがJ.Score(ジェイスコア)との情報連携に参加しています。

Yahoo! JAPANのサービス(Yahoo! ショッピングやヤフオク! など)の利用履歴がJ.Score(ジェイスコア)に反映されるため、AI診断のスコアアップに役立ちます。

Yahoo! JAPANのIDを持つユーザーは、J.Score(ジェイスコア)の申し込みにうまく活用してください。

情報連携による金利の引き下げ

※みずほ銀行、ソフトバンクまたはワイモバイル、およびYahoo!JAPANとの情報連携により貸付利率(実質年率)を0.1%引下げいたします(最大0.3%引下げ)。
※貸付利率(実質年率)0.8%については、みずほ銀行、ソフトバンクまたはワイモバイル、およびYahoo! JAPANとの情報連携を行った場合に限り適用いたします。
なお、Yahoo! JAPANとの情報連携で金利引き下げとなるのは、以下のいずれかを満たす場合です(金利引き下げのタイミングはそれぞれの場合で異なります)。
・情報連携に同意された日の前月末から過去1年以内に「Yahoo!ショッピング」の購買履歴がある
・情報連携に同意された日の前月末から過去1年以内に「ヤフオク!」の落札(支払)履歴がある
・情報連携同意時点で「Yahoo!プレミアム」会員である

総量規制とJ.Score(ジェイスコア)

ここで総量規制について触れておきます。

総量規制とは、消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者を対象とした法律で、貸金業者の融資総額を量的に制限することで、過剰貸付や多重債務者発生の防止を目的としています。

具体的には、貸金業者は申込者への貸付総額が本人の年収の3分の1を超えて貸し付けることができなくなりました。

また、本人から50万円を超える限度額の申し込みがあった場合、あるいは他社と合計して貸付総額が100万円を超える場合には、必ず本人から所得を確認する書類を提出させるルールになっています。

年収を確認させていただくため、以下の「収入証明書類」のご提出をお願いする場合がございます。

  • 1.源泉徴収票
  • 2.住民税決定通知書、納税通知書
  • 3.確定申告書
  • 4.所得(課税)証明書
  • 5.給与明細書

※当社との契約金額が50万円を超える場合、または、当社との契約金額が50万円以下となるものの他の貸金業者での利用額を含めた合計金額が100万円を超える場合はご提出ください。
※上記の金額にかかわらず、年収を確認させていただくため「収入証明書類」のご提出をお願いする場合がございます。
引用:収入証明書類のご提出について|J.Score

J.Score(ジェイスコア)は総量規制の対象外?

公式サイトにも書かれているようにJ.Score(ジェイスコア)は消費者金融業者です。

また、貸金業者として国に関東財務局長(2)第01510号で登録されている正規業者でもあります。そのため、他の消費者金融と同様にJ.Score(ジェイスコア)も総量規制の対象になっています。

総量規制はJ.Score(ジェイスコア)審査に影響する?

J.Score(ジェイスコア)が総量規制を受けることで、審査への影響やデメリットはあるのでしょうか?結論としてはあります。

まず総量規制では所得のない個人へは融資ができないため、J.Score(ジェイスコア)では専業主婦(主夫)へは融資ができません。

ただし、専業主婦でもパート主婦として働き始め、一定の勤続年数、安定した収入さえ確保できればJ.Score(ジェイスコア)の融資対象になれます。

また、総量規制では本人に住宅ローンや自動車ローンなどの借り入れがあっても「総量規制の除外貸付」として扱われているので、これらのローンを含めずに年収の3分の1までJ.Score(ジェイスコア)では貸し付けできます。

一方、本人に銀行系カードローン、他の消費者金融、クレジットカードのキャッシング枠などの取り引きがあれば、これらは合算して審査されるので返済比率が悪くなります。

他の借り入れがあった場合、J.Score(ジェイスコア)の審査では必ず申告しなければならない項目なので、入力を忘れないようにしてください。

もし未申告だった場合には、あとでJ.Score(ジェイスコア)の信用照会で利用していることがわかると、評価を下げられて審査に落ちるとか、契約極度額が引き下げられる可能性があります。

J.Score(ジェイスコア)の審査時間

J.Score(ジェイスコア)の公式サイトには、「お申込からお借入れまで最短即日融資」と記載されているので、すべての手続が問題なくスムーズに進んだ場合、確かに最短即日で融資はできるのでしょう。

ただし、審査はあくまで原則通りに進むものばかりでなく、追加の確認や必要書類の不備などによりさまざまなケースがあります。審査には時間がかかるという前提で審査を受けるほうが心構えとしてはよいと思います。

ただ公式に最短当日で審査や融資が受けられる可能性が表明されているのは、即日融資を望む利用者にとっては心強いものですね。

J.Score(ジェイスコア)で審査時間や融資時間が短くできる理由は、手続きが申込みから融資・借入まですべてネットで完結しているからです。さらに審査もAIスコア・レンディングに基づきおこなわれるので結果が出るのも早いです。

また、審査にあたり銀行カードローンのような保証会社もつかないので保証審査もなく、その分だけ審査時間を短くできます。

ただし、デメリットもあります。それは仮審査も本審査もすべてJ.Score(ジェイスコア)の営業時間内で行われることです。

そのため、仮審査が最短30秒程で結果が出たとしても、本審査では他の手続に時間がかかるため、一般的には融資までに数時間程度かかることを理解しておかねばなりません。

仮に審査中に営業時間を過ぎたら審査は翌営業日に回されます。それだけに、もし確実に即日融資が受けたいのなら、前日夜か平日の朝までには申し込みを済ませておき、平日14時45分までにはすべての手続を完了させておくとよいでしょう。

J.Score(ジェイスコア)の審査時間と即日融資
消費者金融審査時間即日融資
J.Score(ジェイスコア)仮審査最短30秒最短即日
アコム最短30分最短1時間
プロミス最短30分最短1時間
アイフル最短30分最短1時間
SMBCモビット10秒簡易審査最短即日
レイクALSA最短15秒Webで最短60分融資も可能
※21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、
当日中にお振込が可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。

※申し込みの曜日や時間帯によっては、翌日以降の取り扱いとなる場合があります。

J.Score(ジェイスコア)の審査に有利な人

商品概要によると、J.Score(ジェイスコア)を利用できるのは以下に該当する方々です。

  • 契約時年齢が満20歳以上、満70歳以下の国内に居住する人
  • 安定かつ継続した収入の見込める人

さらに学生や留学生、永住権のない外国人でも、国内に住んでいてアルバイト等で安定収入があれば申込みできるなど、非常に広範囲な対象者が申込みできるように設計されています。

それでは誰が審査では有利になるのでしょうか?それについてもう少し掘り下げていきます。

みずほ銀行取引先 ・ソフトバンクユーザー

申込者がみずほ銀行・ソフトバンクの取引先の場合、AIスコア診断で情報連携することで、確実にスコアアップするので、大きな契約極度額や低金利が期待でき確実に有利といえます。審査でも一般的な申込者より配慮される可能性は高いです。

できることならJ.Score(ジェイスコア)を利用する前に、みずほ銀行と取引を開始しておくか、ソフトバンクの利用者となっておくことがベストでしょう。

J.Score(ジェイスコア)のメリットは金利

一般の申込者でもJ.Score(ジェイスコア)の利用者となることでさまざまなメリットがあります。例えばカードローンの金利です。

J.Score(ジェイスコア)は上限金利が年15.0%です。低金利といわれている銀行カードローンでも平均金利は年14.5%ですから、J.Scoreを借りて利用するだけでもメリットは十分あります。

さらに他の大手消費者金融のカードローンなら初めて借りる人の多くは年15.0%~18.0%を適用されるでしょう。それと比べたらJ.Score(ジェイスコア)利用者の受けるメリットは一目瞭然です。

ただし、融資金利が低いということは審査が厳しいということの裏返しでもあります。それだけにJ.Score(ジェイスコア)の審査が簡単ということでもありません。

J.Score(ジェイスコア)を利用するためには申込者としても一定の審査基準を満たしておく必要があります。

そういう意味では、最初のAI診断で何とか頑張って少しでもスコアを上げて、審査基準のハードルを下げておくことが必要になってきます。

まとめ

J.Score(ジェイスコア)のAIスコア・レンディングについて、その審査の流れと審査基準、また、審査を通るコツなどさまざまな視点から解説してきました。

日本初、AIスコア・レンディングのJ.Score(ジェイスコア)の登場は、消費者金融業界に新しい流れを生むことが期待されています。

また、AIスコア診断と無店舗対応、すべての融資手続をスマホ・パソコンからおこないネット完結する、この仕組みにより引き下げたコストを低金利や高限度額の形で利用者に還元するというスキームは、これからも利用者の拡大に貢献していくことでしょう。

一方で従来からのスコアリング審査をおこなう消費者金融業者は、店舗網の充実やシステムの維持にコストがかかり、当面高コスト体質からの脱却は難しいと考えています。

これらの業者が、J.Score(ジェイスコア)のようなフィンテックモデルに切り替えようにもいろいろな制約があり、簡単には切り替えできないと筆者は予想しています。

当面は従来型の審査モデルとJ.Score(ジェイスコア)のようなフィンテックモデルの2極化が進むのではないでしょうか。

それでも時代はドンドン先に進んでいくので否応なく競争の激化が起こり、いずれどちらかが勝者になる日がやって来ます。

J.Score(ジェイスコア)は高金利の評価を受けている消費者金融の世界に初めて低金利の概念を持ち込んだ消費者金融業者です。

もし利用者から、J.Score(ジェイスコア)が大きな評価を受けることができれば、J.Scoreはこれからもさらに業績を伸ばしていくことができるでしょう。

一方で今後、J.Score(ジェイスコア)の利用者が増えて、AI診断によるビッグデータが集まってくるとさらにAIの診断精度が上がり、逆に審査が厳しくなる可能性も否定できません。そうなると逆にJ.Scoreが利用者から申込を避けられる可能性もあります。

いずれにしてもJ.Score(ジェイスコア)の未来はまだまだ未知数ですが、それだけに大きな期待も持つことができます。

NEXTJ.Score(ジェイスコア)のスコアアップ方法